口内炎になると痛くて食べ物美味しくないですね。
子供の時によく経験したのですけれど
即効性のある治し方を知りたいといつも思っていました。
自然治癒するまで我慢するのは辛くて、耳鼻咽喉科で塗り薬を貰ったりしたのですがあまり効かなかったように思います。
大人になってからはあまりできなくなったのですが、それでも時々唇の裏にできて調味料がしみたりします。
今日は口内炎の原因と治し方についてです。
口内炎のできる場所
口内炎はできる場所によって呼び方が違っています。
◆歯肉炎:歯茎に口内炎ができた時はこう呼びます。
◆舌炎:舌にできた時
◆口唇炎:唇にできた時
◆口角炎:口角にできた時
呼び方は上のようになりますが、患部は粘膜がえぐれて穴ができたり水疱になったりするのは共通しています。
なぜ口内炎ができるのか?
口内炎ができる原因として3つが挙げられています。
①ウイルス性口内炎
ウイルスや細菌の増殖が原因の口内炎
特徴:口の粘膜に多くの小水疱が形成、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みを伴うことがある。
ヘルペスウイルス、梅毒・淋病・クラミジアなどによって発症します。
②カタル性口内炎
入れ歯や矯正器具の接触、ほおの内側を噛んで傷を作った時などが原因の口内炎
特徴:口の粘膜が赤く腫れ、水疱ができることもあります。
境界が不明瞭で、唾液の量が増え口臭が発生、味覚が鈍ったりします。
③アフタ性口内炎
疲労や免疫力の低下、栄養不足が原因の口内炎。
特徴:2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が、ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。
一般的に多くみられるのがこの口内炎です。
普通は10日から2週間程度で自然治癒します。
ウイルス性の口内炎は性病のウイルスが関係しているので医師の診断を受けるのが妥当です。
でもカタル性口内炎とアフタ性口内炎は自分で治すことも予防も可能なのです。
口内炎ができるまでに皮膚の下では何か起きている
①ビタミン不足、疲労、ストレス、ウイルス感染や外的刺激などにより、タンパク質分解酵素の一種プラスミンが発生。
②増え続けたプラスミンによって、炎症のもと(ヒスタミン)や痛みのもと(プロスタグランジン・ブラジキニン)が発生、血管を拡張していきます。
③むくみと痛みが発生、炎症が起き始めます。
④炎症が続き、粘膜の表面がただれてびらん様になる。
⑤ただれた部分がさらにえぐられて口内炎となります。
要因は様々でも口内炎になる過程は②~⑤まで共通です。
治すにはこの進行を止める必要があるのですが、どのようにすればよいのでしょうか?
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口内炎を即効で治す
健康な人でも口の中には様々な細菌が存在します。
口の中に傷ができてしまったり、弱ったりすると細菌が入り込み炎症を広げてしまします。
なので、口の中の細菌を減らす或いは繁殖を抑えて増やさないようにすることで口内炎の悪化を防げるのです。
様々な方法があるようですが、いちばん早くて確実な方法は
洗口液でのうがいです。
これが
手軽でかつ確実な方法。
子供でも簡単に実行できて習慣にしてしまえば口内炎になってもそれほどひどくなりません。
洗口液と言うとうがい薬や口臭予防のマウスウォッシュ液を思い浮かべますね。
利用するのは薬屋さんでも簡単に手に入るものですから入手に苦労することもありません。
特に効果があるとされているのが
・リステリン
・ガム
・クリアクリーン
・イソジンうがい薬
の4点です。
うがいの方法は
①口の中に含み口内炎の部分にいきわたるようにします
②10秒以上の時間をかけてうがいをします(激しくする必要はありません)
③洗口液を吐きだし、水で軽くすすぎます(一口含んで吐きだす程度で十分です)
これを一日に数度繰り返します。
洗口液の説明にはそのままでも大丈夫と書かれているものが多いですが、口内炎ができている状態では口の中に洗口液を残さない方がよいでしょう。
残っていると殺菌成分がかえって患部のダメージを広げる可能性があるからです。
殺菌成分の強さは
リステリンとイソジンが強め、
ガムとクリアクリーンが少し刺激が弱めと言う感じです。
効果が弱いのではなく、症状と好みによる部分が大きいと思います。
私はイソジンを使う事が多いです。
この方法なら特に日常に負担になることも無く、手軽なので習慣づけてしまえば予防にもなるでしょう。
口内炎を治す 薬を使わない方法
薬を使わずに治すには特製のドリンクを作る方法があります。
この方法は手間がかかりますが、効果が高い方法とされています。
材料は以下の通り
・無調整牛乳またはヨーグルト180cc
・酢(米酢、果実酢、穀物酢など)ペットボトル約半分
調理法は
用意した牛乳かヨーグルトに酢を加えて電子レンジで20秒から30秒温めます。
これをかき混ぜて飲みます。
面倒ですが、薬に抵抗がある人は試してみてください。
私は牛乳がダメなので飲めません。
口内炎を予防する食事
口内炎の原因の一つに栄養不足がありますが、大人になってからの口内炎はこれが結構多いです。
また疲労や睡眠不足でも弱くなるのが口の中の粘膜。
普段からバランスに気を付けていれば口内炎にはなりにくいのですが、何を積極的に摂ればよいかわからない人も多い筈。
口内炎予防に口の中の粘膜を強く保つ効果的な食材と料理をリストアップします。
◆粘膜強化に有効は栄養素
・ビタミンA(βカロテン):粘膜強化
・ビタミンB2:免疫細胞、粘膜合成補助
・ビタミンB6:免疫細胞、粘膜合成補助
◆お勧めの食材
・かぼちゃ、人参、あしたば、ほうれん草、小松菜、にら、モロヘイヤ、ブロッコリー
・レバー、うなぎのかばやき、ぎんだら
・干し柿、干しあんず
・卵、牛乳
◆お勧めの料理
銀だらと小松菜のとろみ煮
鶏手羽とモロヘイヤのスープ
鰻とあした場のポン酢あえ
鶏レバーとにらのあえもの
人参のアーモンドソースがけ
ブロッコリーのピカタ風
など
工夫すれば日常でも摂れるものです。
外食の時もこれらの食材が含まれているメニューを選べば予防に役立ちます。
洗口液による治し方、特性ドリンクよる治し方、予防方法と紹介しましたがいかがでしょうか?
口内炎はなってしまえば10日前後は付き合わなければいけない辛い症状です。
できるだけ早く治して食べ物を美味しく楽しみましょう。
特に子供の口内炎を治すにはうがいの習慣と普段の食事を気を付けてあげてください。
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2015-04-07 18:22
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