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夏祭りの出し物 高齢者施設で行うときの一例


夏祭りに行う出し物はどのような形で行うかによってかなり違ってきます。

高齢者施設では施設独自で行うか、ボランティア団体や福祉団体などの参加があるかでも差が出ます。

出し物も職員の方々が行うものから利用者の方々が参加するものまでさまざま。

今回紹介するのは高齢者施設独自で行う夏祭りの出し物の例です。

子どもの頃を思い出したり、雰囲気を楽しんでもらうためのアイデアを紹介します。

準備もそれなりにかかりますが、季節ごとのイベントの延長と考えればそれほど大掛かりなことをしなくても大丈夫です。

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会場の間取り



高齢者施設の一室を夏祭り会場風に作り変えます。

といっても屋台のスペースを準備して、それらしく飾り付けるだけです。

お祭りで屋台というと、営業許可などいろいろ手続きがありますが、施設内で行うときにはそれは必要ないでしょう。

普段の食事やおやつを夏祭りの屋台のメニューに変えるだけです。

外部からのお客さんや不特定多数の人に食べ物を提供するわけではないので食材の調達だけできればよいのです。

◆会場のレイアウト

まずはこの画像を見てください。

夏祭り 出し物 高齢者施設1.jpg

左上が入口になります。

入るとすぐ食べ物の屋台が並びます。

反対側には昔ながらのゲームの屋台です。

右にあるのが出し物のステージです。

屋台の設置で気を付けることがは

・車いすでも十分に動けるスペースを確保する。

車いすの利用者の方は職員が介助してぶつかったりする事故を防ぐようにします。

・テーブルを準備する

食べ物の屋台の前にはテーブルを用意して、そこで食べ物を食べるようにします。

少しの間でも物を置く場所があると食事しやすくなります。


はじめの準備はこんな感じでスペースを確保します。

左下のスペースは、芸や出し物をする際に使用するものや一時的に撤去するための場所として使用します。

屋台と出し物について



では屋台について説明します。

◆食べ物の屋台

お祭りの屋台や神社の屋台の雰囲気を出すために下の画像のように店構えと暖簾をつくります。

紙でも構いません。

食べ物のテーブルは長いものを用意して雰囲気のあるクロスをかけるだけでも十分です。

提供するものによって上側の暖簾で分けるようにします。

こんな感じです。

夏祭り 出し物 高齢者施設2.jpg

本格的にはその場所で調理しますが、それができないときにはキッチンで調理したものを出しても構いません。

一例としてタコ焼きをするなら

調理器具には

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なども販売されています。

簡単に調理して出せるものには




などもあります。

チョコバナナなら




の食材も販売されています。

屋台の雰囲気を出すためのものがたくさん販売されますから、それを利用するのも一つの方法です。

屋台が決まって、出すメニューも決まっていたら食材をまとめて買った方が安くつきます。

業務用の食材や器具を売っている




などの店舗もあります。

利用者の方の人数がそれほどでもなければ、近くに大型のスーパーがあればそこでも揃えられると思いますからのぞいてみるとよいでしょう。

◆ゲームの屋台

ゲームは昔ながらの簡単で景品がもらえるものがお勧めです。

景品は家へのお土産にもなります。

例として

射的
ヨーヨー釣り
くじ引き
金魚すくい

を挙げていますが、実際の生き物を扱うのは後々大変なので代わりのものを使用するのが良いでしょう。

苦労するのはそれぞれ景品ですが、

射的なら




などがお手軽です。

ヨーヨー釣りには




などの風船セット、

金魚すくいには




の出目金のおもちゃもあります。

割りばしなどに紐を付けて、金魚と紐に磁石を付けて、釣りゲームにするのも面白いですね。

こうすると車いすに座ったままできます。

もし、近くにオモチャや駄菓子の問屋さんがあれば覗いてみましょう。

結構割安で手に入ります。

共に浅い水槽が必要ですが、ビニールプールを利用するのも一つの方法です。


夏祭り風の屋台には食材と景品の調達がポイントです。

ではどの様に進めるか一つの例をあげみましょう。

高齢者施設での夏祭りのながれ



ゲームの屋台と食べ物の屋台は基本的にいつでも利用できるようにしておきます。

それぞれの屋台には職員の方が必ず常駐します。

①自由時間

利用者のかたには自由に屋台で食事とゲームを楽しんでもらいます。

しばらくはこの時間を楽しんでもらいます。

②職員の出し物

自由時間の合間に職員の方が出し物を披露します。

このときには利用者の方々は舞台の前に集まってもらいます。

椅子も人数分用意しましょう。

屋台は一時営業を停止します。

出し物で好評なのは、シンプルで手軽でしかも盛り上がるもの、

ダンスと歌の披露が好評でした。

・きよしのズンドコ節
・高校3年生
・さそり座の女
・ソーラン節

などがお勧め。

誰もが知っていてある程度笑えるものが好評です。

さそり座の女は半分モノマネもいれたりしました。

③自由時間

一通り出し物が終わったら再び自由時間でゲームや食べ物を楽しみながら歓談してもらいます。

出した椅子は撤収します。

④大道芸の時間

舞台ではなく屋台の前の空いたスペースを利用して職員の方の出し物を行います。

高齢者の方が子供の頃にやってきた大道芸人の雰囲気で披露します。

丸く輪になって囲んでみてもらうのもよいですし、

手品などネタが分ってしまうと困るものは、舞台を背にして集まってもらうようにします。

このときも椅子の準備をしましょう。

好評なのはわかりやすく、インパクトのあるもの

・新聞紙のマジック

使うものが大きいので見やすく、わかりやすいです。

おすすめはこの動画にある魔法の新聞紙です。



準備も簡単です。

風船飲みも少しコツがいりますが、面白いでしょう。



回りをぐるっと囲まれてもわからないタネなのでみんな驚くかもしれませんね。

これは何度か練習しておいた方がよいでしょう。

⑤スイカ割り

夏の定番ですが、最近はあまり見かけないですね。

シートを用意して、職員の方が両者の方のリードでスイカを割ります。

割ったスイカは切り直して、皆でおいしくいただきます。

⑥再び自由時間

スイカを楽しんだら、再び自由に歓談してもらいます。

そして、順番に夏祭り会場からお見送りします。


ある程度大きなスペースをつかえる高齢者施設の夏祭りの一例でした。

夏祭りで職員の方の出し物はメインというよりも思い出や歓談を楽しんでいる利用者の方が昔を懐かしむ一つの要素の位置づけでした。

もちろん施設によっては出し物をメインに利用者の方々に楽しんでもらうところもあると思います。

高齢者施設で夏祭りを行う際の参考にしてみてください。

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