９月にはまだまだ暑くても少しずつ秋の気配が出てきます。
壁面飾りも秋らしいものがふさわしいですね。
特にコスモスは作って楽しく、飾ってきれいなものとして人気があります。
保育園や幼稚園、老人施設などで作るにもお勧めのものです。
今回は折り紙を使用した作り方を紹介します。
モチーフによって作りやすいものとそうではないものがあるので、
それぞれにふさわしい方法で作りたいですね。
コスモスの壁面飾りの作り方
壁面飾りは主に職員の方が作る場合と、園児や利用者の方々が作る場合がありますが、
ここでは園児、利用者が作って楽しんでもらえる方法を紹介します。
作り方としては
・全て手書きで作る
・折り紙、切り紙を使用して作る
・塗り絵を作って貼り付ける
などが思い浮かびます。
それぞれの方法についてはこのブログの記事
壁面飾り 6月にカエルのデザインを型紙で作る
で紹介しているので参考にしてみてください。
今回はコスモスを切り紙で作ってみます。
◆コスモスの作り方
まずは、この画像を見てください。
①折り紙を細長く切ります。
８本同じ長さと幅に切ります。
画像では３本から４本となってしまっていますが間違いです。
８本用意してください。
②端をギザギザにします。
丸みを付けた波模様にしても三角に角を付けてもどちらでも雰囲気が出ます。
③中央の丸を黄色の折り紙で切り抜きます。
④貼り合わせます。
長く切った折り紙を２枚、十字に貼り合わせます。
これを４組作ります。
ノリが乾いたら、仮に４つの十字を合わせて花びらが均等になるようにします。
位置を確かめたら糊付けします。
⑤中央に黄色を貼る
花びらの中央に黄色の丸を貼って完成です。
コスモスの花が完成しました。
折り紙の色を変えていくつも作ります。
折り紙のサイズも変えると、ランダムに貼った時に変化と奥行きが出ます。
あとは茎と葉の部分を緑色の折り紙で作ります。
背景に貼った後に茎と葉の部分は付け足す感じです。
簡単ですけど色とりどりのコスモスを自分で作るのは楽しいです。
特にハサミの使い方を覚えた保育園や幼稚園の園児たちは面白く作業してくれると思います。
でも、きちんと使い方を注意してみてあげてくださいね。
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コスモスの壁面飾り基本の構図
では実際の作例を紹介します。
まずは基本的なものから。
これは空の背景にコスモスを散りばめたものです。
大小バラバラにしているので自然に咲いた花畑のように見えます。
綺麗に花をちりばめるには、
・大きい花から貼り付ける
・次に小さい花
・最後に一番小さい花を貼る
こうすると花と花が重なり合う部分が少なくなって、うまく貼れます。
茎は一番最後の花をメインに手前側にはると良いでしょう。
これはあくまで基本の構図なので、
空を夕焼けにしたり、
鱗雲をもっと増やして秋らしくしたり、
赤とんぼを飛ばせても面白いですね。
アレンジの方法はたくさんあります。
デイサービス等では利用者のお年寄りにそれぞれ作ってもらって、最後に背景に一緒に貼るようにします。
保育園向けのコスモスの壁面飾り
今度は保育園向けの壁面飾りです。
これもコスモスをメインにしています。
動物たちがコスモスの花の中で歌っています。
これも貼り付ける順番に気を付けます。
①背景を作る
黄緑色で野原をイメージします。
②動物たちの後ろ側のコスモスを貼ります。
貼り方は背景の上半分に先ほどと同じように大きなものから順番に貼っていきます。
③動物たちを貼ります。
動物たちは
切り紙でつくっても塗り絵方式にしてもどちらでもよいですが、切り絵で作った方が統一感が出ます。
④動物たちの手前のコスモスを貼ります。
貼り付ける要領は同じです。
ところどころトンボなども貼るとアクセントになります。
動物たちを作る時には絵に自信があれば手描きで、もし絵が苦手ならば型紙をイラストから起こして使用します。
作り方は
壁面飾り 6月にカエルのデザインを型紙で作る
で説明していますので参考にしてみてください。
９月の壁面飾りでコスモスは作って楽しいものです。
幼稚園、保育園で高齢者施設で皆で楽しく、秋の準備をしてください。
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2017-06-29 16:56
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