節分が近づくと保育園や幼稚園では鬼のお面を作りますね。
今回は年少さんから出来る製作方法を紹介します。
以前にこのブログ
鬼のお面の製作 紙皿を使った方法
で紙皿を使った方法を紹介したことがありますが、今回はそれよりも園児一人一人の個性が出る作り方です。
簡単な方法として、紙袋に目の穴をあけて彩色したものをかぶるというものが紹介されていますが、
年齢の低い子供達がかぶることを考えると、安全面からあまり採りあげませんでした。
作り方は3つ紹介しますが、最後は少し時間がかかります。
作る時間や楽しみ方に合わせて作り方の参考にしてください。
紙皿を使った製作方法
紙皿は身近で簡単に利用できる素材です。
前回の記事と合わせてみてください。
◆材料
紙皿
ノリ
折り紙
画用紙
クレヨン
毛糸
両面テープ
◆作り方
①紙皿に折紙を貼る
はじめに紙皿を裏側にして、折り紙を小さく切ったりちぎったりして貼っていきます。
小さく切った折り紙を周りから中心に向かって貼り進んでいきます。
中心に行くにつれて切る折り紙も大きくしていくと隙間なく貼れます。
この後ノリを十分に乾かします。
②目、口、眉、牙、角を作る
画用紙にクレヨンを使って、目、口、眉、牙、角を描きます。
黒で縁取りを描いて、色を塗ります。
描きあがったら、ハサミで切り抜きます。
各パーツは折り紙からハサミで切り出すよりも、手描きの方が大小のバラツキや形、色遣いなども自由にできるので
園児たちの個性が良く出ます。
完成すると誰が作ったものか一目でわかるので飾った時にも楽しいですよ。
③輪郭にパーツを貼る
折り紙を貼った紙皿に目、口、眉、角、牙を貼ります。
多少ズレても気にせず、自由に作業してもらいましょう。
④髪の毛を貼る
眉から上の部分に両面テープを貼って毛糸を貼り付けます。
毛糸を長めに切って周りから中心に向かって貼っていくとうまくできます。
毛糸は好きな色を選んで貼ればよいでしょう。
足りなくなったら、またつけ足せば大丈夫です。
数色使ってカラフルにしても面白いですね。
最後に目の部分に穴をあけて両端にゴムをつけたら出来上がりです。
頭の部分にかぶる感じにするのなら目の穴は不用です。
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鬼の髪の毛の部分のお面
鬼の頭の部分だけのお面です。
ゲームやお遊戯の時には便利です。
◆材料
画用紙、色画用紙
毛糸
クレヨン
◆作り方
作り方は二つの方法があります。
1つは主にクレヨンで描いたり塗ったりして作るやり方、もう一つは色画用紙と毛糸を使ってつくるやり方です。
・塗って作る
髪の毛の模様だけをクレヨンで描くのなら、
色画用紙を頭の幅を測って切り出し、髪の毛のシルエットの形に切ります。
そこにクレヨンで髪の毛らしく模様を描きます。
出来上がったら、画用紙に角を描いて切り抜き、貼り付けます。
最後に細い画用紙を頭の周囲の長さに合わせて切り抜き、貼り付けて完成です。
・毛糸を貼って作る
クレヨンで模様を描かないで毛糸を貼り付けます。
色画用紙を髪の毛の形に切り抜いて、両面テープをところどころ貼りながら毛糸を貼っていきます。
違う色を数色使うとよいでしょう。
この作り方の場合は角を先に貼り付けておいた方が良いです。
頭の部分だけで顔を覆わないので、ゲームをする時などに被っても安全です。
時間をかけて作る本格的なお面
年少さん位の年齢でも時間をかけて作業を楽しめば本格的なお面も作ることができます。
長時間作業すると疲れて飽きてしまうので、2日に分けて作業するとよいでしょう。
◆材料
風船
和紙、半紙などの薄い紙
新聞紙
毛糸
ノリ
水
折り紙など
◆作り方
1日目の作業
①風船に紙を付ける
風船を膨らませて、回りに水に浸して柔らかくした紙をちぎって貼り付けていきます。
水が乾かないうちに満遍なく貼り付けます。
この際にはノリは使いません。
②新聞紙を貼る
新聞紙に水で薄めたノリを刷毛で塗りながらちぎって貼っていきます。
一回、満遍なく貼れたら、しばらく時間をおいてもう一回満遍なく貼ります。
二回繰り返すと乾いた後、しっかりと固くなります。
③色紙を貼る
新聞紙が完全に乾いたら、上から赤か青の色紙を貼ります。
貼り方は新聞紙の時と同様に、薄めたノリを刷毛で塗った上から貼っていきます。
満遍なく貼り終わったら、一日目の作業は終了です。
2日目の作業
①二つに割る
この作業は保育士の先生方がやってあげます。
まず、風船を割って取り出します。
カチカチにしっかりとした形になっているはずです。
カッターナイフやデザインナイフで縦に半分に切ります。
1つの風船から二つ分のお面ができます。
②目の穴をあける
両方に目の位置に穴を開けます。
刃物でくり抜く作業なので先生方も気を付けてください。
③顔を貼り付ける
ここからが園児たちの2日目の作業です。
先程のお面と同じように画用紙に目、鼻、口、牙、眉、耳、角、髪の毛などを描いて切り抜きます。
目のパーツは黒目の部分をくりぬいてお面本体の穴に合わせて貼ります。
後はノリでしっかりと貼り付けて完成です。
髪の毛は色画用紙や折り紙で貼っても、毛糸を貼り付けてもよいでしょう。
両端に小さな穴をあけてゴムをつけたら完成です。
風船を型にするので面長になってしまいますが、2日間かければしっかりとした丈夫なお面が出来上がります。
鬼のお面は実際にかぶって遊んでも、壁などにかけて飾っても面白い工作です。
年少さんくらいの年齢なら少し時間をかけて一緒に作れると思います。
参考にしてみてください。
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