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運動会のスローガン 四字熟語の例と注意点

運動会を盛り上げるのに欠かせないスローガン。

学校全体のものからクラスごとに掲げたものまで、様々ありますが、

四字熟語は特にインパクトがあります。

今回は運動会のスローガンに使われるお勧めの四字熟語を紹介します。

1、スローガンの考え方
2、学校全体にスローガンにお勧めの四字熟語
3、クラスごとのスローガンにお勧めの四字熟語
の順にみていきましょう。

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では、スローガンを考えるときの注意点からです。

スローガンを考えるときの注意点



四字熟語は皆が知っているものから、ほとんどの人が知らないものまでたくさんあります。

当然、スローガンとしては適さないものも沢山ありますので、選ぶ時には次の事に注意します。

・解りやすいものを選ぶ

スローガンはCMでいうところのキャッチコピーのようなものなので、

心にすぐに入ってくるようなわかりやすさが大切です。

聞いたり、自分で言うときに「?」と考える時間が少しでもあると、

気持ちが盛り上がる邪魔をしてしまいます。

・音の響きの良いものを選ぶ

上のことと関係しますが、聞きやすい響きのもの、聞きにくいものがあります。

音の響きの良いものはあまり聞いたことが無くても、心にスッと入ってくることもあります。

・言いやすいもの

四字熟語でも言いやすいもの、言いにくいものがあります。

当然、言いやすい方が盛り上がりますし、応援するときにも積極的になれます。

・見ただけで意味が解る

口にするとき以外にも、文字を目にしたときに、

その四字熟語がどんな意味なのか、すぐに分かることも大切です。

ポスターやプラカードなどに書いてあっても意味がわかないと、思いが伝わりません。


とくに上のことは四字熟語でスローガンを考える時には大切です。

また、これ以外にも、

目標設定が高すぎたり、曖昧であると本番でも練習でも盛り上がりに欠けることもあります。

スローガンに四字熟語が使われるのは小学校以上の運動会だと思いますが、

特にクラスごとのスローガンは皆が納得しているものであるという要素も加わります。

では、学校全体のスローガンと学年ごと、あるいはクラスごとのスローガンの違いを抑えておきましょう。

◆全体のスローガンと個別のスローガンの違い

運動会そのもののテーマを大きなスローガンとして行う場合、

各学年やクラスが独自にスローガンを決定して行う場合、またはその両方があると思います。

ここでその違いを見てみます。

・学校全体で掲げるスローガン

運動会で学校全体が一つのスローガンを掲げる場合は

結果よりも、

そこに至るまでの努力
団結

友情

を重視して設定すると思います。

結果を重視した場合には、競技を行えば勝者と敗者が必ず生まれてしまいます。

「勝利」を目標としたら、負けた方はある意味、自分たちの全てを否定されてしまうので、

そこに至るまでの過程に価値を見出すように考えます。

運動会を通して、人間的に成長してほしいという願いを込めたものが多くあるはずです。

・学年、クラスごとのスローガン

各学年やクラスではより具体的な目標を設定します。

「優勝」「勝利」などの言葉も多く見られます。

「団結」や「友情」という言葉も使われますが、その先にあるのは競技に勝つ、ということが明確に見えていることがほとんどです。

競い合うので、結果を求めて努力する、勝利に向かって団結する、力を合わせる、全力を出し切る、という気持ちが表れています。

例え負けたとしても、その努力は学校全体のスローガンで肯定されます。

クラスや学年ごとの士気を高めるためのスローガンなので、よりエネルギーに溢れた攻撃的なものも多いでしょう。


では、具体的に四字熟語の例を見てみましょう。

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学校全体のスローガンにお勧めの四字熟語



どちらかというと、精神的なもの、目標に向かっての姿勢を重視したものです。

・不撓不屈(困難をものともせず、ひたすら突き進む)

・至誠一貫(最後まで誠意を貫き通すこと)

・初志貫徹(最初に決めたこ志を貫き通すこと)

・切磋琢磨(互いに励まし合い、共に向上すること)

・戮力協心(一致協力して任務にあたること)

・一意奮闘(1つの事に集中し、力いっぱい努力すること)

・一意専心(他の事に惑わされず、ひたすら一つの事に集中すること)

・一致団結(特定の目的のために心を一つにして協力し合うこと)

・至誠通天(誠を尽くせば願いは天に通じる、という吉田松陰の言葉)

・一期一会(生涯で一度だけの機会、そのことに専念する)

この他に意味が通じにくいかもしれないですが、

・一蓮托生(結果にかかわらす、運命や行動を共にすること)

・敢為邁往(困難をものともせず、決意を固め、まっしぐらに進んでいくこと)

なども候補に挙がるでしょう。

クラスごとのスローガンにお勧めの四字熟語



競っているリアルタイムで応援するときにも士気が上がるものが多くあります。

自分達の雄姿やこれから出陣というときにも良いでしょう。

・気炎万丈(意気込みが圧倒的で盛んであること)

・意気衝天(意気込みがこの上なく盛んな状態)

・勇気凛々(危険を顧みず、勇敢に立ち向かうさま)

・力戦奮闘(力を尽くして、自分の能力をふるうこと)

・威風堂々(態度や雰囲気が威厳に満ち溢れているさま)

・一騎当千(群を抜いた勇者の例え)

・獅子奮迅(獅子が奮い立って突進するような激しい勢い)

・勇猛邁進(困難をものともせずひたすら突き進むこと)

・一心不乱(1つの事に集中してほかのものに心奪われない様子)

・電光石火(きわめて動きが速いことの例え)

・疾風迅雷(素早く激しいこと)

・勇猛果敢(勇ましく、決断力のある様子)

・風林火山(武田軍の軍旗に書かれた言葉、孫子の句からきている)

・天下無双(天下に並ぶものがないこと)

・英雄豪傑(才知、武勇ともに優れた人のこと)

・国士無双(天下に並ぶ者がいないほど優れたもの)

・快刀乱麻(こじれた物事を鮮やかに解決すること)

・旭日昇天(勢いが盛んなこと)

・百花繚乱(独創的な人、大変優れた人たちが一堂に会する状態)

・百戦錬磨(多くの経験を積んでいる事、猛者の例え)


四字熟語は探せばもっと見つかると思いますが、

解りやすさと響きやすさを重視することがスローガンには大切です。

運動会を盛り上げるときの参考にしてください。

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