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ノロウイルスに感染したときの食事はうどんが最適?

ノロウイルスに感染してしまって吐き気があるとき、

または治りかけの時の食事はどんなものが良いのでしょうか?

うどんをはじめ消化に良いものは治りかけの時に取り始める食事としては最適なものです。

吐き気があって食事も受け付けないようなら脱水症状にならないように気を付けて水分補給が大切になります。

ノロウイルスの症状は下痢と吐き気を伴う辛いものですから、できるだけ早く失った体力を取り戻すことがポイントです。

今回はその症状と食事について触れていきます。

ノロウイルスの症状と食事



◆下痢と嘔吐がまだある場合

ノロウイルスに感染して症状がひどい場合はおそらく何も食べられないでしょう。

下痢だけではなく、嘔吐が治まっていない場合は食事どころではありません。

このときにできることは唯一、脱水症状を避けるために水分補給をすることです。

特にお勧めの飲料は

・スポーツドリンク
・みそ汁の上澄み
・うどんの汁

などです。

スポーツドリンクは失われた水分を素早く補給できるので理想的ですが、冷たく冷やしたものを飲むのは避けましょう。

冷蔵庫に入っている場合は外に出しておいて常温になってから飲むようにします。

水分は体の中に入って体温と同じにならなければ吸収されませんし、温度差があるほど体力も消耗します。

みそ汁の上澄みやうどんの汁はたいてい温かいですからその点でも体に負担が少ないと思います。

上澄みを飲むのは味の濃いものは最初はあまり摂らない方がよいからです。

そのほか経口補水液も有効です。

もしこの時点で吐き気が長く続いて、水分も取れない場合は速やかに病院に行く必要があります。

点滴で身体に水分と栄養を補給しないとかなり危険な状態になってしまいます。

また、水分補給といってもかえって症状を悪化させてしまうものもあります。

・ジュース
・炭酸飲料
・アルコール

これらはかえって脱水症状を悪化させてしまうので飲まないようにしましょう。

吐き気はなく下痢だけの場合は少しずつ食べ物をとるようにして体力の回復をはかります。

◆下痢だけで嘔吐は治まっている場合

食べ物を食べても戻さないようなら少しづつ消化に良いものから摂ります。

とくにおすすめなのは

・うどん
・にゅう麺
・おかゆ

など一般に消化に良いとされているものから食べるようにします。

下痢が続いている状態は腸内の全ての菌がウイルスと一緒に体外に排出されている状態なので十分な消化ができる状態ではありません。

消化に良いものを食べる理由はここにあります。

気を付けるのはうどんもおかゆも何の具も入れないことです。

物足りないかもしれませんが、最初は我慢しましょう。

もし、物足りなければリンゴをすり下ろして食べてみてください。

柑橘系はあまりよくありません。


これで嘔吐したり気持ち悪くなったりしないようなら、少し栄養のあるものを摂ってみます。

ビタミンとミネラルをとるために野菜を摂り始めます。

・ニンジン
・かぼちゃ

などを裏ごししてスープにしたり、やわらかく煮たりして食べてみます。

こうして不足した栄養分を徐々に補っていきます。

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◆下痢も嘔吐も治まったら

症状が治まったからまた、と言って普通の食事に戻すのは少し早いでしょう。

身体はまだ、普通の食事を吸収するのに十分な状態ではありません。

うどんやおかゆに少しずつ具を入れて様子を見てみましょう。

先ほど紹介した野菜スープも一緒に試してみてください。

うどんやにゅう麺の具も消化に良いものや軟らかく煮たものを入れてみましょう。

おかゆの場合は卵を入れてみたいするのもよいでしょう。

鶏肉などは少し早いかもしれませんし、調味料も気を付けてください。

特に

・香辛料
・油

は控えてください。

今までもの足りない食事なのでカレーライスとか牛丼とかを食べたくなるかもしれませんが、下痢がぶり返してしまう可能性があります。

また、キノコなども避けましょう。

食物繊維がたくさんあるものは消化しきれないかもしれません。

ノロウイルスの症状が治まっても1週間前後はこのように消化に良い食事をして様子を見てください。

普通の食事に戻すのはそれからです。


今までのまとめです



ノロウイルスの症状自体は2,3日で収まることが多いでしょう。

でも、体力の回復して完治を早めるには段階を追って食事をとることが大切です。


◆下痢と嘔吐がひどい場合

・脱水症状に気を付ける

スポーツドリンク
うどんの汁
みそ汁の上澄み
経口補水液

を摂る

・症状がひどく、水も受け付けない場合は病院へ

◆嘔吐がなく下痢がまだある場合

具のないうどん、にゅう麺
おかゆ
リンゴをすり下ろしたもの
よく煮た野菜
裏ごしした野菜スープ

を摂る

◆下痢や嘔吐の症状がなくなった場合

具を入れたおかゆ
具を入れたうどん、にゅう麺

を摂り始める

食物繊維の多いものと油は1週間位控える


食事のとり方次第でノロウイルスからの回復が早くなったり遅くなったりします。

特にうどんやおかゆは消化機能が落ちているとき、体に優しい食べ物です。

でも体力が戻らなかったり、脱水症状がひどい時には早めに病院で見てもらう方がよいでしょう。

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