デイサービスでは連休中は利用者の方が家で過ごしたりすることが多いところと逆に利用者が増えるところがあります。
連休中なので家族の事情がかかわるのですが、こどもの日にはレクリエーションを行って利用者の皆さんと楽しみます。
こどもの日なのでそれにちなんだものを行うのですが、
工作をしたり
映画を見たり
みんなでゲームをやったり
いずれも利用者の皆さんの運動機能の維持やコミュニケーションを促したりそれぞれの目的があります。
今回はデイサービスで行うレクリエーションを3タイプ紹介します。
こどもの日にちなんだ物を作る
指先を使った作業はデイサービスでも良く行われます。
その中で一番よく作られるのが兜とこいのぼりです。
一人一人がつくるのなら、兜の大きめの折紙や色画用紙で作ったりしますが、利用者全員が参加して作る場合はこいのぼりが最適です。
兜の折り方は良く紹介されているので今回はこいのぼりを皆でる方法を紹介します。
◆こいのぼりの壁飾りを作る
大きなこいのぼりの枠に皆で作った鱗を貼って完成させます。
利用者の皆さんの共同作品なのでデイサービスに来るたびに目にするとうれしい事でしょう。
準備の仕方
①職員の方が大きな紙からこいのぼりの形を切り出します。
大きさは鱗の大きさによりますが、利用者全員が複数のウロコを貼って埋まるくらいに調整します。
鱗の大きさは大人の手の平くらいの大きさにすると作業しやすくて貼って目立ちます。
②画用紙を用意する
画用紙は数色用意します。
特に鱗を同じ色にしなくても、好みの色を選んでもらって構わないでしょう。
③ノリとハサミを用意します。
人数分用意しますが、指先が十分に使えることを確認してから作業してもらいますから、事前に状態を知っておきましょう。
多くの方は若い人よりも扱いはうまかったりすることも多いです。
④サンプルのウロコを作っておく
当日、作業してもらうときの目安になるように鱗をきってつくっておきます。
取り掛かる前に見てもらえばおおよその大きさが揃います。
色画用紙をあらかじめ鱗の大きさに切っておいて、角を取って形を整えれば完成するようにするのも一つの方法です。
準備が整えば当日はスムースに作業は進むと思います。
あとは自由に切って鱗を作ってもらうだけです。
作業が難しい時にはスタッフの皆さんが手伝ってあげてみてもよいでしょう。
兜を大きな紙で折ってそれをかぶりながら作業しても雰囲気が出て楽しいでしょう。
◆こいのぼりの壁飾り応用編
上のこいのぼりと同じ手順ですが、
鱗を利用者の手形にします。
準備の仕方
①こいのぼりの外形を切り出します。
先ほどと同じ大きさで構いません。
鱗の大きさを手の平の大きさにしましたから今回も同じで全員分が貼れると思います。
②画用紙を用意します。
白の画用紙に数色の絵の具で手形をつけてもらってもよいですし、
色画用紙を鱗形に切ってその上に手形を付けてもらっても良いでしょう。
③絵の具を数種類用意します。
基本的な赤、青、黒、黄色、その他好みの色など
手の大きさは決まっているのでサンプルは必要ないでしょう。
出来あがったらある程度の期間、壁に貼っておきます。
お孫さんに見に来てもらうのもよいでしょう。
利用者みんなの共同作業なので作りながらのコミュニケーションもとりやすいでしょう。
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映画鑑賞会
1時間半くらいの映画を2本立てで鑑賞します。
一つ利用者のアンケートでジャンルを絞り込んだり、希望が多かった映画を選びます。
もう一つはアンケートをもとにスタッフの方々がこれをもとに選んだものを見てもらいます。
デイサービスで映画を上映することは少し難しいかもしれませんけど、共通の体験が出来れば会話のきっかけになります。
同じ映画を見た後は
軽いお茶会をします。
新茶の季節でもあるので、和菓子をつまみながら感想を言い合って過ごしてもらいましょう。
軽いレクリエーションですが、予め話題がある状態でのお茶会なので会話が生まれやすくなります。
ちょっとのんびりしたこどもの日になると思います。
こどもの日にちなんだ軽いゲーム
今度はちょっと体を動かすレクリエーションです。
◆叩いてかぶってジャンケンポン
ピコピコハンマーとヘルメットでやるゲームです。
ジャンケンして勝ったほうがハンマーで相手をたたき、負けた方は叩かれないようにヘルメットで防御します。
こどもの日にちなんで
ヘルメットの代わりに兜を使います。
兜は紙で折ったり、段ボールで作ったものをヘルメットに貼り付けたります。
ルール
盛り上げるにはトーナメント方式がお勧めです。
まず、競技をする人(男性)と応援する人(女性)でチームを作ります。
8チームくらいに分けるとよいでしょう。
職員の方が掛け声がかりと審判をやります。
応援の人は手作りの小さなこいのぼりを持って応援します。
一試合、3本先勝で行います。
決勝までいけば3試合行うことになります。
総当たりよりも勝ち上がりなのでかなり盛り上がります。
◆負けるが勝ちジャンケン
普通のジャンケンの逆です。
「パー」「チョキ」ならパーの勝ち。
タイミングは後だしで行います。
やり方
職員の方が先に「グー」を出したら、利用者の方が「チョキ」を出す。
後だしで負けるように手を出します。
一見簡単そうですが、やってみると負けるのは難しいものです。
結構な脳トレになります。
一人ずつ前に出て、見ている人が応援すると盛り上がります。
ここでもこどもの日にちなんで兜をかぶったり、小さなんこいのぼりを持って応援します。
5月の連休中のデイサービスの利用は家庭の事情にもよりますが、子供の日にはそれにちなんだレクリエーションで楽しみましょう。
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2017-03-30 08:09
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