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中国からやってくるPM2.5とは? 原因と対策

中国から飛来するPM2.5は人体に有害な物質。

その原因は成長する産業の代償とも言えるものです。

私たちにとって心配なのは健康への影響ですね。

神経質になりすぎるのも良くありませんが、基本的な知識を持って正しく対処していきましょう。

これからの季節は特にPM2.5に注意が必要です。

PM2.5とは何なのか?



PM2.5とは

大気中に浮遊している 2.5μm以下の小さな粒子のことです。(1μm は 1mm の 1 千分の 1)

この粒子の発生源は

ボイラー、焼却炉などのばい煙を発生する施設
コークス炉、鉱物の堆積場等の粉じんを発生する施設
自動車、船舶、航空機等、人為起源のもの
土壌、海洋、火山等の自然起源のもの

などの原因が挙げられます。

この粒子の成分は

硫黄酸化物、窒素酸化物、揮発性有機化合物等のガス状大気汚染物質が環境大気中での化学反応により粒子化したものです。

日本国内では減少傾向にあるのですが、中国の産業の発展とともに日本にも越境汚染でその影響が現れてきました。

中国のPM2.5による大気汚染



中国の大気汚染はかなり深刻で日本の環境基準の数倍に上り、時には30倍に達することもあるようで、車の交通規制、土木工事や工場の操業停止、学校が休校になるなどその影響が報じられています。

経済優先で環境対策が追い付かない現状が招いた結果ですが、国内だけではなく気圧配置や天候によっては日本へも流れ込み環境へ影響を与え始めています。

では注意すべき時期は一年の中でいつごろなのでしょうか。

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PM2.5の濃度が濃くなる時期は



日本にPM2.5が飛来して濃度が上がるのは

例年3月から5月

です。

この時期には黄砂の飛来も重なり、呼吸器への負担も懸念され、対策が必要になります。

特に気象庁や各自治体でもホームページ等で注意を喚起していますが、いちばん身近にPM2.5の情報を提供してくれるのは天気予報です。

これからの春先は特に天気予報を注意深く聞いて事前に対策を講じましょう。

PM2.5を防ぐためにはどうすればよいか



PM2.5は粒子が小さいので鼻の粘膜や喉の粘膜で食い止めることは出来ず、肺胞まで入り込み、場合によっては気管支炎や喘息を引き起こします。

これが重なって行くと、血中に入って狭心症や心筋梗塞のリスクが高まる他、肺がんの原因にもなる恐れがあります。

健康な人であれば、PM2.5の濃度が高い日はむりに外出をしない、マスクを着用するなどで対応できます。

マスクも各メーカーからPM2.5対応の物も出ていますが、必ず着用して顔に合ったものを購入しましょう。

すき間が出来ると効果が十分に発揮されないので注意しましょう。

特に

呼吸器系や循環器系の病気をもつ人
お年寄り
子ども

は影響を受けやすいので部屋の中では空気清浄機を併用するなどして対策を立てて粒子を吸い込まないようにしましょう。

また、外から帰った際は十分に埃を落としてから家に入る、洗濯ものは外に干さないなど家の中に持ち込まない注意も必要です。

ただ、健康な人も呼吸に異常を感じたらすぐに医師に相談することを忘れないでください。

今は予報も正確でPM2.5の飛来を確実に予測できますし、空気清浄機やマスクもPM2.5に対応したものが発売されています。

十分に活用して体内への侵入を防いでください。

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