子供が歩き出す年齢は1歳くらいからです。
何もつかまらずに2~3メートル歩けるようになったら靴を選んであげましょう。
でも初めての正しい靴選びを理解している人は33%しかいないのが現状です。
間違った靴選びは足にも悪い影響を与えてしまいます。
子供の成長を妨げないためにも、正しい靴選びの知識を得ましょう。
特に1歳から3歳の靴選びは重要です。
今回は初めての靴選びについてポイントを紹介します。
チェックすべき4つのポイント
①かかとに気をつける
靴のかかとを覆う部分に芯が入っていて、かかとが傾かないにようにホールドしてくれるものを選びます。
理由はこのころの子供の骨は大人と比べてまだやわらかいので立って歩いた時に自分の体重を支えきれないからです。
これを補うためにかかとをサポートしてくれる靴が必要になります。
もし、かかとに芯が無く靴が歩行をサポートしてくれないと骨が内側に傾く外反へん平足になったりします。
痛みが出たり歩くのに支障が出たりする事もありますので外せない条件です。
②サイズはどうやって決めるか
当たり前の知識としては、小さすぎると指が曲がってしまう、大きすぎると歩行が安定せずに危ない。
でももっと重要な事は
「足の指が全て圧迫されずに自由に動かせるか」です。
試着の時つま先にサイズを合わせてしまってはダメです。
他の指が曲がってしまい、正しいサイズが選べません。
子供は今履いているものが自分に合っているかどうかは分かりませんから、しっかりと見てあげる事が大事です。
今市販されている靴の形ならかかとを後ろに着けた状態でつま先に5ミリくらいの余裕があるものがこの条件を満たすでしょう。
5ミリ大きめは昔からよく言われている事ですが、こんな理由があったわけです。
③フィット感が調節できる。
これは足の甲の部分にピッタリと靴をフィットさせるためのヒモやファスナー、マジックテープのついたものです。
最初は自分で結んだり脱着することはできませんからどれを選んでも問題は無いでしょう。
しいて言えばファスナーは調整幅が狭いので、ヒモかマジックテープのものが良いと思います。
フィット感は正しい歩き方を身につけるためには必須の条件です。
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④底に適度な弾力がある
歩く時の衝撃を和らげて足を守ります。
骨がまだやわらかく、正しい歩き方を覚えていない時期には大切な条件です。
でも、靴底が厚すぎるものはNGです。
そして、ピッタリのものを選んだあとは…
子供の成長の早さに気を付ける
ピッタリのサイズを選んでも子供の成長は早いので3か月から4カ月で靴が合わなくなる事があります。
こまめにチェックしてあげましょう。
小さくなってきた時のサインとしては、
「歩くのがうれしくなってきた筈なのにすぐに、おんぶや抱っこをねだるようになった。」
と言う時は必ず確かめてあげましょう。
子供は「痛い」のが靴のせいなのか、歩く事そのものが苦痛なのか分からないので言い出さない事が多いです。
気付いてあげられるようにしてください。
あと、2人目が生まれた時にやりがちですが注意することは、
お下がりはやめた方がよいです。
理由は靴は履いた人の歩き方で形に癖がついているからで、靴底、特に踵が減っている場合は悪い影響が出やすいです。
同様にご近所のお子さんが履いたものも避けた方がよいでしょう。
足に合わない靴による悪影響の例
最後に靴が合わないとこんな影響が残る例を紹介します。
これは6~7歳くらいまで年齢幅を広げてピックアップしてみました。
①指の曲がり
大きめの靴を履き続けることによって起きます。
もったいないという理由で買い与えるケースが多いのですが、スリッパをはいているのと同じになるので踵が固定されず、指(特に親指)を曲げないと脱げてしまいます。
こうすることで負担がかかり、指が変形してしまいます。
②アーチの形成の遅れ
指の曲がりと同じ理由で起こります。
③外反母趾
ヒールを履く女性に多いですが、きつくなった靴、つま先に合わせて間違ったサイズ選びをした場合はこうなる可能性があります。
子供が初めて歩いた時の感動は忘れなれないもので、その後の成長が楽しみですね。
将来の健やかな成長は足元から。
初めての靴選びの参考にしてください。
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2014-10-28 16:29
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