運動会の競技に保護者が参加するのは幼稚園や保育園、小学校の低学年くらいまでです。
保護者が参加することで運動会は盛り上がりますが、
参加する保護者の方にとっても特別な意味があります。
今回は運動会でお勧めの保護者の競技種目と参加する意義を考えてみます。
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おもに幼稚園や保育園の運動会の場合を想定して進めていきます。
保護者が参加する意義は?
保護者の方の中には運動会に参加することに気が進まない方も多いかもしれません。
運動会は保育園や幼稚園全体の行事ですし、参加することで多くのメリットがあります。
◆運動会に参加することで得られること
・他の保護者の方の知らない一面が見られる
一生懸命になるとついつい、素の自分が出てママ友や先生方の意外な面が見られます。
いい面ばかりではない場合もありますが。
・話すきっかけができる
運動会の準備などでもあまり話さなかった人と同じチームや種目をやると話すきっかけになります。
・お互いの距離が縮まる
競技で声をかけたり、力を合わせたりすることで今後、話しやすくなります。
特に上下関係があって敷居が高そうな人と打ち解けられると行事の時などに心強くなります。
・今までの付き合いの中でもつながりが深くなる
日頃、会話をしている間柄でも何か一つ力を合わせて達成することで色々とやりやすいことが増えます。
全てが達成できるわけではありませんが、運動会そのものを盛り上げるだけではなく後々もいいことがあるので、競技には積極的に参加してみることをお勧めします。
それではどんな競技がおすすめなのかを見ていきましょう。
保護者の競技にお勧めの種目
保護者の方たちにお勧めの種目は
チームで行う種目
団体で行う競技
です。
個人種目というよりは一人では結果を出せないものを行う方がより一体感が出るでしょう。
見ている園児や生徒、観客には一生懸命走っているお母さんやお父さんが新鮮に映るでしょうし、保育園の園長先生や保育士の先生方が参加すると盛り上がりも倍増します。
◆借り物競争
定番の種目ですが、チーム戦で行います。
・用意するもの
お題を書いた紙(大きく、見ている観客でもわかるくらいの文字で書かれたもの)
基本的にこれだけ準備すれば十分です。
ただ、お題を決める時には次の点に注意してください。
・珍しいものや、持っている人がいないものは避ける
・ものに限定しない
・人に貸しても大丈夫なものにする
・壊れやすいものはお題にしない
どれも競技を中断しないためには大切なことです。
特に「財布」「イヤリング」「ピアス」等は高価のもの多く、あとでトラブルになることもあるので避けましょう。
また、気軽に人に貸せるものにします。
個人情報が入っている「スマホ」などはたとえロックがかかっていても止めた方がいいでしょう。
同様に壊れやすいものもトラブルのもとになるのでやめます。
受け狙いのお題としては
「身長が180センチ以上の人」「ロングヘア―の人」
など人物の特徴が盛り上がります。
あるいは仕込みネタで、「○○先生の眼鏡」というお題を準備して先生が眼鏡をかけておくとか、
「要潤に似ている人」というお題で全く似ていない人が進み出て後で失格になったりということもありです。
ただし、仕込みなしの人物については決してその人を傷つけるようなお題にならないように注意しましょう。
・競技のやり方
予め3チームくらいに分かれます。
スタート地点から20メートルくらいの位置に机を置いてその上にお題を置いて準備完了です。
お題は人数分用意します。
借り物競争は体力や足の速さとは無関係の競技なので、運任せの種目です。
同じチームの人がお題に該当するものを見つける手伝いをしてもよいでしょう。
その場合はスタートラインから出ないように、声かけでアドバイスすると盛り上がりやすくなりますよ。
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◆長縄跳び
室内でも屋外でもできる真剣種目です。
もちろんチーム戦ですが、運動会当日までに練習も必要になるので成功すれば保護者同士の関係もより近くなれます。
・用意するもの
チーム全員が入れるだけの長さの縄(園や学校で用意してくれることが多い)
・競技のやり方
当日にぶつけ本番だけは避けましょう。
怪我の原因にもなりますし、絶対にうまくいきません。
縄を回す人、中で飛ぶ人、中に入る順番などをきちんと決めて練習して本番に備えます。
本格的な競技なので十分なストレッチと怪我の予防を心がけてください。
見ている人を盛り上げるのはそのあとのことです。
◆綱引き
これもチーム対抗です。
長縄跳びほどの練習は必要ないと思いますが、作戦なども含めてチームで数回ミーティングしていく必要はあります。
そのうえで実際にリハーサルで対戦してみます。
・準備するもの
シューズ(屋内、屋外で違ってきます)
綱(これも運動会の恒例なら揃えてあると思います)
・競技のやり方
中央の白線とそれぞれのチームの側に目安になる線を引きます。
体育館や屋内ならビニールテープを使用します。
後は周りの声援を受けながら相手チームを引き込みましょう。
◆コスプレリレー
普通のリレーだと足の速い人が活躍しますが、だれにでも勝つチャンスがあるのがコスプレリレーです。
個人戦だと1回走って終わってしまいますが、リレーだと最後までどちらが勝つかわかりません。
・用意するもの
コスチューム各種
・競技のやりかた
1つのコスチュームを着替えながらリレーしていく方法。
1つのコスチュームを各走者がバトン替わりに着替えながらリレーしていきます。
ある程度広い場所が確保できる時にはこの方法でも面白いでしょう。
各走者の足の速さが結果に影響しやすいやり方です。
人数分コスチュームを用意して行う方法。
予算にもよりますが、幼稚園や保育園ではこの方法がおすすめです。
スタート地点から30メートルくらいの場所に中身がわからないように衣装を入れた袋を置いておいて、走者はどれかを選んで着てスタート地点に戻り次の走者にタッチします。
次の走者も同じように選んだ衣装を着て戻ってきます。
場所が狭いときなどにはこちらの方法がお勧めです。
走り終わった走者は着たコスプレのまま待っているので白熱した中にもユーモラスな光景になります。
保護者のチームが2組くらい、先生のチームも加わると盛り上がります。
そのほかムカデ競争、デカパン競争などもお勧め種目ですが、やり方は基本的なリレー種目と変わりません。
保護者や先生方の競技は運動会当日を盛り上げる大切な種目ですが参加した保護者の方たちのその後にもいろいろと変化をもたらしてくれます。
いいことも多いのでぜひ積極的に参加してください。
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2017-07-20 19:05
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