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七夕の短冊に書く願い事 3歳児の場合は

七夕には保育園、幼稚園で七夕飾りに願い事を書きます。

短冊に自分の願いを書いて、笹に結んだり、壁に貼ったりするのですが

子どもが3歳くらいの親御さんは結構悩みの種です。

3歳という年齢は月齢にもよりますが、成長に差がある年齢で、字が書けない子が多くいるからです。

大抵は七夕の時期になると短冊に願いを書いてきてください、と言われることが多いですね。

通っている保育園、幼稚園のスタンスにもよりますが、この年齢の願い事はお母さんとこどもの共同作業になることが普通です。

今回は子どもの発達の段階別に願い事を書く場合を紹介します。

親の願い事がメインになる場合



3歳になると多くの子供は意思表示をしたり好みがはっきりしてきたりしてきます。

でも、0歳児から2歳児くらいまではおしゃべりがそれほどできません。

この場合はお母さんの子供に対する願いを書きます。

◆子どもが七夕が何かわからなくて、願い事も具体的に引き出せないとき

例えば、

・病気をしませんように
・お友達と仲良く遊べますように
・早くお話しできるようになりますように
・トイレができるようになりますように

など。

0歳児から1歳児くらいの場合はこのケースに当てはまります。

◆好きなものがある場合やお気に入りものもがある場合

このときには選択肢を挙げて、子どもに選んでもらうのがよいでしょう。

例えば、

・電車の運転手になりたい
・仮面ライダーになりたい
・自動車を運転したい

など。

絵を見せて指さしたものについての願い事を書いてあげるのも一つの方法です。

まだ言葉を十分におぼえていない子供にはこの方法で。

当てはまるのは2歳くらいまででしょうか。

このくらいの年齢の子供にはお母さんが助けてあげて、願い事を完成させます。

短冊を配るときも保育士の先生が心得ているでしょうから、大人の字で書いても問題ないでしょう。

子どもが話せるけど、字が書けない場合



年齢が3歳くらいになると、自分の言葉で話せるようになっていることが多いでしょう。

でも、自由に字を書くようになるにはまだまだ時間がかかります。

字を覚え始めている子もいるでしょうけど、基本は子供の願いをお母さんが代筆する形になります。

実際に短冊に願い事を書く場合はこのケースが多くなると思います。

◆現実的な願い事

将来の職業や憧れの例です。

・消防士さんになりたい
・新幹線を運転したい
・サッカーの選手になりたい
・フィギュアスケートの選手になる

などです。

テレビやいろいろな場所に行ったりした経験もだんだん増えてきていると思いますから、

自然と好きなものも出てきます。

◆憧れの願い事

小さいころから見ている番組や人にあこがれた願い事です。

・浅田真央ちゃんになりたい
・仮面ライダーになりたい
・四次元ポケットがほしい
・ドラえもんに会いたい

など。

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◆身近な願い事

・3輪車がこげるようになりたい
・速く走れるよになりたい
・ボールが蹴れるようになりたい

こんな感じの願いはすぐに実現できそうですね。

具体的にこうなりたいって思っている子供は良いですが、

願い事が何かわからないときには先ほどのように選択肢を作って引き出してあげることも大切です。

子どもが

友だちの名前を言ったのなら

「〇〇ちゃんとどうしたいの?遊びたい?」

という具合に導いてあげます。

食べ物ならば

「チョコが食べたいの?どのくらい?」

という感じで。


こうした願い事はお母さんが短冊に書いてあげてもよいですが、

文字を書くことに興味があればいっしょに手伝ってあげるのも一つの方法です。

・子供の手をもって、一緒に誘導して書く方法

・お手本の願い事を書いてそれを子供にまねして書いてもらう方法

の二通りですが、字を書くことの楽しさを体験しながら短冊に願いを書きます。

うまく書けなくても、なんて書いてあるか良く解らなくても一緒に完成させることが大切です。

3歳くらいでこれから字を覚えていく年齢の時期には手をもってゆっくりと導いてあげるほうがよいでしょう。

保育園や幼稚園に出すときには誰のものかわかるようにしっかりと名前だけは書いてあげましょう。

4歳くらいから小学校に上がる前の子供の場合



そろそろ字も少しづつ覚え始めて、なんとかかける子供も出てきます。

自我も芽生えてなりたいもの、やりたいことがはっきりと言えるようになってきます。

字が苦手な場合は

一緒に書いてあげるか、お手本を見ながら書いてもらいます。

願い事はあまり縛らずに、子供が本当になりたいものをそのまま書いてもらいます。

お母さんの願望はひとまず置いておいて、

・やりたいこと
・できるようになりたいこと
・なりたい職業
・将来の夢
・今ほしいもの

などを正直に言ってもらって、一緒に書いてください。

例えば

ケーキ屋さんになりたい
自転車がほしい
テレビで歌いたい

という自分の願望から

妹の風邪がよくなりますように
家族でディズニーランドに行きたい
地震から人を守りたい

自分以外の人たちへの思いを言ったりすることもあります。

周りを見るようになったり、家族のことに敏感になっている願いを見るとハッとさせられることもあるでしょう。


七夕の短冊の願い事はその時の子供の成長がわかる機会でもあります。

短冊をもらったら、ぜひ一緒に書いてあげてください。

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