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クリスマス 高齢者に出すおやつ 


クリスマスのおやつはサンタさんやモミの木などモチーフにしたものがおしゃれで見た目も雰囲気もありますよね。

高齢者施設やデイサービスでも普段とは違ったデコレーションをしたりいろいろと工夫しています。

利用者からすると何気なく出てくるおやつも施設の方々は色々と考えてくれているものです。

今回はクリスマスに出すおやつでお勧めなものを紹介します。

また、職員の方がどんなことに気を配ってくれているのかにも触れてみたいと思います。

高齢者施設のおやつで考慮されている事



普段はお茶の楽しみとして食べているおやつも年齢とともにその意味合いが違ってきます。

年齢とともに食べる機能が衰えてきますし、それを楽しみながら維持できるようなものを職員の方々は考えています。

おやつには以下のような意味もあります。


・栄養素を補う

食べる量は年齢とともに減ってくるので、通常の食事で不足する栄養素の補給を行います。

・水分補給

これも同じ意味合いです。

・食べる機能の維持

食べやすさや負担軽減だけではなく、咀嚼する機能や飲み込みの維持できるような工夫


また、身体の機能は人それぞれ違いますし、衰え方も違います。

利用者のその時、その時期に合ったおやつを作るのも腕の見せ所ともいえます。

高齢者が食べにくくなるものの傾向として

・ぽろぽろしてまとまりのないもの

卵の黄身単体 崩れやすいクッキーなど

・弾力があって歯でとらえにくいもの

こんにゃく類 高野豆腐など

・薄くて貼りつきやすいもの

ノリ わかめ など

・ぱさぱさして水気の無いもの

水分の飛んだ食パン クッキー ビスケット など

・同じく水分が少なくて食べにくいもの

蒸かしたさつまいも ジャガイモなどの芋類

などがあります。

これらすべてを避けてしまうとバリエーションも無くなってしまいますし、季節の楽しみも味わえなくなってしまいます。

水分やスープと共に食べたり、単体ではなく他のものと組み合わせたりして

自分で食べ、味わう楽しみを維持して食に対する意欲を失わないようなメニューを考えます。

食べる機能が低下して食べることに楽しみがなくなってくると、

食べることが負担になって生きがいや日々の楽しみの喪失や生命維持にかかわる問題につながります。

ですからおやつはいろんな意味で一日の中で大切なものと言えます。

ではクリスマスにお勧めの品を紹介します。

水分も含まれていて、しっとりとしたものを紹介しています。

クリスマスの雰囲気を出す演出も併せて紹介しています。

手軽でおいしい豆乳ココアプリン



材料がシンプルで作りやすいプリンです。

最後にクリスマス風にアレンジします。

◆材料

およそ10人分の量です。

豆乳:2500㏄
はちみつ:100g
ココア:150g
ゼラチン:50g
いちご10個
ホイップクリーム
粉砂糖
チョコチップ

◆作り方

鍋に豆乳をいれて火にかけて温めます。

沸騰させないように気を付けてください。

はちみつとココアを入れる

温めた豆乳にはちみつとココアを入れます。

少しずつ入れてよくかき混ぜてください。

ゼラチンを入れる

ココアが満遍なく混ざって色が均一になってきたら、ゼラチンを入れます。

量が多いとダマになりやすいので、少しずつ気をつけながら混ぜます。

器に入れて冷やす

適当な大きさのカップに入れます。

このまま盛り付けをするので、プリン専用のカップを用意した方が良いでしょう。

あとは冷蔵庫で冷やして固まるのを待ちます。

およそ1時間半くらで固まると思います。

盛り付ける

プリンが固まったら、上に盛り付けします。

クリスマスらしくサンタをデフォルメしてみます。

まず、プリンの上にホイップクリームをいちごの大きさに一周乗せて土台にします。

次にイチゴのヘタを取り、中央から上下に半分に切ります。

下側をホイップクリームの上に乗せ、切り口にまたホイップクリームを乗せます。

その上にイチゴの上側を乗せます。

クリスマス 高齢者 おやつ1.jpg

丁度サンタさんのマスコットのようになりますね。

顔の部分のホイップクリームにチョコチップを二つ置いて目にします。

あとは粉砂糖を軽く振りかけて完成です。

作り方自体は簡単で最後のデコレーションが楽しいです。

利用者の方と一緒に飾り付けても楽しめますね。

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ガトーショコラを作ってみる



直径20センチくらいのもサイズを作る材料です。

◆材料

牛乳:150㏄
卵:1つ
ホットケーキミックス:100g
板チョコ:2枚
オリーブオイル:大さじ2杯
バター:少量

ホイップクリーム
粉砂糖

方はあらかじめ用意しておきます。

◆作り方

オーブンを予熱しておく

オーブンはあらかじめ180度に予熱しておきます。

チョコレートを溶かす

チョコレートを湯煎して溶かします。

牛乳とオリーブオイルを入れます。

湯煎したチョコレートに牛乳とオリーブオイルを入れます。

すこしずつよく混ぜながら入れてください。

ホットケーキミックスを入れる

牛乳、オリーブオイル、チョコレートが良く混ざったものにホットケーキミックスを入れます。

ダマにならないように注意してください。

型を準備する

用意した型にバターを薄く塗ります。

型に流し込む

型に混ぜたものを流し込みます。

流し込んだら空気抜きのために軽く型を数回トントンとそこをテーブルに当てます。

オーブンで焼く

予熱してあるオーブンに入れて20分くらい焼きます。

早めの時間から様子を見て焦げないように注意してください。

焼き上がったら粗熱をとって、ホイップクリームと粉砂糖でデコレーションして完成です。

好みでフルーツを乗せてもよいですが、チョコレートの味を純粋に楽しむのが個人的には好きです。

利用者の方の好みで追加してください。

プリンのツリーデコレーション



今度はプリンをクリスマス風にデコレーションする方法です。

上にデコレーションするクリームをメインに作りたいのでプリンは市販のプリンのもとを使用して加えるものだけ豆乳に変更します。

◆材料

プリンのもと:1箱
豆乳:400㏄

さつまいも:中くらいの大きさ1本
バター:10g
砂糖
抹茶
牛乳

粉砂糖

◆作り方

プリンを作る

豆乳を中火で温め、その中にプリンのもとを溶かします。

沸騰してくるので弱火にして混ぜます。

混ざったら火を止めてカップに入れます。

カラメルも付属していると思いますが、今回は使いません。

後は冷やします。

サツマイモクリームを作る

さつまいもでプリンの上にデコレーションするホイップクリームをつくります。

まず、サツマイモを準備します。

・皮をむいて厚さ5ミリほどに細く切ります。

・それをレンジで加熱します

・柔らかくなったら裏ごししてバターと抹茶、佐藤を加えて混ぜ合わせます。

この状態だとクリームとしては硬くてちょっとぱさぱさした感じなので、牛乳を少しずつ加えて硬さを調節します。

普通のホイップクリームと同じくらいになったら出来上がりです。

色や味も抹茶と砂糖の量で調節してください。


プリンを冷やしている間に作ってしまいましょう。

デコレーションする

カップに入れたままのプリンの上にソフトクリームのように緑色のホイップクリームを盛り付けます。

モミの木をイメージして渦巻を作っていきます。

後は粉砂糖やチョコチップなどを使ってデコレーションしたら出来上がりです。


食べた感じは抹茶モンブランのような感じでしょうか。

最初に作ったココアプリンと組み合わせてもよいと思います。


高齢者施設のおやつは見た目で季節感を味わう楽しみも大切です。

クリスマスのおやつ作りの参考にしてください。

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