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インフルエンザ ワクチン4価の副作用はあるのか?

インフルエンザが既に流行している今年、

ワクチンが4価になり副作用なども懸念されています。

予防接種は受ける側の体質や体調により、副作用が現れてしまう事があります。

4価になったことで今までとどのように変わるのか、またインフルエンザワクチンの副作用とはどのようなものか見て行きます。

4価ワクチンとは


今年から導入される4価ワクチンとはどのようなものか?

このブログの記事インフルエンザワクチン 2015年は価格が上がる! 4価が使用されるためで説明しましたがもう一度簡単にお話しましょう。

簡単に言うと

今までの3価ワクチンはA型のインフルエンザ2種類に効果があり、B型のインフルエンザ1種類に効果があるワクチンです。

つまり、3種類のインフルエンザウイルスに効果のあるワクチンでした。

一方、4価のワクチンと言うのはA型のインフルエンザ2種類、B型のインフルエンザ2種類に効果があるワクチンです。


インフルエンザワクチンはその年の流行を予想してA型、B型それぞれに「株」と呼ばれる種類を組み合わせて作られます。

今年からB型の株が一つ加わったので、流行しているウイルスにより対応できるようになった訳です。

詳しくはインフルエンザワクチン 2015年は価格が上がる! 4価が使用されるためを参照してください。

4価ワクチンの副作用はどうなのか?


3価のワクチンも予防接種の後に少なからず、副作用が出た事例が見受けられます。

ワクチンが4価になったことで、副作用や副反応が強くなるのではないかと不安視する向きもあります。

これについては厚生労働省や製薬会社

「副反応や副作用は従来と同様に個人差がある」

という見解です。

またある小児科医は

「抗原が増えればその分、接種部位の腫れや発熱といった副反応が強くでる可能性がある」

としながらも副作用、副反応は体質による個人差があるとしています。

アメリカでは2014年に既に4価ワクチンが導入され、効果をあげたようですが、日本では実施してみなければわからないと言うのが本音のようです。

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インフルエンザワクチンの副反応と副作用


インフルエンザワクチンによる副作用は次のようなものがあります。

◆各部位に出る症状

・赤くなる
・腫れる
・熱を持つ
・硬くなる
・痛みが出る

これらの症状は2、3日で消えるもので、20%~30%の人に出るといわれます。

私は毎年、腫れて少し硬くなります。

◆体に起きる症状

・発熱
・寒気
・吐き気
・頭痛
・下痢
・だるさ

これらの症状は副反応と呼ばれますが、2,3日で無くなります。
予防接種をした人の5%~10%にでるといわれます。

特に小さい子供が予防接種の副反応ではないかと思われる発熱があった場合はすぐに医師に連絡してください。

市販の薬で熱を下げようとすると使用してはいけない成分が入っている可能性があるため、相談して支持を受けてください。

応急処置としては濡れタオルなどで体を冷やし、脱水症状にならないように水分を摂るようにします。


特に重い副作用


インフルエンザワクチンの予防接種でまれに深刻な症状が現れることがあります。

◆アナフィラキシー

食べ物・蜂・薬物などに対して起こる重度のアレルギー反応です。

・症状
じんましん、瞼の腫れ、唇の腫れ、呼吸困難、嘔吐、失禁などどれも急激に現れます。

最悪の場合、死に至ります。

アナフィラキシーで死亡するケースは毎年、毎年40~70人ほど。

・対策
予防接種後の極めてまれな反応ですが、接種後病院で30分ほどは様子を見るようにします。

◆急性散在性脳脊髄炎(アデム)

ウイルス感染の後や予防接種後に起こるアレルギー性の脳脊髄炎。

・症状
けいれん、発熱、頭痛、運動障害、意識障害など

インフルエンザ予防接種ののち、数日から2週間ほどの間に症状を引き起こします。

インフルエンザワクチンよりも日本脳炎ワクチンの副作用としての事例が多い症状です。

◆ギラン・バレー症候群
筋肉を動かす運動神経に炎症が起きて手足に力が入らなくなる病気

・症状
手足のしびれ、力が入らなくなる


予防接種後、数日から2~4週間以内にピークに達しますがその後は回復していきます。

3か月から半年ほどで完全に回復しますが、後遺症が残るケースもあります。

今年のワクチン接種で留意すべき事


4価のインフルエンザワクチンの予防接種でもこれまでの予防接種で起こる可能性があった副作用、副反応が考えられます。

今までの予防接種で副作用や副反応が無かった方はそれほど心配はないと思われますが、腕の腫れがひどかったり、体に異変があった方は事前に医師に相談しましょう。

副作用は個人差がある事なので自分の体質や病気を良く知っている医師のもとで受ける方が安心できます。

慎重になりすぎるのも問題ですが、小さい子供の場合や初めての接種の場合は病院などで相談してから行いましょう。

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