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紫外線アレルギーの症状は? 腕や足に出る場合

紫外線が強くなる春先、日焼け対策をする人も多いと思います。

でも紫外線アレルギーの症状が現れたら要注意。

腕や足に皮膚の異常を感じて病院で診てもらったら紫外線アレルギーだったと言うケースも増えています。

普通の日焼けと違う症状が腕や足に現れたらためらわずに病院に行ってください。

今回は紫外線アレルギーと言うものがどういうものか、その症状や治療について紹介します。

紫外線アレルギーとは



紫外線アレルギーとは日光を浴びた時に皮膚の異常が起こる事を指します。

ultraviolet-rays.jpg

普通の人が肌が黒くなったり、赤くなったりする程度の紫外線量でも肌に異常が現れます。

紫外線アレルギーの症状は次のようなものです。

◆肌に現れる症状

・湿疹、じんましん、水ぶくれ、赤味
・腫れる
・かぶれてしまう

◆目に現れる症状

・異物感
・涙が出る

◆その他の症状

・吐き気
・発熱
・頭痛

日焼けの症状がさらにひどくなった状態から、体全身に及ぶ症状まで現れることがあります。

もし、受けた日差しの割りに赤味がひどい、水ぶくれになるなどの症状があったら紫外線アレルギーになってしまっているかもしれません。

特に長そでから半袖になって腕を出す機会が増えて上のような症状に心当たりがあったらすぐに受診してみるべきでしょう。

ではなぜ紫外線アレルギーになってしまうのでしょうか?

紫外線アレルギーの二つの原因



紫外線アレルギーの原因は主に二つが挙げられます。

・内因的な原因

紫外線がその人の持っている抗体量を超えて起こる。

花粉症の発症と同じ原因で紫外線アレルギーが発症するケースです。

ずっと紫外線を浴び続けて、その人が生まれながらに持っている抗体量を上回った時に発症します。

その人が持っている抗体量をコップに例えると、生まれてから浴びた紫外線がそのコップの量を超えてあふれ出るとアレルギー症状が出るようになります。

・外因的な原因

日焼け止めを肌に塗布したり、薬を服用した後で発症する例です。

薬や日焼け止めが紫外線を吸収して少しの日差しでも症状が現れます。

薬が原因で肌が紫外線に対して異常に敏感になるためです。


どちらにせよ、紫外線アレルギーになってしまった場合はそのまま放っておくわけにはいきません。

紫外線アレルギーの治療法



日光を浴びて腕や足、首などふだん肌が出ている部位が赤く腫れたり、湿疹が出来たりして病院に行って紫外線アレルギーが疑われる場合は検査を受ける事になります。

この検査は光線過敏症テストと呼ばれるもので、大学病院や皮膚科専門医のところで受けられます。

検査で紫外線アレルギーと診断されると次のような治療が行われます。

・非ステロイド剤の塗り薬(比較的軽い症状の場合)
・ステロイド系の塗り薬(重症の場合)
・内服薬(抗アレルギー)

塗り薬はどちらも症状を緩和するためのものですから長期的に使用するのは無理があります。

その場合は内服薬が処方されることが増えています。

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◆日頃の対策

薬以外にも普段から肌を紫外線から守る対策をする必要があります。

・長そでの衣服を着用
・サングラスや日傘、つばの広い帽子、手袋などを使用
・家に強い日差しが入る時はUVカットのカーテンを使用

など肌を紫外線に晒さない工夫をします。

また、日差しの強い時間帯の外出を避けるなどの配慮も必要です。

日焼け止めを使用して問題が無い場合は肌の露出している部分には使用してください。

日焼け止めの知識



日焼け止めの使用が出来るのであれば肌を守るために使用した方が良いでしょう。

この点は医師と相談の上で使用してください。

あまり知られていませんが、日焼け止めには二つのタイプがあります。

・紫外線錯乱剤を使用しているもの

紫外線を跳ね返して肌を守る日焼け止めです。

肌への刺激は低いのが特徴です。

・紫外線吸着剤を使用しているもの

紫外線を吸収して肌を守る日焼け止めです。

肌への刺激は強いことが多いです。


お勧めするのは肌への刺激が低い紫外線錯乱剤を使用したものです。

購入する時は薬剤師に確認してみてください。

◆SPFとPa

日焼け止めの効果を表す目安となるものがこのSPFとPaです。

・SPFとは

UV-B(シミやそばかすの原因になる)という紫外線を防ぐものです。

最大値は50で、数字が大きいほど効果が高くなります。

しかし完全にこのUV-Bを防げるわけではありません。

・Paとは

UV-A(しわやたるみの原因になる)と言う紫外線を防ぐもの。

+の記号でその強さを表します。

+が一つから++++の4つまでの段階があって、4つが一番効果が高くなります。


紫外線アレルギーの方はSPF30以上、Pa+++以上が良いでしょう。


日焼け止めは人によって肌に合わない場合があるので異常が現れたらすぐに中止して医師や薬剤師に相談してください。

食事によって改善できるのか?



紫外線アレルギーは食事によってもある程度改善できると言われています。

それは日焼けに良いといわれる栄養や肌を強くする食べ物、免疫力を高める食べ物をを摂るように努めることによります。

◆ビタミンC

肌のトラブルを軽減させるビタミンで、紫外線アレルギーに効果的です。

赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、カリフラワーなどに多く含まれています。

ビタミンCと言うと柑橘類を思い浮かべる人も多いと思いますが、光に対して敏感になるソラーゲンと言う成分を含んでいるので摂りすぎないように注意が必要です。

また、ビタミンCは体外に排出されやすいので食事のたびにこれらを摂れるようにメニューを工夫してください。

◆ビタミンD

免疫力を高める効果があります。

サンマ、ニシンなどの魚に多く含まれています。

意識して積極的に摂るようにしてください。

◆ビタミンB2

肌を強くする栄養分です。

肉や魚類に多く含まれています。

肉ならレバー、魚ならいかなごやウナギに多く含まれています。

干しシイタケやアーモンドにも多く含まれています。

食事に上手く組み込んでください。


紫外線アレルギーは去年まではそうでなくても突然なることもあります。

長い時間日光に当たっていなくても腕や足にここと当たりのある症状が出た場合には医師の診断を受けてください。

紫外線が気になる季節ですから紫外線アレルギーではなくても予備知識を持っていましょう。

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