もうすぐ夏休みという学校も多いんじゃないでしょうか?
今日は
読書感想文を書くコツを紹介します。
当時知っていれば楽だったのに、という方法です。
スポンサードリンク
これは文学作品を題材に
論文を書くやり方を簡潔にしたものなんですけどね。
中学生当時、私がいつも頭を悩ませたのが読書感想文なんです。
どう書いて良いかわからないし、読みたい本なんて当時はなかったです。
そんな人たちには大いに参考になると思いますよ。
書き出しで全てが決まる
よくストーリーをなぞりながら書く人がいますが、
NGです。
読書感想文は
はじめに感想ありき、です。
先ず、自分の感想をインパクトのある簡潔な言葉で表します。
例えば
「私は涙が止まらなかった」
「衝撃を受けた」
「心打たれた」
「言葉を失った」
など
自分が本を読んだ後の心の動き、どう思ったのかを書きます。
この時にはなぜそう思ったのかは漠然としていてもかまいません。
小論文や大学のレポートを書くときの鉄則は
「
結起承結」
決して「起承転結」ではありません。
小説ではないので、自分のスタンスを最初に示してなぜそこに至ったかを説明するのが
よいのです。
最後まで読まないとわからない論文なんて途中で飽きられてしまいます。
読書感想文も同じ。最初に読む人、先生の心をつかむ書き出しが大事です。
スポンサードリンク
理由を掘り下げる
書き出しがうまく決まったら次はそう感じた理由を掘り下げます。
掘り下げるといっても、
「私は涙が止まらなかった」→なぜ?何に対して?どのシーンで?印象に残った台詞は?
のように自分の心の動きをたどっていけばよいので、それほど難しくない筈。
この時に感動を与えた個所が明確になり、あとがさらに書きやすくなります。
もう、気づいていると思いますが、ゴール地点から逆をたどる感じです。
書き出しで自分の立ち位置を示さないと書いているうちに迷宮に入ってしまいます。
結論部分は一工夫
読書感想文の最後の締めくくり、いわば結論部分ですが、
ここは自分の感想を改めて述べると共に
・主人公の生きた社会と今の自分の社会を比べる。
・人物像と自分とを比べる。
などをして今後の自分の生き方や目標や抱負を入れると引き締まります。
感想だけで終わらせることもできるのですが、
読んだ本から自分が学び取った教訓などを書いた方が質の高い読書感想文になります。
学校の課題で本を読ませるのはこれが狙いでもあるのです。
最後に注意点を
よい内容の読書感想文が書けても、語尾一つで台無しになる事があります。
・「~です」「~ます」はNG。
まず、インパクトに欠けますし、自分を主張するには弱すぎる言い回しです。
・「~だ」「~である」と
強い語尾を用いましょう。
そうすることで文章全体も引き締まります。
◆最後に読書感想文を書きやすいジャンルを紹介
戦争体験記:『アンネの日記』『裸足のゲン』
伝記:『ナイチンゲール』『キューリー夫人』
歴史:『坂本龍馬』
などが代表的。
理由は今の社会とのギャップがあるので比較がしやすい。
また、最後の結論部分を書きやすい。
逆にファンタジーや推理小説は書きづらいです。
登場人物の設定や社会背景の設定にもよりますが、苦労すると思います。
例に挙げた著作については中学校の生徒が読む事を前提に選びました。
いかがでしたか?
もし、夏休み読書感想文に困ったらこの記事に来てみてください。
スポンサードリンク
※読書感想文の内容でやってはいけない事はこちら ⇓
読書感想文の書き方 中学校の場合はこうする
※悪い感想文を良い読書感想文にする実例はこちら ⇓
読書感想文 悪い例を中学生向けに直してみる!
※自由研究に困ったらこちらを ⇓
自由研究 を 簡単に1日で終わらせる方法
中学 理科の自由研究 紫外線測定 バナナを使った裏技集!
夏休みの自由研究 中学校理科のレポートはこう書く!
中学生の自由研究 かぶらないテーマ エコなキャンドルを作る
読書感想文の書き方 大学生のレポートを最速で仕上げる方法
※受験で面接のある人は見ておいてください ⇓
高校受験 「面接受け答えの心得」と「心を整える呼吸法」
2014-07-15 21:00
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:学校
コメント 0