デイサービスでは母の日だけではなく、季節の行事ごとにいろいろレクリエーションを行います。
時には何かをつくったり、一緒に映画を鑑賞したり、ゲームをしたりと常に何かやっていますね。
今回は母の日のレクリエーションの意義と最適な遊びを紹介します。
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レクをやることの意味を知っていると、どのようなものを選んでやってもらったり準備したらよいか分るので時間を効率的に使えます。
慣れもありますが、喜ばれるものはそれなりの理由があります。
デイサービスで行うレクリエーションの意味は
デイサービスのレクリエーションは主に
交流の場をもってもらう
ことと
楽しみながら身体を動かしてもらう
事を目的としています。
多くの高齢者は在宅生活だと、閉じこもりがちになってテレビをずっと見ていたりします。
そういった意味で体と脳の衰えを予防する介護予防の観点から考えられています。
レクリエーションは楽しさ優先でそれを増す意味での競い合いをプラスして考えます。
特に介護予防では体と脳を使う回数を増やす、笑いを多く生み出す様なものが効果的です。
◆笑いの効果
体を動かしてもらっていても座っていても、笑うことはとても大切です。
主な効果として、
脳のリフレッシュ
認知症の予防
認知症の進行を遅らせる
などがあります。
人は笑うと呼吸の時に酸素を普段の３倍から４倍取り入れます。
こうすることで細胞が活性化して脳の働きが良くなります。
各行事でレクリエーションを行うときにはこの点を頭に置いて何をするか考えます。
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母の日にお勧めのレクリエーション
母の日にお勧めのレクリエーションについてはこのブログの記事
デイサービス こども日に行うレクリエーション
では「叩いてかぶってジャンケンポン」と「負けるが勝ちジャンケン」を
デイサービスで母の日に行うレク 手作りのカーネーション
では指先を使った工作を紹介しています。
特に楽しいゲームは介護予防には最適なので最初の二つのゲームは参考にしてみてください。
いずれもチーム対抗戦にして職員の方も一緒に楽しみましょう。
今回はもう一つ、安全で笑いの絶えないゲームを紹介しましょう。
◆テーブルバレーボール
紙風船のボールを自分のコートに落とさないようにして競う遊びです。
・準備
普段使っているテーブルをコート代わりにします。
中心をネットかそれに見立てたもので仕切って、半分に分けます。
椅子をテーブルの回りに囲むように置きます。
コートの準備はこれで完了です。
次にうちわを人数分用意します。
同じ大きさで丈夫なものがあれば一番です。
紙風船を予備も含めて３つくらい用意しておきます。
スコアボードもできれば用意しましょう。
ホワイトボードなどでも代用できます。
・やり方
利用者の方と職員の方が混ざった２チームに分かれます。
全員椅子に座ってうちわを持ちます。
審判が紙風船のボールを投げ入れてスタート
自分のコートにボールが落ちないように下から扇いでお互いに返し合います。
後は普通のバレーボールのように得点を競います。
ルールは簡単ですが、結構盛り上がって笑い声も絶えずに楽しい時間を過ごせます。
負けたチームの職員さんは罰ゲームで何かやっても面白いです。
例えば、今流行しているモノマネや尻文字など。
保育園や幼稚園でやるゲームなら地面にコートを描いて下からうちわであおいて行っても楽しいのですが、
高齢者の場合は、ボールに夢中になって転倒や衝突で怪我をする可能性があるので、椅子に座って体の移動がないようにした方が安全です。
もし、骨折などになったら、それが原因で寝たきりになることもあるのであらゆるケースを考えて細心の注意を払います。
今回は職員の方もたのしめて利用者の方も安全に笑いあえるレクリエーションを紹介しました。
新しく工夫してゲームを考える場合でもデイサービスのレクリエーションの意義を考えるとどんなことが最適かみえてきます。
母の日には日頃の感謝を込めて、職員の方も一緒に笑いあってください。
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2017-04-05 17:31
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