卒園式や謝恩会で流すスライドショー。
今では保育園、幼稚園では定番になっています。
製作担当になった時は皆さん苦労していますね。
でも、みんなが期待して見るものも、サプライズ的に流すものも手順を踏んで作ればハードルは一気に下がります。
今回はスライドショーの製作方法の手順を
1、ムービーを作る手順
2、写真集め
3、作るための環境づくり
に分けて説明していきます。
ではムービーづくりに一番手軽なソフト
Windowsのムービーメーカーの使い方から説明してましょう。
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ムービーを作る手順
普通のパソコンに付属しているソフトで便利な動画制作ソフトが
ムービーメーカーです。
基本的な使い方を説明したものはたくさんありますが、実際に写真を使ってスライドショーを作る場面を見ないと分からないというのが本音だと思います。
そこで参考になるのがこの動画です。
短いスライドショーを作る実演をしているので、見栄えを左右する
・BGMの入れ方
・文字などのキャプションの入れ方と調整
・写真ごとの切り替えの処理
・時間の設定
が分りやすく解説されています。
この3つがスライドショーの出来を左右するポイントと言ってもよいですから、
手順に従って身近な画像数枚で練習して一連の操作を習得してから本番のムービーを作るのが良いと思います。
30分もかかりませんから、これに慣れておきましょう。
作業に慣れたら、本番用の写真を集めましょう。
写真集め
スライドショー製作で一番苦労するのがこの写真集め。
写真で用意するのは
・
園児全員が写っている集合写真(入園当時と現在)
・
行事ごとの写真
・
先生全員が写っているもの
・
保育園の風景
・
先生ありがとうの写真(作るときに写真を撮る)
などです。
1人でこれらの写真を持っている方はいないと思いますので、
保護者の方や先生達からも集目る必要があります。
早めに頼んでおくようにしましょう。
今は画像ファイルが主流だと思いますので、マイクロSDなどにコピーしてもらったり、CDに落としてもらったり、メール添付してもらったりして集めます。
メールだと添付してもらうサイズに限界があるので、出来ればその他の方法が良いと思います。
生徒と先生の写真は一人一人揃えます。。
各自の写真と一緒に紹介やプロフィールなどをキャプションで入れるようにするためです。
卒園する園児が必ず一回は個人と全体で入っているように気を配ります。
また、フリーの画像ソフトのペイントなどで冒頭のタイトル画像やネット上のフリーの動画も組み込んでいくと作業が楽になります。
1つのスライドショーの流れとしての組み方の例を挙げると
①タイトル画像
②保育園の全景
③入学式の写真
④園児の個別写真
⑤先生や職員の方の写真
⑥保育園の行事ごとの写真
⑦成長した園児の写真
⑧最近の集合写真
⑨先生ありがとうの集合写真(新しく撮ったもの)
⑩エンドタイトル(先生ありがとうの言葉など)
こんな感じです。
曲やBGMについては
保育園の謝恩会サプライズDVDの構成はこうする
謝恩会 幼稚園や保育園で使えるBGM 選び方とお勧めの曲
でも触れているので、そちらも参考にしてみてください。
フリーの音源サイトは
・DOVA-SYNDROME
URL:
https://dova-s.jp/
動画は
・Pixabay
URL:
https://pixabay.com/ja/
が便利ですから覗いてみると相応しいものが探せます。
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ムービーを作るための環境づくり
材料が揃ったところで本格的にスライドショーの製作に取り掛かるのですが、
作業環境次第で完成までの時間が大きく変わってきます。
分業して自分の負担を減らしたいと思うのは人情ですが、
あまりにも作業時間に差があるとかえってストレスになることもあります。
むしろ協力してもらうのは、製作に取り掛かる前の写真集めくらいにして、あとは一人で作業した方がはかどるかもしれませんね。
ムービーメーカーの扱いを先ほどの動画で要領を心得ていればあとは作業環境を整えるだけ。
その際には
・
子供のいない環境を確保する
・
周りへの気遣いはほどほどに
・
仕上がりはある程度割り切って行う
ことが大切になります。
特に最後の二つはちょっと覚悟して行う方が良いでしょう。
出来栄えもそうですが、回りの保護者の方たちに気を遣ったり、聞こえてくる意見を全て取り入れようとすると収拾がつかなくなります。
謝恩会に流すスライドショーなので、「先生方、今までありがとう」の気持ちを前面に押し出して作ればよいのですが、
親たちへの評判も気にしがち、というのが本音ではないでしょうか。
特にいろいろと口出ししてくる人も少なからずいますので、その際には保護者を意識した仕上がりもありかと思います。
主役は先生なのですが、主催は保護者になるので、その辺は角が立たない配慮も必要かもしれません。
もう一つ、
出来栄えや効果にはあまりこだわりすぎないことも大切です。
ムービーメーカーの操作を覚えると、あれも良いのではないか、これも良いのではないか、といろいろ欲が出てきます。
これにはまると切りがないので、ある程度のところで妥協も必要になります。
保育園に通うお子様を持つ方はスライドショーを作る時間には余裕のないことがほとんどだと思います。
今回紹介した
ムービーを作る手順
写真集め
作るための環境づくり
を参考に効率よく、作業を進めて下さい。
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