横浜ＤｅＮＡの次期球団オーナーに同社の創業者である
南場智子氏（本社取締役）が就任することが発表されました。
現オーナーの春田氏は今シーズン限りで退任となる運びです。
正式な人事はシーズンが終了した後になるのですが、
日本初の女性オーナーが誕生することは決定的です。
南場智子さんと言えば３年ほど前に夫の看病を理由に社長を退任したことで話題となりましたね。
南場智子略歴
１９６２年４月２１日、新潟市出身
津田塾大卒業
外資系コンサルティング会社「マッキンゼー＆カンパニー」を経て米ハーバード大で経営学修士号（ＭＢＡ）を取得。
１９９９年３月にＤｅＮＡを創業
世界を代表する女性ＩＴ起業家
２００３年に内閣ＩＴ戦略本部員、
２００４年に規制改革民間開放推進会議委員、特定秘密保護法の有識者会議「情報保全諮問会議」に参加。
凄い経歴ですがＩＴ業界ではその名を知らない人はいない程有名です。
そして、ご主人はマッキンゼーアンドカンパニーの同僚だったのです。
社長辞任と夫の病気
南場さんが創業以来、ＤｅＮＡは着実な成長を続け、東証一部場所も果たすなど好調気にも関わらず、南場さんは突然社長を退任し、取締役に退きます。
理由は夫の看病のため生活の変化を余儀なくされたと言う事で、当時は有能な経営者でありながら献身的な妻の姿が美談として報じられました。
しかし、その後、公正取引委員会がＤｅＮＡの商売方法が独占禁止法違反に当たるとして排除勧告を行ったため、南場智子さんは引責辞任を避けるための口実だったのではないか？と憶測が飛び交いました。
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ご主人の病気は癌だったらしい
ご主人の病気については詳しく知られていませんが、どうやら癌で手術、術後の安静、介護が必要な状態で、当時の
「夫の看病をするために社業に集中することができない」と言うのは事実である事は間違いなさそうです。
今回の
オーナー就任の背景にはご主人の病状が回復した事が一番の理由のようです。
現在ご主人は治療の結果回復し、趣味のゴルフ、ダイビングを楽しめるまでになっているらしいのです。
おそらく、南場智子さんが仕事に復帰した２０１３年７月ごろがある程度普通の生活ができるようになった時期なのでしょう。
今後は？
そしてその後、遺伝子検査「ＭＹ ＣＯＤＥ」、教育、医療事業参入にも中心的な役割を担い、来季からのオーナー就任を引き受けられるのはご主人の状態がかなり良くなっているのからでしょうか？
私は野球の球団の経営には詳しくないので、南場智子さんがオーナーになることでＤｅＮＡ、セリーグがそして球界がどう変わるのかは想像できません。
でも新たな目線を持った経営者が参加することで１視聴者として個性的な選手がたくさん活躍する面白い試合が見られる事を期待します。
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2014-09-17 16:46
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