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残暑見舞いの例文 先生への返事を幼稚園児が書く場合

残暑見舞いは8月の下旬に出すものですが、最近は幼稚園、保育園の先生も出すことが増えています。

園児の事を気にかけたり、長い夏休みの間の挨拶としても定着しつつあります。

暑中見舞いや残暑見舞いをもらったとき、先生へ返事を出すかどうかですが、

出した方がよいでしょう。

暑中見舞いとしてきたものも、時間がたってしまったら残暑見舞いとして出せばよいので、

多少遅れても問題ありません。

もっとも夏休みが始まって早い時期には返事にも困ることもしばしば。

だって、お盆休みはこれからだし、

どこにも行っていない、

これから行くところというタイミングのことも多いですからね。

こんな事情で、やり取りがしやすいのは残暑見舞いの時期です。

今回は幼稚園の先生から来た残暑見舞いの返事についてお話します。

書き方のバリエーションを中心に紹介します。

暑中見舞いと残暑見舞いの時期の違い



では基本中の基本、暑中見舞いと残暑見舞いを出す時期から説明します。

出す時期によって、冒頭の書き出しが違ってきますからここは間違いのないようにしましょう。

◆暑中見舞いを出す時期

梅雨明けの後から夏の土用の期間に出します。

年によって若干バラつきがありますが、

立秋前までに出すようにします。

立秋は毎年、8月7日頃ですから、暑中見舞いを出したり返事を出す場合はこれ以前に到着するようにします。

◆残暑見舞いを出す時期

立秋を過ぎてから9月の初旬、6日くらいまでに届くようにします。

夏休みにいろいろ出かけたり、お盆で田舎に帰ったり、いろいろできるのはこの時期なので

返事を出しやすいのは残暑見舞いかもしれませんね。


目安としては立秋の日を境にして

その前までに到着するものには

「暑中お見舞い申し上げます」

それ以後に到着するものには

「残暑お見舞い申し上げます」

と書き出しを使い分けます。

残暑見舞いにつかう時候の挨拶の例文



基本的な時候の挨拶の決まり文句を押さえておきます。

この時期の時候の挨拶についてはこのブログの記事

7月 8月 夏の時候の挨拶 手紙やメールで役立つ表現

で詳しく紹介していますのでそちらを参考にしてください。


残暑見舞いでは

冒頭は「残暑お見舞い申し上げます」

の書き出しでよいでしょう。

そのあとに続く、相手を気遣う言葉は

暑さは収まる気配もございませんが、お身体を大切になさってください。
立秋とは名ばかりの暑い日が続きますが、どうかお元気で過ごされてください。
冷夏となりましたが、体調をくずされませぬようご自愛ください。

などで締めくくります。


この後説明しますが、

幼稚園や保育園の先生からの残暑見舞いの返事はお母さんと子供さん、共同して書くことになると思いますから、

基本は抑えておきましょう。

残暑見舞い、暑中見舞いの意味合いを知る



暑中見舞いや残暑見舞いは相手の近況を気遣う意味で出すことが多いと思います。

保育園や幼稚園の先生も同じで、それに返事を出す場合は

御礼の言葉と同じく先生を気遣う気持ち+子供の近況を知らせるものと考えて書くようにします。

ですから、あまり堅苦しく考えずに

子どもが元気か
どこに行った
何をした

などを添えた内容になれば十分です。

残暑見舞いの返事の書き方



では具体的にどのように返事を書けばよいのかをみていきましょう。

◆宛名はどうするか

幼稚園、保育園の先生からの残暑見舞いは

・保育園の名前で来たもの
・園長先生の名前で来たもの
・園長先生と担当の保育士の先生の連名で来たもの
・担当の保育士の先生の名前出来たもの

の4つのケースに分けられると思います。

返事のはがきの表に書く宛名は差出人と同じにします。

保育園の名前で来たら、保育園宛に「〇〇保育園 御中
園長先生の名前で来たら、「園長 ▽▽先生
園長先生と担当の保育士の先生の連名なら園長 ○○先生
                       ▽▽先生
担当の保育士の先生からなら、「××先生

とします。

園からのときには最後に「御中」、

連名のときには立場が上の方から名前を書くようにします。

普通は個人名のときは「様」を最後に付けますが、この場合は「先生」の方がよいでしょう。

内容は子供との共同になるので、いつも呼んでいる「先生」が親しみのこもった自然な書き方だと思います。

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◆残暑見舞いの内容はどう書くか

子どもが文字を書けるかどうかで多少違ってきますが、

母親が残暑見舞いの定型の挨拶を書いて、子供が自分の言葉で近況報告

というのが良く見られるパターンです。

①母親の残暑見舞いの挨拶+子供の言葉

子どもがひらがなを書ける場合です。

練習中でも一生懸命書いた感じが伝わればもらった方も感動します。

例文

残暑お見舞い申し上げます

立秋を過ぎても暑い日が続いておりますが、○○先生はお変わりなくお過ごしでしょうか。

体調を崩さぬよう、ご自愛ください。

○○せんせい、このまえうみにいきました。

ひとでがいたよ。

せんせいにあえるのたのしみです。

平成××年 8月


                      ▽▽▽ ▽子
                        りょうた


もちろんすべて手書きですよ。

子どものたどたどしい字で読みにくくてもそれでよいのです。

最後は連名でお母さんの名前と子供の自筆の名前をいれます。

②母親の残暑見舞いの挨拶+子供の絵

子どもが字を書けない場合の例文です。

例文

残暑お見舞い申し上げます

○○先生、お元気で何よりの事と存じます

良太もおかげさまで日々元気に過ごしております

この前、水族館でイルカを見て大喜びでした

最近は先生やお友達に会えないことが少し寂しくなったようで

2学期に先生や皆さんに会うことを楽しみにしております。

暑さはおさまる気配もございませんが、お体大切になさってください。



           子供が描いた絵(水族館の思い出)
                         ▽▽▽ ▽子
                             良太

文面をお母さんが書き、子供が水族館で見たイルカやほかの生き物の絵を描く、というパターンです。

字がほとんど書けないならばこの形が一番気持ちが伝わります。

全てを代筆しないで必ず子どもが参加するのがポイントです。

③全て子供が書く場合

平仮名がそうとう書けるようになっている子供の場合です。

残暑見舞いが子供宛であっても、それは保護者も含めた家庭に宛てられたものと考えるのが普通です。

子どもが「ざんしょおみまいもうしあげます」と書けばお母さんが教えてくれているんだな、と分かります。

例文

ざんしょおみまいもうしあげます

○○せんせいぼくはとってもげんきです

このまえはしおひがりにいきました

たくさんかいがとれました

せんせいもいっぱいあそんでください

にがっきもよろしくおねがいします

へいせい29ねん 8がつ

                  ▽▽▽ りょうた



書く内容は特に教えたり、こうしなさいと、指示しないことが大切です。

こう書きなさいと教える部分は

ざんしょおみまいもうしあげます
にがっきもよろしくおねがいします

の2か所です。

子どもに任せるのは先生からの残暑見舞いが子供の名前で届いたときです。

母親あてに届いたとき、母親と子供の連名の宛名で届いた時には先ほどの2例のようにお母さんが必ず参加しましょう。


保育士の先生が出す暑中見舞いや残暑見舞いへの返事には子供の様子が伝わる内容を入れるようにしましょう。

返事を書くことをきっかけに字の練習に興味を持ってくれるかもしれませんし、2学期にみんなに会うのが一層楽しみになることでしょう。

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