保育園、幼稚園の入園準備でいろいろと揃えたら、
次はそれぞれに名前を書きます。
名前を書く場所は思いのほか大切です。
持ち物に名前を書く一番の理由は他の園児の持ち物と区別するため。
そして、意外にも保育の現場では名前を見て持ち物を区別するのは保育士の先生です。
例えば服を見ていろいろ捜して誰のものかやっとわかるような場所に書いたのでは意味がない、
ということです。
今回は入園準備の作業の中で名前を書く場所について紹介します。
どんな場所に名前を書くか?
幼稚園、保育園の授業で持ち物が自分の子どもとほかの園児のものが混ざってしまうのは、お着替えの時です。
ひとり一人着替えるのではなくて、みんな一斉に着替えると洋服があちこちに散らばって、同じようなものは区別できません。
園児たちが自分のものを正確に他人のものと区別してくれることは期待できませんから、
先ほど説明しましたが保育士の先生たちが区別してあげるほかはないのです。
まして一人で何人もの園児を見るとなるともう目が行き届きません。
そこで大いに助けになるのが描かれている名前です。
名前を書く場所は次のことを考えて決めます。
・園児の運動でこすれたりしにくい場所
・手にもった時にすぐに見つかる場所
服も、靴下も、かばんもすべてこの二つを考えて書くようにします。
では、それぞれの持ち物に最適な名前を書く場所はどこでしょうか?
持ち物別の名前の記入場所
では園児の持ちものを一つ一つ見ていきましょう。
◆下着の上下
・パンツ
ウエストのゴムの部分に書きます。
油性のサインペンが最適です。滲んだり消えたりしないので一番でしょう。
刺繍すると子供がくすぐったがることも多いですし、チクチクするのであまり勧められません。
・シャツ
裾の裏側かあるいは大きめのタグが付いているとそこに書き込みます。
裾の部分は二重になっていて、表に名前が滲んだりしません。
タグは左側の裾に近い縫い目に付けてあるのでそこに書いてもよいでしょう。
◆洋服
・シャツなどのトップス
首の後ろについているタグの部分か、襟の首に接している部分のちょっと下側あたりに書きます。
着ているときにはわからなくて、脱いだ状態だと一目瞭然の場所です。
ここも汗に触れたりするので油性のマジックが最適です。
・ズボンなどのボトムス
ウエスト部分の内側が一番良いでしょう。
生地が二重になっているし、落ちにくい場所です。
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◆靴下
靴下は選択する頻度も多くて、靴との摩擦で名前が落ちやすいものです。
一番おすすめの場所は
土踏まずの部分です。
ここは靴を履いても比較的こすれや摩擦に晒されにくい場所です。
上履きのない教室では少し恥ずかしいかもしれませんが、
先生から見て一目瞭然、誰のものかすぐにわかります。
◆ハンカチ
洗濯する頻度も多いので名前ペンか刺繍で名前を入れます。
上下があるときには右下か左下がよいでしょう。
手や顔を拭く場所は避けるようにします。
◆帽子
タグがあればタグの部分
無ければ後ろ側、髪の毛に接する部分に刺繍か名前ペンで入れます。
◆鞄
持ち手のついている部分の裏側のあたりに描きます。
刺繍か名前ペンがよいでしょう。
出し入れで意外と擦れてしまいますから耐久力のあるものを選びます。
名前を書く最適なものを選ぶ
園児たちの持ち物に名前を入れる方法はいくつかあります。
思いつく限りだと
・名前ペン(油性の名前ペン)
・刺繍
・フロッキーネーム
などがあります。
フロッキーネームは馴染みのない人もいるかもしれませんが、簡単に言うとアイロンで衣類に接着できる文字だと思ってください。
見栄えは一番いいし、デザイン性にも優れていますが、耐久性が今一つです。
使い分けとしておすすめなのは
◆名前ペン
下着の上下
靴下
帽子
鞄(布製)
など
◆刺繍
帽子
鞄(布製)
洋服のトップスのタグの部分
ハンカチ
など
◆フロッキーネーム
鞄
など
基本的には擦れや汗、選択の頻度が多いものは名前ペン
名前ペンが使えない場所では刺繍
擦れなどがなく、見た目を重視できるものにはフロッキーネーム
という選択がよいでしょう。
入園準備にはいろいろと時間がかかりますが、
子どもの持ち物をくべるしてくれるのは保育士の先生ということを頭に置いて名前を書く場所を決めてください。
名前を書く場所はあまり気を遣いませんが、
とても大切ですからこの記事を参考にわかりやすい場所を選んで書きましょう。
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2017-02-08 15:07
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