肌寒さを覚える季節になってくると八百屋さんの店先に里芋が並び始めます。
好きな方も居ればそうでない方も居ると思いますが、料理するときに一番面倒な作業が皮むきです。
包丁で一つ一つ皮をむくのは大変ですし、手もかゆくなってくる。
何かと面倒ですが、電子レンジを使うとそんな苦労もなく簡単に皮むきができます。
今回は電子レンジを使った皮むきの方法と里芋を使ったお味噌汁のレシピを1品紹介します。
レンジを使った方法は手軽で簡単なので料理の下ごしらえや里芋を保存する前にも有効なのでぜひ覚えておきましょう。
電子レンジを使った里芋の皮むき
里芋を八百屋さんから買ってきた状態は、泥がついている状態です。
まずは表面をきれいにすることから始めます。
◆里芋の皮を電子レンジで剥く方法
①洗う
まず、表面をきれいに洗います。
買ってきたばかりのものは土がついた状態ですから、良く洗い落とします。
そして、洗い終わったら、両端野部分を包丁で切り落としましょう。
これでレンジに入れる準備が完了しました。
②容器を用意する
レンジに入れて加熱するので耐熱容器を用意します。
③加熱する
耐熱容器に洗って端を切った里芋を入れます。
このときに上から軽くラップをかけておきます。
そのまま加熱します。
④硬さを確かめる
数分間加熱したら、竹串を用意して硬さを確かめます。
串が里芋にすっと抵抗なく刺されば大丈夫です。
レンジによって若干の違いがありますが、5分くらいで串が通るようになるはずです。
もし、硬い時には少し過熱しては様子を見る、を繰り返してください。
⑤皮をむく
加熱したての里芋はとても熱いので、レンジから出して少し冷ましておきます。
手で触れるくらいになったら、里芋の表面を指で挟んで押します。
すると実の部分と皮の部分が分離して浮き上がるのが分ります。
その部分から指で皮をはがすと簡単に剥けるはずです。
包丁で剥くよりも簡単で安全、食べられる部分まで切り落としてしまうこともありません。
一度試してみてください。
◆剥いた里芋の保存方法
この方法は里芋をたくさん剥く時には便利な方法なので、保存するときにもお勧めです。
皮をむき終わった里芋をジップロックの様な袋に入れて冷凍保存しておけばあらかじめ火が通っているのでそのまま調理に使えます。
保存できる期間はおよそ一か月と思ってください。
マジックなどで冷凍した日をキチンと書いておきましょう。
では、里芋を使ったお味噌汁を1品紹介します。
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キノコと里芋を使ったお味噌汁
自分がキノコ好きなので組み合わせてみました。
なめこのねっとり感との相性が特に好みなのでおいしく感じます。
このあたりは人それぞれなので好みのキノコを入れてもよいでしょう。
◆材料
・里芋:4個くらい
・シイタケ:2枚くらい
・なめこ:1パック
・しめじ:1パック
・油揚げ:2枚
・長ネギ:半分
・だし:小さじ2杯(顆粒のもの)
・お味噌:適量
◆作り方
①里芋を用意する
冷凍してある里芋を用意します。
予め切って冷凍してあると便利です。
②キノコの準備
なめこ、しめじ、シイタケを洗って食べやすい大きさに切ります。
③油揚げを切る
油揚げを食べやすい大きさに切ります。
私は細く切ることが多いですね。切る前には熱湯をかけて冷めたら絞ります。
それから包丁を入れるようにします。
④ネギを切って準備しておく
長ネギをあらかじめ切っておきます。
⑤鍋に水を入れます。
里芋を鍋に入れて、十分に隠れるくらいまで水を入れます。
だしを加えて火にかけて5分くらいを目安に茹でます。
温度が上がって泡がで始めたら大丈夫です。
里芋は冷凍のままで使います。
⑥具材を入れる
鍋にキノコと油揚げを入れます。
さらに茹でたら里芋が柔らかくなっているかどうか串を指して確かめます。
⑦味噌を入れる
十分に茹で上がったら火を止めて、味噌を入れてよく溶かします。
好みによって量を調整します。
最後にネギを好みで入れて出来上がりです。
シイタケの代わりに舞茸を入れてもおいしいです。
あまりねっとりしたお味噌汁が好みではない人はなめこは入れない方がよいかもしれません。
今回は里芋の簡単な皮むきの方法と皮を剥いて保存したものを使ったレシピを紹介しました。
今では一年中、八百屋さんやスーパーに並んでいる野菜や果物はあまり変わりませんが、
それでも季節の野菜や旬のものは安くたくさん出回ります。
これからの季節は里芋を目にする機会がふえていきます。
手軽な調理法でおいしく召し上がってください。
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