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外飼いの犬の暑さ対策 やらなければならない9つの事

外飼いにしている犬は室内飼いの犬よりも暑さの影響を受けやすいです。

夏に暑さ対策をするのは当然なのですが、家に迎える時に犬小屋の位置や地面などを整えてから飼うのが基本です。

今回は犬が暑い夏を快適に過ごすための工夫を紹介します。

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大切な家族を熱中症にしてしまわないためにも是非実行してください。

犬は暑さが苦手



犬はもともと暑さが苦手な動物です。

冬は比較的得意な動物ですが、日本では高温多湿の気候に夏バテ気味になりやすいのです。

特に寒い地方が原産のサモエド犬などには特に辛い季節になります。

それに体温を調節する機能が限られています。

例えば、肉球と口などで熱を外に逃がすくらいで、体に汗をかいたりすることで体温を下げることはできないのです。

ですから、その分人間が手伝ってあげないと暑い夏を快適に過ごすことは出来ません。

外飼いの犬が快適に過ごすための条件



先ず、外で飼われている犬が夏を快適に過ごすために飼い主がやっておかなければいけない事をピックアップします。

・犬小屋の位置
・犬小屋を置く場所の地面
・通気性
・直射日光対策
・水場の設置
・餌の管理
・水の量
・肌のケア
・散歩の時間

この8つに気を付けます。

では具体的に一つずつ見てきましょう。

犬小屋の位置を考える



犬小屋を置く位置ですが、日当たりに一番気を使います

方角にもよりますが、

・一日中日の当らない位置、
・一番日差しのきつい時間帯に日影になる位置

を選びます。

コンクリートやタイルだと、夏の日差しで暑くなり、照り返しで地面付近の気温が思いのほか上昇します。

これを避けるために日影になる時間帯が長い場所を選べれば一番です。

犬小屋を置く地面は?



次に犬小屋を置く地面は土であることが理想です。

あるいは短い芝でも良いでしょう。

土はコンクリートに比べてはるかに温度上昇が低く抑えられます。

また、犬は本能的に地面に自分のお腹がすっぽりと収まる穴を掘って、お腹を埋めます。

冷たい土の中に入ることで体温を下げようとするのです。

これを自由にやらせてあげることで犬の快適度がかなり違ってくるはずです。

外飼いの犬にはこの環境は必須と言えますので、家族に迎える前に是非準備してあげてください。

もし、無理な場合は室内飼いを考えた方が良いでしょう。

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通気性を考える



犬小屋を置いてある場所や中に風が通るようにします。

犬小屋の中はスノコを敷いて置くことで犬の体と床の間に風が通るので、体温の上昇を防ぐことが出来ます。

小さな窓のある犬小屋にするなど、中に熱が籠らないものを選ぶのも一つの方法です。

通気性を確保してあげることも大切なことです。

直射日光を防ぐ工夫をする



犬小屋の位置や通気性を確保しても、一番の問題が強い日差しです。

室内飼いにしない限り、一日中日影に犬を置いておくことはできませんから、次のような方法で犬を守ります。

・すだれを活用して日影を作る
・よしずを使用する

どちらも通気性を保ちつつ、日差しを遮る方法です。

また、近所迷惑にならなければ、アルミの反射シートなどを部分的に使うと日光を反射してくれるので温度の上昇を防ぐことが出来ます。

駐車している車のフロントガラスの内側に入っているあのシートです。

土の地面にこのよしずやすだれを使用すると夏でもかなり違ってきます。

ただ、風の強い日は飛ばされたりめくれないようにしっかりと固定する方法を考えてください。

水場を設置する



浅いプールがあれば、水浴び好きの犬は中に入って暑さをしのぐかもしれません。

代用にはホームセンターで売っている適当な容器を使用して即席のプールにしても良いでしょう。

犬によっては水があまり好きではない子もいるのであくまで個性を尊重します。

水場が近くにあるだけで体感温度もずいぶん違ってきます。

注意する点は、水はその日の夕方には水を変えてください。

長い間そのままにしておくと、ボウフラがわいて、蚊の発生原因になってしまいます。

餌の管理に気をつける



これは常識ですが、餌は食べきれる量を与えて、残したら下げてしまうようにしましょう。

何故かというと、高い気温で腐りやすいので、犬が体調を崩さないように管理してください。

特に夏は、外にもゴキブリなど残った餌を食べに来る虫がいますから、誤って犬がそれを食べてしまわないように気をつけましょう。

水の量を多くする



飲み水も日影に置いて置くのですが、器の数を増やしたり、大きめの器にして量を確保します

暑さで犬が水を飲む量も増えますから、水が無くならないように気を付けてください。

特に一日中出かけて留守にする時には日中の暑さにも蒸発しないような量を置いてあげましょう。

日なたに置いておくとお湯のような温度になってしまいますから、少しの氷を入れておくなど、暑くなりすぎないように工夫することも必要になります。

犬の肌のケア



犬の肌は毛に覆われているため、紫外線や刺激には弱いのです。

以外に思うかもしれませんが、犬の表皮は人間の表皮の5分の1くらいしかありません。

そのため、毛が生乾きのまま、放置したりせずにしっかり乾かすようにします。

良く、暑さ対策で濡れたバンダナを犬の首の回りに巻いて気加熱で体温を下げる事を行いますが、毛を生乾きにしていると皮膚のトラブルを起こしたりします。

同じように、シャンプーをした時にもきちんと水すすいで完全に乾かします。

それと、もう一つ大切なのがブラッシングです。

犬は夏には毛が抜けて密度が薄くなるのですが、ブラッシングで被毛の中に空気を取り入れてあげるようにしましょう。

散歩の時間に気をつける



散歩のコースがアスファルトやコンクリートの場合は日中の散歩は避けた方がよいでしょう。

夏の日差しでアスファルトやコンクリートの温度は犬が足にやけどをしてしまうレベルまで上がっています。

散歩は朝、気温が上がる前か、夕方の7時以降、アスファルトの温度が下がってからにします。

ミニチュアダックスなど地面に体の近い犬は照り返しの影響は大きいので地面に触ってみて暑さが残っていたら控えましょう。


外飼いでも犬が快適に過ごせるように暑さ対策をきちんと行いましょう。

犬にとって日本の夏は一番日苦手な季節です。

工夫をして、少しでも犬が夏を乗り切れるようにしてください。

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