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猫が夏バテで下痢を起こす場合の予防と対処

猫はもともと砂漠に住むリビアネコ、だから暑さには強いと思いがちです。

でも夏バテに気をつけなければいけない動物です。

特に下痢を起こしやすい時期でもあるので普段から気をつけて様子をみていてあげましょう。

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先ずは夏バテかも?と思える猫の状態を捉えましょう。

猫が夏バテの時に見せる症状



・食欲不振
・あまり動こうとしない
・だるそうにしている
・発熱しているようだ(おでこ、わきの下)
・反応が鈍い

などの症状がみられたら夏バテになっている可能性があります。

たまに餌を食べないときもありますが、水まで全く飲まないようなら脱水症状になり易く、危険なので器の水の量を注意して観察してください。

特に下痢や嘔吐などの症状がなければ、涼しいところへ自由に移動できるように部屋の扉を開放しておくとか、エアコンの温度を少し下げたりして涼しくすると元気になることも多いです。

発熱している場合は体をアイシングしてあげたりします。

バスタオルを濡らしたり、保冷剤を使って冷やして上げましょう。

さらにひどくなると

・舌を出している、よだれや泡を出している
・呼吸が荒い

など明らかに異常が見られます。

この場合はすぐに病院に連れて行ってみてもらいましょう。

猫は人の7倍くらい我慢強い動物と言われますから一見しておかしいと思うような様子を見せたらそれはかなり具合が悪いと思ってよいでしょう。

また、下痢や嘔吐の症状があって2~3日止まらない場合は要注意です。

下痢には夏バテに関係するものと他の原因によるものがあるからです。

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猫に下痢の症状が現れる時は



猫が下痢をしている場合はいくつかの原因が考えられます。

・急にウエットフードやスープ状の餌を多く食べたとき
・細菌による下痢(大腸菌、サルモネラ菌、カンピロバクタ―など)
・ウイルスによるもの(ジステンパー、パルボウイルスなど)
・寄生虫(回虫、鞭虫、コクシジウムなど)
・強いストレスによるもの

これらの原因を一つずつ見て行きましょう。

ウエットフードやスープを食べさせたことにようる下痢は一時的な場合も多く、すぐにおさまることも多いものです。

ただ、下痢は脱水症状につながるので、きちんと水を飲んでいるのかをしっかり確認しましょう。

夏はドライフードだけだと食べ方によっては水分が不足することもあるので適量のウエットフードで強制的に水分を摂らせる必要もあります。

少しずつ慣れるようにしておきましょう。

細菌による下痢は人間にも感染してしまう可能性があります。

特に大腸菌は要注意、下痢の症状が改善されない場合は早めに医師に診てもらってください。

ウイルスによる下痢は嘔吐、鼻水など脱水症状をさらに悪化させるものもあります。

パルボウイルスは死亡率の高いウイルスなので症状が現れたら早めに病院に連れて行きましょう。

寄生虫は成猫から子猫までかかる可能性のあるものです。

治療法は病院で虫下しをもらって飲ませます。

ストレスによる下痢は環境が変わったり、普段と違う事が起きたりした場合に起こることがあります。

猫はデリケートは動物なので来客や引越しなどの後は下痢を起こすこともあります。

また、夏場は体を長くのばして横になっていることも多いのですが、うずくまる様にしていたら要注意です。

いずれにしろ下痢が続くことは脱水状態が続く事ですから早めに診察してもらって適切な治療をしてもらいましょう。

夏バテにならないための予防策



猫は寒さよりも暑さに強そうですが、日本の湿度の高い夏は人間同様に苦手です。

大切な猫が夏バテにならないように予防の意味を込めて環境や食べ物を整えてあげるのも飼い主の務め。

◆猫の夏バテ対策は

・室内温度の調整

エアコンと扇風機で室温の調整をしましょう。

扇風機だけでは温度が下がらないので適度に冷房を入れます。

でも寒くなりすぎた時の事を考えて、猫が過ごしやすい温度を探して自由に動けるよう部屋を行き来できるようにしておきます。

・クールマットを活用

部屋に置いておくだけで猫に快適な温度のスペースを作れます。

エアコンの付いた部屋を嫌う場合はクールマットを使って涼しい場所を確保しましょう。

・水を新しくする

雑菌などが猫の口から入らないようにするため、水はこまめに取り替えましょう。

器もきちんと洗って上げてください。

夏は水も新鮮なものを常に飲めるようにしてあげてください。

・ブラッシングをこまめにする。

猫は自分で毛繕いをいつもしていますが、長毛種は人の手助けが必要です。

和猫と呼ばれる猫には必要ないかもしれませんが、外国出身のネコや北国出身のネコの寒さ対策完備の毛は厳しい夏には不向きです。

ブラッシングで密度を出来るだけ減らして上げましょう。


猫の夏バテ防止法は水分補給と熱中症にしないケアが大切です。

猫が夏を快適に過ごすために実践してください。

でも、下痢などの異常な症状が続いたら早めに病院に連れて行ってあげてください。

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