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夏バテ防止に効果的な酢 良い事がいっぱい

夏バテの防止に酢が良いと言われています。

確かに酢は健康食品の代名詞として定着した感がありますね。

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でもなぜ夏バテの防止に効果があるのかを知っている人は以外に少ないようです。

今回はあらためて酢の効果について紹介してみます。

夏バテとはどんな症状なのか



夏バテは主に全身の疲労感、イライラ、むくみ、体がだるい、熱っぽい、食欲不振、無気力、立ちくらみ、下痢・便秘などの症状が現れます。

なぜこのような症状が現れるのかと言うと、次のような原因が挙げられます。

・自律神経の失調
・水分不足
・胃腸の働きの低下

これらの原因はそれぞれ単独で夏バテを引き起こすのではなく、一つが起こることで連鎖して悪循環を引き起こします。

それぞれについて詳しく見て見ると

自律神経の失調

夏は自律神経に負担がかかる季節です。

何故かというと、体温の調整は自律神経の働きによるものだからで、冷房の利いた室内と外の暑い空気の間を何度も行き来することでその都度体温調整をしなければならず、自律神経が疲れてしまいます。

過度に環境に対応しなければならない生活が夏バテの一因を作っています。

水分の不足

体の中から熱を放出するために人は汗をかきます。

夏はこの時に水分が多量に失われますが、それを補うだけの水分の補給が出来ないと体に不調が出ます。

水分が不足して熱を放出できないと頭痛やむくみ、嘔吐、下痢などを引き起こすことがあります。

胃腸の働きの低下

外が暑く、体温が上昇してくると胃腸への血流量が減少します。

さらに汗により、体内の塩分が不足すると胃酸が減少してきます。

また、暑いとついつい冷たい飲み物を多く摂りがちになります。

それが結果的に胃腸の温度を下げて消化酵素の働きを弱めてしまいます。

自律神経の失調も胃の働きを弱める事にもつながり、さらに状態を悪化させることになります。


これら原因は単独で夏バテを引き起こすのではなく、互いに連動して夏バテを引き起こします。

ですから、この原因の一つを解決することが夏バテを防止する第一歩になります。

では酢の効果と夏バテの原因について見てみましょう。

酢の効果と夏バテ要因の関係



酢の効果一つ一つと夏バテ要因の関連を見て行きます。

①カルシウムの吸収をよくする

酢の効果の一つとして知られていますが、カルシウムは夏にたくさん汗をかくと失われやすくなります。

食べた物から効率的にカルシウムを吸収できれば失われた分をある程度補ってくれます。

カルシウムには筋肉や神経を正常に保つ役割があるので自律神経に対しても有効に作用します。

②胃液や唾液の分泌を促進して消化吸収を助ける

夏に低下しがちな胃腸の働きを刺激してくれます。

③腸の働きをよくします

消化吸収を助ける働きの一つです。

便通も正常化してくれます。

④疲労回復

夏バテの症状の一つである疲労感を軽減してくれます。

⑤食欲促進

これも食欲不振で体力が落ちて、胃腸の働きが弱るのを防いでくれます。

その他にも

⑥ビタミンCの破壊を防ぐ

⑦高血圧の予防

⑧代謝を高めて脂肪の燃焼を効率よくする

などの効果があります。


酢を摂ることで自律神経の失調と胃腸の働きの低下を防ぐことが期待できます。

色々な酢がいま、注目されていますが代表的なものとその特徴を見てみましょう。

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酢の種類と効果



いろいろな酢が売られていますが、美容効果にも注目が集まっています。

・もろみ酢

クエン酸を多く含んだ酢です。飲みやすい雄としても知られています。

・玄米酢

玄米と麦を原料に作られています。玄米の風味が強いのが特徴です。

・黒酢

玄米酢と同じ原料から作られます。アミノ酸を多く含んでいて、味がまろやかです。

・リンゴ酢

味がフルーティーでカリウムを多く含んでいます。

・バルサミコ酢

ブドウを数年かけて発酵と成熟させたお酢です。

血行を良くし、疲労回復に効果があります。

・ワインビネガー

ポリフェノールが豊富で整腸作用があると言われています。


普通の食用の酢でも夏バテに効果がありますから、料理などに積極的に使ってみてください。

酢を摂る時の注意点



夏バテや美容に効果がある酢は最近、注目度が高く飲む人も多いのですが、飲み方に注意する必要があります。

料理に使用して調理する場合は特に問題ないのですが、単独で飲む時は以下の点に注意してください。

・1日30ccを上限にする

・空腹時には飲まない

酢は体に良いといっても刺激が強いですから、空腹時は胃の粘膜を傷めることがあります。

飲みすぎはかえって逆効果です。

酢を使った超簡単夏バテレシピ



最後に夏バテに効く簡単なレシピを紹介しましょう。

手軽で食欲のない時にもおすすめのメニューです。

◆夏バテ対策はちみつ酢冷やしトマト

材料

・トマト
・蜂蜜
・酢

蜂蜜と酢はお好みで適量用意してください。

作り方

①トマトを6等分位に切ります。

②蜂蜜と酢を適量かけます。たっぷり目にかけてください

③冷蔵庫で冷やして出来上がりです。

このメニューはトマトのビタミンCとリコピンも同時に摂れて疲労回復にも効果があります。

◆アスパラガスの焼き酢のもの

材料

・グリーンアスパラガス:6本
・ベーコン:1枚ほど
・サラダ油適量
・酢:大さじ2分の1ほど
・醤油:2分の1ほど

これで2人分です。

作り方

①アスパラガスの根元を切り、全体の長さを4,5センチくらいにします。

②電子レンジで5分ほど(600W)加熱します。

③ベーコンを1センチ角位に切っておきます。

④フライパンにサラダ油をひいてベーコンを炒めます。

⑤ベーコンがカリカリになったら取り出し、そのフライパンにアスパラガスを入れます。

⑥アスパラガスはサッと炒めればO.Kです。

⑦器にアスパラガスとベーコンを盛り、醤油と穀物酢を合わせて出来上がりです。


どちらも手軽で簡単なので夏バテの防止にぜひ取り入れて見てください。

酢は夏バテの防止に強い味方です。

上手く料理に取り入れて夏を乗り切ってください。

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