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文化祭でお化け屋敷をやる時の企画書 外せないことは?

文化祭でお化け屋敷は定番中の定番です。

飲食店や物品の販売と共に人気があります。

でも最近は学校側の事情や来場してくれる方々の安全の配慮などで実行が難しくなってきています。

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文化祭の前には企画書を学校側に提出して、

何を行うのか、

予算はどのくらいなのか

など事前に知らせなくてはいけないケースが増えています。

企画書次第で許可が出たり、取り消しになったりしますから、

企画書の書き方と内容、そのアピール方法がとても大切になります。

自分たちがやりたい事を実現するかどうかがかかっているのですからね。

今回は文化祭で特にお化け屋敷をやる時の企画書の内容について、盛り込むべき事柄に触れて行きます。

ポイントは

やりたいという漠然とした気持ちを目標に変えて、

それを実行するための計画、予定にすることです。

学校側も実現可能だと、判断すればやらせてくれるはずですから。

企画書に要求される要素は



先ず、文化祭の企画書ですが、次のことがはっきりと伝わらなければ学校側空もGOサインが出ません。

◆企画書ではっきりと伝わらなければいけない事

・何を自分たちが行おうとしているのか

・その実行に具体性がある

・完成のイメージとそこに至るまでの準備と計画性がある

・予算など金銭的な見積もりがなされている

・クラス全体できちんと取り組める体制がある

・文化祭のスローガンや趣旨に大きく反していない

・オリジナリティがあることが分かる

・企画書自体が読みやすく、丁寧に書かれている

こう見てみると企画書と言うよりも文化祭までの実行計画書です。

ただ、漠然とお化け屋敷をやりたいなぁ、と思っていても頭の中だけの願望にすぎないので、

それを目標に変えると、文化祭当日までのスケジュールや時間配分や予算も計算しなくてはいけなくなります。

この時点で初めてお化け屋敷が現実味を帯びてきます。

学校側もこの点が分からないと、予算を出してあげられないし、どうサポートしていいかわからないのが本音です。

それぞれの点について具体的に見て行く前に、協力してもらえる人や、アドバイスを受けられる人がいるかどうかを確認しておきましょう。

◆相談できる人はいるのかどうか

まず、自分たちが1年生であれば、

先輩でお化け屋敷をやった経験がある人はいるかどうか

担任の先生は経験があるかなどが大きくかかわってきます。

経験者の意見はとても大切で、上手くいかなかったことや失敗などの話も聞けますし、アドバイスももらえます。

それがあると準備も早くてできますし、時間も短縮できます。

材料の調達先も紹介してくれるかもしれません。

企画書を書く前に協力者を見つけることも大切です。

お化け屋敷の企画書で書くべき内容



では、先に挙げた企画書で伝えなければならないことについて一つ一つ具体的に見て行きましょう。

◆何を自分たちが行おうとしているのか

行いたいことはお化け屋敷ですが、タイトルも含めてどんなものにするのかテーマを示しましょう。

・和風のお化け屋敷か洋風のものか

・時代背景は

・場所の設定は病院、教室、墓場、処刑場、事件や自殺のあった廃墟など

・ストーリーは? かつて病院だった廃墟から夜な夜なうめき声が聞こえるなど

具体的な例としては映画「リング」の呪いのビデオや貞子の怨念をテーマに脅かす方法を考えたり。

◆その実行に具体性がある
ここではお化け屋敷の具体的な内容を示すようにします。

・お化け屋敷の見取り図

・脅かす装置と方法

・必要な材料

・必要な道具

・それぞれの調達方法

・安全性と注意喚起の方法

・入場者への配慮はどうするのか

など、教室をお化け屋敷にするための具体的な方法とそれに必要な道具、設計図や見取り図なども用意します。

学校側に文化祭でどんなお化け屋敷をするのかをきちんと示さないと許可されませんので、ここをしっかりと書きましょう。

◆完成のイメージとそこに至るまでの準備と計画性がある

・文化祭当日までのスケジュールを具体的に書きます。

セットはいつからいつまでに完成させるのか、

音響や照明の準備方法と配置、

それぞれの係の役割分担をしっかりと示します。

文化祭当日までに滞りなく完成しますという事を学校にアピールしましょう。

◆予算など金銭的な見積もりがなされている

・セットや小道具にいくらかかるのか

具体的に項目別に計算します。

出来ればお店で下見してその値段を書きましょう。

学校側から予算が決められている場合はその範囲内で収める方法や工夫も合わせて書きましょう。

この際に相談できる経験者がいると適切なアドバイスが得られます。

◆クラス全体できちんと取り組める体制がある

先ほどのスケジュールのところと被りますが、

それぞれの役割分担をきちんとしておきます。

中でも、全体をまとめるリーダー的な人は絶対に必要です。

一部で進行が遅れたり予定通りにいかないことも必ずありますから、係を増員したりする調整役になる人です。

◆文化祭のスローガンや趣旨に大きく反していない

この点は、担任の先生に企画書を書く前にきちんと相談しておきましょう。

多くの文化際にはテーマやスローガンが決められていますが、大きく反したものでない限り大丈夫です。

◆オリジナリティがあることが分かる

普通のお化け屋敷とはここが違う、という点をアピールします。

音で感じる恐怖感とか、心理学に基づいた驚かし方などでしょうか。

他のクラスとダブった場合の強みになります。

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◆企画書自体が読みやすく、丁寧に書かれている

出来れば手書きではなく、パソコンを使用し、ワードやエクセルで作りましょう。

綺麗に整然と書かれている方が説得力があります。

読む方も気分よく読めますしね。


このようにして文化祭のお化け屋敷の企画書を書けば学校も納得してくれると思います。

では次にお化け屋敷をやる時に必要なものと、注意点について補足します。

こちらの記事

お化け屋敷を文化祭でやる時の準備と注意 イラストを用いて

も参考にしてみてください。

お化け屋敷作りに必要なもの




◆光を防ぐ方法

教室をお化け屋敷にするためには先ず光を遮断します。

その方法としていろいろありますが、低予算で効果が高いのが

アルミホイルです。

使用方法は次の通りです。

1、窓を拭いて埃をとります

2、霧吹きで窓に水を吹きかけます

3、アルミホイルをサッシの大きさよりも少し大きめにカットます。

4、ガラスに張り付けて、パーパータオルや布で空気を追い出すように密着させます

5、はみ出したアルミホイルをセロテープなどでサッシに密着させます。

6、乾いたら出来上がりです。

この方法だと段ボール等をたくさん使う必要もないし、糊も使用しないのでサッシを傷めません。

黒いカーテンを併用すれば完璧です。

是非試してみてください。

◆コースの壁素材

考えられるのは

・段ボール、ベニヤ板などの固い素材

・黒いごみ用のポリ袋、カーテンや布

予算に応じて用意することになりますが、それぞれ一長一短があります。

理想はしっかりしたベニヤですが、予算がかかりますね。

よく使われる段ボールは机を2段にして、通路状にして、足にダンボールを固定して壁をつくっていきます。

組み立ても簡単で後片付けもしやすいのでお勧めですが、それだけの大きさと量の段ボールの調達が課題ですね。

◆お化け屋敷のコースの心理学

人間は左回りが得意です。

車を運転している時もそうですが、右折はあまり得意じゃないですよね。

歩くときも同じです。

ですから、お化け屋敷の順路も右回りを適度に入れることで不安感を増大させることが出来ます。

◆怖さの調整

お化け屋敷だからと言ってはじめから全開で怖がらせてはいけません。

後が続きませんし、本当に怖がりのお客さんはパニックになりますよ。

先ず、コースを「始め」「中1」「中2」「終わり」と4段階に分けます。

・始め:視覚的な怖さ、人形や壁に書かれた言葉、病室などをメインに視覚に訴える方法をメインにしましょう。

・中1:ここから、音響や人による驚かせを加えて行きます。

・中2:ここで最大限に驚かせます。装置や人、音響をクライマックスにします。

・終わり:ここで再び視覚的な方法に戻していきます。ここでお客さんを驚かせると稀に外に飛び出していきます。もし、外に人がいるとぶつかる可能性を避ける意味も含めて。

◆驚かせ方の3パターン

、仕掛け放置タイプ

人形や文字を使って驚かせる方法です。

特に動かしたりはしないので怖さはそれほどでもありません。

入口付近、出口付近はこのタイプがよいとおもいます。

、仕掛け可動タイプ

人形や装置を人が動かします。

ひとだまもどきのものや人形の首が飛んだりする仕掛けを手動で操作します。

特に暗がりで至近距離で物や人形が動くと恐ろしいですよ。

、人間タイプ

人がお化けに扮して驚かせます。

定番の方法です。

驚かす時には周囲が確認できない状況、特に暗い場所と曲がり角の向こうからが効果的です。


お化け屋敷のコースやコンセプトによってこの3つのタイプを組み合わせます。

怖さの調整を参考にしてくださいね。

では最後にお客さんを迎える上での注意点です。

来場者への注意喚起をしよう



文化祭でお化け屋敷を行う上で学校がもっとも気を遣う点が事故や怪我です。

行う生徒もそうですが、せっかく来てもらった来場者の方に怪我をさせたりしては大変です。

この点も企画書の中にどんな体制をとるのか、注意喚起の方法も明記しておきましょう。

まず、お化け屋敷に来場してもらう時に入り口で次の点をお客さんに確認しましょう。

・心臓の弱い人

・持病のある方(特に心臓に)

・既に怪我をしている人

・妊婦の方

・風邪やインフルエンザなど感染性の病気の方

・小さいお子さん

これらの方は基本、入場をお断りしておく方がよいでしょう。

何かあってからでは遅いので、分かりやすく目立つ所に張り紙をして、注意を喚起しましょう。

また、禁止事項も事前に知らせておくことが大切です。

・スタッフへの乱暴、いやがらせ

・コースでの居座り、逆行、遅延行為

・セットへのいたずら

・撮影と録音

・まだ入場していない人へのネタばらし

これらについての対処まで企画書に書かれていれば学校側も許可してくれると思います。

文化祭は思い出に残るイベントですから、きちんとした企画書を作ってお化け屋敷を成功させましょう。

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