デイサービスやそのほかの高齢者施設でも夏祭りが行われ、
職員の方も参加して楽しむことと思います。
その時に景品に何を用意するかは以外に迷うところです。
スポンサードリンク
高齢者向けに考えればそんなに迷うことないじゃない、と思うかもしれませんが、
利用者の健康状態や家族関係も少なからず影響することなので準備する側も気を遣いますね。
今回はこの辺に触れながら、夏祭りの景品には何がよいかを考えてみましょう。
高齢者向けの景品の考え方
夏祭りの景品を選ぶときに考えることは
それを貰った利用者の方がどのように使うか、
ということです。
この部分の考え方で景品選びが大きく変わります。
①もらった利用者本人が使うことを想定する場合。
②もらった利用者がそれを使って家族と楽しむ場合
この二通りのケースが考えられます。
①の場合は比較的簡単です。
ある程度、体も自由に動かせる方が中心の高齢者施設ならば
日用品や身の回りの物、あるいは食べ物などが良く見られます。
②の場合は家族のいる高齢者の場合で、持ち帰ってお孫さんなどと遊ぶことを想定します。
この場合の景品選びは利用者の方が家族と一緒に暮らしていることが前提になります。
家でお孫さんと遊んだり、プレゼントしたりすれば喜ばれるでしょう。
一人暮らしの方が多い施設では、的外れな景品になってもらってもうれしくないかもしれないですからね。
利用者の体の状態や家庭の事情は施設の方ならば事前に知っているはずですから、どちらの立場で景品を選ぶかをまず決めます。
また、夏祭りのやり方も、
利用者と職員の方だけで行う場合
と
利用者の家族も参加した行う場合
が考えられますし、家族も参加するのならばお孫さんへのプレゼント的な景品にするのがよいと思います。
まとめると、
利用者が一人暮らしの方が多い場合や、施設内だけで行う夏祭りの場合は本人が喜んでくれるような景品、
利用者の大部分に家族と同居していたり、お孫さんがいたりする場合は家族向けの景品
とするのがよいと思います。
スポンサードリンク
夏祭りの景品
では、これらの二つの場合、どんな景品がよいか考えます。
◆利用者本人に向けた景品の場合
・フォトフレーム
安く手に入ることもメリットですが、
夏祭りで楽しんでいる様子を職員の方が撮影して入れてあげるものが一番喜ばれます。
ゲームの景品というよりも参加賞的な位置づけになります。
・手ぬぐい
手ぬぐいは日常何かと使うものなので、あって困るものではありません。
珍しい柄や季節に合った涼しげなものが人気です。
・箸
これも定番ですが、いろいろな種類が販売されているので選びやすいでしょう。
・靴下
消耗品なのでいくらあっても困りません。
外れのない景品ですが、あまり人気はないかもしれないですね。
・入浴剤
夏向きの入浴剤が売られているので季節に合わせて選びます。
冬場に取っておいても何の問題もありませんけどね。
・ブレスレット
少し値が張るかもしれませんが、天然石のブレスレットは愛用している方も多いので、人気の景品です。
オニキスやタイガーアイなどが人気です。
価格は500円から1000円くらいで手に入るでしょう。
・電気ケトル
予算に余裕があれば、安全な家電も景品として良いと思います。
火を使用しなくてもお湯が沸かせるものや安全に配慮したものがおすすめです。
その他、食品や調味料なども選ぶこともできますが、景品は誰に当たるか基本、わからないものなので、
持病などがある人に当たってしまっても困るので選ぶときにはその辺を考慮する必要があります。
◆利用者と家族に向けた景品の場合
利用者とその家族に向けたものの場合は基本、何を用意しても大丈夫です。
子どもと遊ぶためのもの、家族で使える日用品などを選びます。
・シャボン玉など懐かしの遊びのセット
花火も定番ですが、家で家族で楽しんでもらえるものがよいでしょう。
家族と過ごす時間は高齢者にとっては大切で楽しい時間ですからね。
最近は住宅事情で花火はあまり好まれないかもしれません。
・コーヒーなどの飲料
缶コーヒーとかではなくて、コーヒー豆をひいたのもやそのセットがすぐに楽しめてよいでしょう。
・ゲーム類
いつの時代もあるオセロや将棋、などお孫さんに教えながら遊ぶのに良いでしょう。
大掛かりなものではなく、原始的なものがかえって珍しいかもしれません。
・水鉄砲
怪我をする心配がないので外で遊ぶにも最適ですね。
特に男の子は喜びます。
・お菓子の詰め合わせ
これもお孫さんへのプレゼント用です。
利用者自身では持病の関係で食べられないものがあったりしますが、
大きなビニールに入ったお菓子はおみやげに良いと思います。
・体脂肪計
タニタの製品が有名ですが、3,000円くらいから探せばあるようです。
アマゾンなどの大手サイトで安くなっている時もありますからチェックしておきましょう。
家族中で年齢問わず使えます。
・アイスクリームメーカー
普通の家庭にはあまり置いていないですよね。
お値段は10000円前後位するので予算に余裕のある時には用意しましょう。
高齢者施設で夏祭りを行うときの景品は利用者の方々の事情によって選び方をかえた方が喜んでもらえるでしょう。
本当は景品よりも施設の方々や家族と一緒にな楽しむ時間が利用者の方にとっては大切なのです。
スポンサードリンク
合わせて読みたい記事
お月見の工作 幼稚園で作れる切り絵スライド
運動会の種目 高齢者が施設で行うものは何がよいか?
お月見の壁面飾り 型紙を活用しよう
夏祭りのポスター保育園で作る2つのケース
2017-06-09 16:30
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:地域
コメント 0