クリスマスの時期にデイサービスで作るものは利用する高齢者の方々が協力して作るものと一人一人が仕上げるものの二通り。
その中でも自宅に持って帰れる作品はお孫さんや家族の方と一緒に眺めたり、玄関にかざったりして楽しめます。
近くのデイサービスでは利用者の方々が季節の行事ごとに作ったものを通りに面したところに展示して歩いている人にも見えるようにしています。
今回はデイサービスの製作でも利用者一人一人の方がつくるのに適したものを2点紹介します。
材料はどちらも100均でそろってしまうものなので費用もそれほど掛からず、立派なものが出来上がります。
松ぼっくりのクリスマスツリー
松ぼっくりをモミの木に見立てたツリーのミニチュアを製作します。
まずは完成イメージから
プレートの上にツリーを作ります。
◆材料
・松ぼっくり
毎年12月になると100均で5つくらいパックになって売られます。
松ぼっくりのリー本体の作り方はこのブログの記事
クリスマスリース松ぼっくり製の作り方 手作りのキモはこれ!
でも紹介しましたが、最近は金色や銀色に着色されたものも売っているので材料を組み合わせるだけでかなりのバリエーションがつくれます。
・ビーズ、スパンコール
色々な大きさやメタリックカラーのものをそろえます。
スパンコールも星形やハート形のものまでいろいろです。
・松の枝や葉
ほんの少しあれば十分です。
これも時期が近づいてくるとパックで売られると思います。
・プレート
六角形か八角形のものを用意します。
厚紙に色画用紙を貼って自作しても大丈夫です。
・リボン
クリスマスカラー物を用意します。
ケーキの包装に使われたもの流用してもよいでしょう。
・綿
手芸用のものがあれば一番です。
・細いモール
中に針金が入っているもので銀色、金色、赤のメタリックなどが合います。
・ボンド
木工用が適しています。
乾くと透明になるし、手についても水で洗い流せます。
では作ってみましょう。
◆作り方
①プレートとモールを付ける
用意したプレートの両端に穴をあけてモールを通して固定します。
厚紙などでプレートを作る場合は赤やオレンジなどの色画用紙を貼っておきます。
②地面の雪を作る
プレートの上に綿を薄く貼り付けて雪を表現します。
薄く透けるようにするか、厚く積もらせるかは好みです。
松ぼっくりを接着する場所はあけておきます。
③松ぼっくりを接着する
プレートに松ぼっくりを接着します。
色を塗る場合は接着する前に終わらせておきます。
④松ぼっくりを装飾する。
松ぼっくりにクリスマスらしく、スパンコールやビーズを貼っていきます。
頂上には星形を付けると雰囲気が出ます。
木工用ボンドは乾くと透明になるので多少はみ出ても大丈夫です。
⑤松の枝を接着する
プレートに松の枝を適当な長さに切って付けます
松ぼっくりよりも高くならないように注意してください。
⑥雪を乗せる
ボンドが乾いたら、綿を薄くちぎって、松の枝や松ぼっくりの根元などに貼ります。
薄く積もらせるか厚く積もらせるか、印象を調整します。
⑦リボンを結ぶ
モールの頂上にリボンを蝶結びにします。
これで完成です。
松の枝にも飾りをつけたり、スパンコールの形を変えたりしてバリエーションを楽しんでください。
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雪だるまのマスコット
今度は雪だるまを作ってみます。
これも100均で用意できる材料で作れます。
イメージはこんな感じです。
では材料から紹介します。
◆材料
・発泡スチロールの球
大きさの違うものを用意します。
大きなお店でないと売っていないかもしれません。
他にも卓球のボールでもできますが、同じ大きさしかないのが残念です。
白くて球形のものならば何でも使えます。
・色画用紙
緑と茶色のものを用意します。
・メッセージカード
二つ折りのものをえらびます。
他の素材もこのカードの中に入る事を考えてつくります。
・ビーズ、スパンコールなど
モミの木の飾りつけに使います。
色紙で作ってもよいですが、小さいものなので市販のものを使用したほうが楽です。
・羊毛フェルト
緑や赤のものを用意します。
100均ではかなりの量が手に入ります。
色も豊富なので他にも好みの色をそろえます。
・フェルト
黒のものを小さく切って目を作ります。
小さな黒いビーズでもいいでしょう。
・ボンド
木工用のものと発泡スチロール用のものを用意します。
ボンドはそれぞれの素材用ものを使わないと着かないことがあります。
◆作り方
①雪だるま本体を作る
発泡スチロールを二つ接着します。
シッカリと付くまで時間を置きます。
その間にほかの作業をしてしまいます。
②メッセージカードに文字を入れる
シールを使っても手書きでも構いません。
「メリークリスマス」などの文字を背景になる部分い書き込みます。
もし、背景を夜空等に塗りたければこの時点でやっておきます。
③モミの木を作る
色画用紙を使ってモミの木を作ります。
緑色の画用紙を小さな三角形に切って重ねるとうまくできます。
茶色の画用紙で幹の部分を作ります。
スパンコールやシールでモミの木を飾り付けます。
④背景を完成させる
メッセージカードにモミの木を貼ります。
⑤雪だるまを完成させる
羊毛フェルトで帽子とマフラーを作って着せます。
木工用ボンドで固定してください。
羊毛フェルトはちぎって細長いひも状にしてから巻き付けます。
乾いたら、目を貼ります。
⑥雪だるまとメッセージカードを接着する
雪だるまのボンドが完全に乾いたらメッセージカードに貼り付けます。
紹介した松ぼっくりのツリーもこの雪だるまも小さい作品なので、どこにでも飾れます。
しばらくの間はデイサービスにかざっておいて、クリスマス当日は自宅に持ち帰って楽しんでもらえます。
この他にも
クリスマスの高齢者工作 リースとツリーの作り方
でも利用者の方に楽しんでもらえる作品作りを紹介していますので参考にしてください。
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