6日、レーザービームでファンを魅了し、「遊び」と言い放った
ヤンキースのイチロー外野手(40)が8日、
オリオールズ戦で日本プロ野球記録の通算出場記録に並びました。
※
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/mlb/2012/07/25/...より
イチロー選手はこの試合で日米通算の出場試合数が951試合(オリックス時代)、
メジャー2066試合を合わせて3017試合となり、
野村克也氏の持つ日本プロ野球記録と並びました。
試合は残念なことに5―14で敗れ、自身も9回表で中堅の守備に就くと、
その裏、打席に入り二ゴロと見せ場はありませんでした。
日本プロ野球記録の更新はもはや確実ですし、
40歳現在、メジャーの第一線で活躍を続けているイチロー選手には
ピート・ローズ氏の持つ3562試合の大リーグ通算出場最多記録更新も十分可能に思えます。
しかし、イチロー選手は相変わらず淡々としたもので、
「だから、という感じですね。
出ているだけでカウントされるものに僕は価値を見いだせない。それに尽きる。」
と言っています。
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クールでかっこいいと言えばそうかも知れませんが、
イチロー選手のコメントにはいつも見ている側と温度差を感じることが多いんですよね。
6日にブルージェイズ戦で敵地のファンをも魅了したレーザービームのパフォーマンスについても
「遊んでるだけです。(走者が三塁へ)行かないのわかってるし。
あっ、ちょっと高く行っちゃったな、ぐらいの感じだから」
「僕にとっては特別なプレーではないから。人がどう思うかっていうのは、要は、自分の感覚よりもいいプレーが出たときにそういうこと(どよめきなどの反応)が起こるのは当然だと思うけど、僕の中では全部、範囲内。だから、遊べる。自分の力以上のものが出る人は遊べないから」
と答えています。
ずっとテレビで見てきて思うのは
イチロー選手は全く周りの価値観や基準に染まる事が無い人だなぁ、ということ。
それは日本球界からメジャーに移っても一貫していますね。
周囲が評価するしないにかかわらず、
常に自分の中の基準を上回るよう努力を続けて結果を残してきたように感じます。
また、その基準が恐ろしく高いことは想像に難くないでしょう。
スポーツ選手に限らず、多くの人は良い意味でも悪い意味でも自分の置かれた環境になじんでしまい、知らず知らずに練習量や目標も影響されてしまいますが、
イチロー選手は良い意味で「孤高の選手」であり続けている、
そんな気がするんです。
ここ数年はやや成績が落ち目になっているようですが、
まだまだ世界の第一線で人々を魅了してくれると期待しています。
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2014-04-09 15:07
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