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冬至のゆず湯 効果的な3つのやり方

冬至の日は一年で一番、昼間の時間が短い日。

この日にゆず湯に入ると、一年間風邪をひかないと言われています。

今回はゆず湯を効果的に楽しむやり方を紹介します。

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ゆず湯を行う方法はいくつかありますが、香りを楽しんだり、効果を優先したり、美肌を目指したりといろんな効能があります。

どれを優先するかでやり方も少し違います。

ゆず湯について、

1、冬至にゆず湯をやる理由
2、ゆず湯の効果
3、ゆず湯の3つのやり方

の順番に説明していきます。

まず、冬至とゆず湯の関係について見てみましょう。

冬至にゆず湯をやる理由



なぜ冬至にゆず湯に入ると良いと言われているのか、

それは日照時間に関係があります。

ご存知のように冬至は一年で一番に昼の長さが短い日です。

昼の長さが短いということは必然的に日照時間も一番短くなります。

ということは、次の日からはまた、徐々に昼が長くなっていきます。

この日を境に再び太陽の力が甦ってくると言われ、運気も上昇してくると考えられています。

この世に冬至を境に再び力と運気が甦ることを「一陽来復(いちようらいふく)」と呼びます。

そして、この運気が上昇し始める前にお風呂で体を清める日に冬至が選ばれたと言われます。

昔はお風呂に入ることは禊(みそぎ)の意味もあり、邪気を払うお清めをしました。

また、ゆずには次の様な事が言われています。

強い香りが邪気を払う
ゆずの木は寿命が長く病気に強い

このようなことから、ゆず湯に入ることは

邪気を祓い、無病息災を祈ることにつながる

と考えられていると言われています。

さらに語呂合わせから、

冬至(とうじ)→湯治(とうじ)
ゆず→融通(ゆうずう)

とつながり、

湯治は主に温泉などで病気の治療、療養、健康回復をし、

「融通が利く」は「ゆずが効く」を連想させるので、

冬至の日にゆず湯に入ると風邪をひかない、など今に伝わることが言われいるようです。

でも、実際に現代でもゆず湯が体に良い、ということが明らかになっています。

ゆず湯の効果



現代ではゆずの成分やその効能も分かってきていて、じっさいの効果についても明らかになっています。

◆柚子の効果

・肌にとっても良い

ゆずの中に含まれているビタミンCが肌に良い効果をもたらします。

このビタミンCには肌の保水性抗酸化作用があります。

乾燥肌にもよく、老化防止にもゆず湯が良いようです。

ビタミンCは果汁にも皮にも含まれていますから、そのまま湯船に浮かべる、切って浮かべる、どちらでもお湯に溶けだします。

・疲労回復

ちょっと酸っぱい香りからわかる通り、ゆずにはクエン酸も含まれています。

疲労回復効果が良く知られていますが、

血行促進効果もあります。

寒くて体力が落ちている時期に疲れが取れて、血行も良くなれば冷え性も改善されます。

・リラックス効果

ゆずの心地よい香りはリラックス効果を発揮します。

リラックス効果は自律神経を整えるにもよく、

精神的にも心地よい気持ちになれます。


では実際にゆずをお風呂に浮かべるときのやり方を見てみます。

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ゆず湯の3つのやり方



ゆずの使い方は何を楽しむかで、やり方も少し変わってきます。

代表的なものを3つ紹介しましょう。

何れの場合も準備として、

ゆずをよく洗っておくこと

を忘れずに。

柑橘系は農薬を多量に使用して育てられている可能性が高いので、

ゆずを貰ったり、買ったりした場合、この作業は必須です。

◆ゆずの姿を楽しむ

そのまま湯船に浮かべて、香りとお湯に浮いた姿を楽しみます。

数は3個から6個くらいを目安にします。

ある程度の香りを楽しみたい場合は多め、肌がデリケートで刺激を感じる場合は少な目が良いでしょう。

先程も触れましたが、皮からもビタミンCが溶け出して肌や血行、神経に効果があります。

一番贅沢な使い方ともいえます。

肌が敏感な方や小さなお子様はこの方法でも刺激を感じることがあります。

肌に合わないと感じたら無理しないで、中止しましょう。


◆より強い香りと効果を楽しむ

ゆずを半分に切るか輪切りにして使います。

切ることで成分が出やすくなり、香りも強くなります。

そのまま湯船に入れると果肉が離れて散らばったりして後が大変なので、

ガーゼや薄い布で塗って作った袋に入れて湯船に浮かべるとよいでしょう。

うちはこの方法でした。

ただ、この方法は

肌の弱い人、湿疹や傷など肌にトラブルを抱えている人は避けた方が良いと思います。

特に傷がなくても、ピリピリするような強い刺激を感じたりすることがあると言います。

この刺激物質はテルペンと言われていて、皮膚や粘膜を刺激するので、目、のどにも影響が出ることもあるようです。

私の場合はゆずの入った袋で肌を撫でたりして香りがつくようにしても平気でした。

◆ゆずが少ないときでもゆず湯を楽しむ

十分な数のゆずが用意できなかったときには輪切りにしたり、皮の部分を小さく切って袋に入れると果汁が多く出るので

強い香りと効果が楽しめます。

これも、先ほどと同じように肌の弱い方やトラブルのある方は注意が必要です。


風邪をひかない、邪気を払ってくれる、と言われるゆず湯ですが、自分に合った楽しみ方で冬至を過ごしてください。

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