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蚊が卵を産むため活発になる9月こそデング熱感染に要注意 !

やはり東京だけではおさまらなかったデング熱感染。
実は蚊の活動が最も活発になるのは9月から10月上旬。

気候も涼しくなって終息に向かうと思う方もいるかもしれませんが、
卵を産むために盛んに吸血する時期です。

全国のヒトスジシマカを退治することはできませんし、
感染した人が動いてそこで蚊に刺されれば拡大を食い止める事はできません。

もはや自衛する事が日本の夏の習慣になる時代なのかもしれませんね。

そこで、現時点で知っておきたい事をまとめてみました。

ヒトスジシマカの生活圏

この蚊は都会派ではありません。
幼虫が発生する場所は屋外の水たまり、池、水の溜まった容器などです。

成虫は樹木の影、茂みなど藪に潜んで吸血する機会を狙っています。
これとは逆の環境、つまりコンクリートに覆われた都会には生息できないのです。

だから公園や墓地、樹木を多く植えた庭などが感染場所になっているのです。
駆除や調査のための捕獲も全てそのような場所で行われています。

将来の最悪のシナリオ、ネッタイシマカの定着

この蚊もデング熱ウイルスの感染を媒介するものです。

でも今のところ日本には分布していません

かつては熊本県と琉球列島で生息が確認されたそうですが。
ネッタイシマカは春から初秋にかけては日本でも活動できるのですが、冬の気温が低いため卵が越冬できないのです。

そのため日本への定着は出来ないのですが、これが温暖化によって環境が変わる事になると将来的に入ってくる可能性もゼロではないのです。

厄介なことにネッタイシマカは人の生活圏に近いところでも生きられるのです。
ヒトスジシマカと違い、いわゆるコンクリートジャングルでも生きられるので入ってくれば厄介です。

デング熱ウイルスのワクチンは?

今のところ無いと言うのが現状です。

東南アジアでの感染が増えた事を受けてフランスの医薬品会社サノフィパスツールがワクチン開発中らしい。

このワクチンはデング熱に対する予防効果は56.6%

それぞれのウイルスの型別の効果は、
1型に対しては50%、2型は35%、3型は78%、4型は75%

2015年に東南アジアで使用可能になる可能性があるらしい。

ただ56.6%は効果がいささか低いようにも感じられますが。

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今年の手段はやは虫よけ剤頼み

東南アジアでは料理にハーブ系の蚊が嫌がる成分を含んだものを料理に使う事で、
毛孔から発散される成分で蚊を寄せ付けにくくするようですが、
日本にはそのような料理は存在しません。

仮に今から食文化を変えるのも現実的ではありません。

今年に関してはやはり即効性のある手軽な手段に頼るしかないのが現実です。

前の記事でも書きましたが、藪や気の多いところでは有効な虫よけ剤を使用する必要があります。

推奨されているのはディートが入ったものが多いですが、誰に対しても使えるわけではなく
子供や赤ちゃんには時として危険な事もあります

選ぶ際にはディートの含有量をよく確かめることが必要です。
また、子供や赤ちゃんにはディート不使用のものを使う方が安全でしょう。

ディートフリーの虫よけを紹介しているページがありましたので
子供、乳児用を探す時に参考になさってください。
  ⇓
赤ちゃんにも使えるやさしい虫よけスプレーのレビューブログ   

涼しくなったからと言って油断せず、身近な蚊の危険から身を守りましょう。


デング熱に関しての関連情報はこちら
 ⇓ ⇓
デング熱の症状は発疹を伴い子供ほど重症化?予防法は一つ!
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