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エボラ出血熱 日本国内の受け入れ病院リスト

感染者が8カ国9000人を超え猛威をふるうエボラ出血熱。

セネガル、ナイジェリアでは、終息宣言が出されましたが、アメリカ、スペインにはまだ拡大の懸念が残っています。

日本国内では感染者が出ていませんが、海外渡航の機会が多い人などから国内にウイルスが持ち込まれ、感染が拡大する可能性は否定しきれません。

いざという時のために、エボラ出血熱の症状と受け入れ体制を持つ病院を知っておきましょう。

症状は?


エボラ出血熱はウイルスによる感染症です。

症状は感染後2日~最大21日(通常は7日から10日)の潜伏期間を経て発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、のどの痛み、などが現れます。

ここまではインフルエンザの症状と似ています。

次いで嘔吐、下痢、胸の痛み、吐血、下血の症状が現れます。

インフルエンザと違い、今のところワクチンが開発されていませんので、症状に応じた措置を取るため、専門的な体制の整った機関での治癒をしなければなりません。


どのように感染するのか


WHOがエボラ出血熱に感染するリスクの高い人たちを定義づけています。

①医療従事者
②患者の家族や近親者
③埋葬時の儀式の一環として遺体に直接触れる参列者

つまり患者や感染者に直接接触がある人です。
エボラ出血熱はインフルエンザのように咳やくしゃみの飛沫を介して人から人へは移りませんし、空気感染もしません。

感染経路としては二つが考えられています。

①エボラウイルスに感染した患者の血液、分泌物、吐しゃ物、排泄物、またこれらに汚染されたものに十分な防護なしに触れた際に傷口や粘膜から感染する事があります。

②エボラウイルスに感染した野生動物の死体や生肉に直接ふれた人が感染する。こちらは人から人へではなく、野生動物から人間界へのルートと推測されています。

ニュースで防護服に身を包んだ医師の映像が流れましたが、空気感染の恐れがあるからではなく、このような理由であの恰好をしているわけです。

報道する側も一言付け加えてくれないと誤解を招きます。

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エボラ出血熱患者の受け入れ体制がある機関


厚生労働省から受け入れ態勢のある機関が発表されましたが、国内で感染が広まった場合を考えると少ない、と言うのが正直な感想ですね。

海外で症状のある患者がエボラ出血熱とは気付かずに行動して、偶然それに触れて帰国した人から国内に感染が広がった場合はこれで大丈夫なのかと思います。

でも、拡大を最小限に食い止めるためにも知っておくべき機関ですので、お住まいの近くのものだけでもチェックしておいてください。

●特定感染症指定医療機関 : 3医療機関(8床)

・成田赤十字病院 (千葉県)2床
・独立行政法人国立国際医療研究センター病院(東京都)4床
・りんくう総合医療センター(大阪府) 2床

●第一種感染症指定医療機関 : 44医療機関(84床)

・北海道
市立札幌病院 2床
・岩手
盛岡市立病院 2床
・山形
山形県立中央病院 2床
・福島
公立大学法人福島県立医科大学附属病院 2床
・茨城
JAとりで総合医療センター 2床
・栃木
自治医科大学附属病院 1床
・群馬
群馬大学医学部附属病院 2床
・埼玉
埼玉医科大学病院 2床
・千葉
成田赤十字病院 1床
・東京
都立墨東病院 2床
都立駒込病院 2床
公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院 2床
・神奈川
横浜市立市民病院 2床
・新潟
新潟市民病院 2床
・富山
富山県立中央病院 2床
・福井
福井県立病院 2床
・山梨
山梨県立中央病院 2床
・長野
長野県立須坂病院 2床
・岐阜
岐阜赤十字病院 2床
・静岡
静岡市立静岡病院 2床
・愛知
名古屋第二赤十字病院 2床
・三重
伊勢赤十字病院 2床
・滋賀
大津市民病院 2床
・京都
京都府立医科大学附属病院 2床
・大阪
市立堺病院 1床
大阪市立総合医療センター 1床
りんくう総合医療センター 2床
・兵庫
神戸市立医療センター中央市民病院 2床
兵庫県立加古川医療センター 2床
・奈良
奈良県立医科大学附属病院 2床
・和歌山
日本赤十字社 和歌山医療センター 2床
・鳥取
鳥取県立厚生病院 2床
松江赤十字病院 2床
・岡山
岡山大学病院 2床
・広島
国立大学法人広島大学病院 2床
・山口
山口県立総合医療センター 2床
・徳島
徳島大学病院 2床
・高知
高知医療センター 2床
・福岡
独立行政法人国立病院機構福岡東医療センター 2床 ・佐賀
地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館 2床
・長崎
長崎大学病院 2床
・熊本
熊本市立熊本市民病院 2床
・沖縄
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 2床
琉球大学医学部付属病院 2床

※なお成田赤十字病院 とりんくう総合医療センターは重複していますので合計45の医療機関と言う事になります。

感染症の区分についてやなぜいけ入れ機関が少ないかについては別の記事でお話します。

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