関西圏では有名な十日戎。
福笹と呼ばれるものをいただいて、それを飾るとご利益があると言われています。
最近では関東でもよく知られるようになり、福笹や縁起物を求めて、戎神社へお参りする方も増えて居ます。
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初詣の混雑も終わり、他の神社は落ち着く時期ですが、戎神社にはかなりの人出があります。
今回は十日戎にちなんで
1、戎神社とは?
2、十日戎の期間
3、福笹の飾り方
について紹介しようと思います。
では、戎神社についてです。
戎神社とは
戎神社に祭られている戎様は釣り竿を担いで鯛を担いだ七福神の姿をしたあの神様です。
日本古来の神様で、その姿の通り、昔から漁師の神様として信仰を集めていました。
蛭子様、戎様、恵比須様、恵美須様
とも書き、通称は「えべっさん」と呼ばれて親しまれています。
◆ご利益
戎神社の実際の御利益は
・
商売繁盛
・
大漁祈願
・
航海安全
・
五穀豊穣
・
開運招福
・
学業成就
・
歌舞音曲
など多岐にわたります。
受験生や商人にも縁の深い神社ですね。
◆戎神社の数
戎神社は総本山の西宮神社があまりに有名ですが、日本全国に約3000社ほどあります。
私が以前訪れたことのがあるのは鎌倉にある本覚寺でした。
ここでは福笹の他に縁起物もそろってました。
詳しくは福笹についての部分で触れますね。
十日戎の期間は
十日戎は
1月9日を「宵えびす」
1月10日を「本えびす」
1月11日を「残り福」あるいは「残り戎」
とします。
この期間は商売繁盛等のご利益を求めて、かなりの人出があります。
中でもお目当ては縁起物の福笹です。
では、手に入れた福笹とその飾り方についてみてみましょう。
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福笹の飾り方
商売繁盛、家運隆盛の縁起物とされている福笹ですが、
関東と関西ではちょっと違っているようです。
物自体は変わらないのですが、
福笹に付ける「
子宝」「
吉兆」と呼ばれる縁起物の扱いが少し違うようです。
◆「子宝」「吉兆」
これらは「野の幸」「山の幸」「海の幸」を表したもので、
銭叺、銭袋、末広、小判、丁銀、烏帽子、臼、小槌、米俵、鯛
などがあります。
本来は福笹をいただいたら、これらをえらんで笹にぶら下げて付け加えていく、というものでしょうが、
本覚寺では全部付いて完成された状態で売られていました。
福娘さんたちが渡してくれるのですが、たしか値段は
大きいものが5000円、小さいものが3000円だったように記憶しています。
お出かけになる方は鎌倉市の観光のHP
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kamakura-kankou/meisho/06hongakuji.html
から問い合わせてからお願いします。
では、この福笹を頂いたらどこに飾ればよいのでしょうか?
◆福笹の飾り方
福笹を飾る場合には二つのケースが考えられます。
1、神棚のないお宅
家に神棚が無い場合には、神棚を設置してもよい場所に飾ります。
方角は
南向きか東向きに福笹を向け、
目線よりも高い位置にします。
もちろん、清潔に掃除されていなくてはいけません。
ですから、場所としては
北の壁か西の壁の高い場所をきれいにして飾るのが適当ですね。
2、神棚がある場合
神棚がある場合には神棚に飾ります。
福笹の扱いは御札と同じなので、神棚の空いたスペースに飾るようにしましょう。
もともと神棚は方位を南向きか東向きにしてあるはずなので、そのまま飾れば心配ありません。
また、福笹は一年間飾るものなので、年末にはきちんと頂いた神社に納に行きましょう。
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