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彼岸花の名所 神奈川県で選ぶ2つのタイプ


彼岸花は9月のお彼岸の頃の咲く真っ赤な花です。

神奈川県には彼岸花の名所が多くありますが、

人工的に植えられたものと野生のも野が見られる場所に分けられます。

ゆっくりと家族で出かけたりする時にはお寺や公園などの名所を、

ハイキングや風景を楽しみながら散策するなら自然のスポットがお勧めです。

年によって咲く時期が全般的に遅れていたいして、見頃にあわせるのが大変でしたが、

ホームページやブログで一番良い時期を知らせてくれるようになりました。

今回は神奈川県の彼岸花の有名スポットをタイプ別に紹介します。

pics1652.JPG

まず、彼岸花について簡単な知識を持っておきましょう。

彼岸花について



中国原産で史前帰化植物です。

一本の茎のてっぺんに放射状に赤い花が咲く姿は何か不思議な美しさが感じられますね。

彼岸とは此岸(しがん)と対になる言葉で、彼岸花は向こう岸に咲く花、

この場合の向こう岸とは三途の川を挟んだ向こう岸です。

その姿からこのような意味合いも連想されるのでしょう。

別名は曼殊沙華、死人花、幽霊花などとも呼ばれます。

かつては墓地などに人を土葬した際に獣が荒らさないようjに植えられた時代もあったそうです。

彼岸花にはアルカロイドのリコリンなどの有毒成分が含まれているのでこの役割を果たしていたのです。

では、神奈川県で彼岸花が見られる名所を紹介していきましょう。

お寺、公園の名所



①日向薬師

参道にバスの折り返し場がありバス停があるのでここを拠点として彼岸花の群生地に入ります。

目印は観光案内所で、その横から彼岸花群生地への道があります。

彼岸花が咲いている群生地は農地なので、農道や畦道の案内看板に沿って順路をめぐります。

日向薬師も観光スポットとして有名な真言宗のお寺です。

宝物殿には薬師如来・脇待、 日光菩薩・月光菩薩、守護神十二神将が安置されているので一度拝観してみてはいかがでしょうか。

拝観料は300円です。

◆開門時間

4月から10月は9時から17時
11月から3月は10時から16時です。

詳しくは

http://hinatayakushi.com/

で確認してください。

◆アクセス

彼岸花の時期には込み合いますから、公共の交通機関がお勧めです。

・小田急小田原線で伊勢原駅下車、北口から神奈中バス(3番乗り場)で日向薬師行きで終点下車です。

②常泉寺

別名「花のお寺」とも呼ばれるお寺で年間通していろいろな花々を鑑賞できます。

創建は、1588年(天正16年)と言われています。御本尊様は聖観世音菩薩。

また、「河童のお寺」としても知られていて境内には大小合わせて300体以上の河童の像があります。

このお寺の彼岸花の特徴は白、ピンクなど色とりどりの花をつけることです。

普通に見る彼岸花は真っ赤な花なので新鮮に映ります。

見物には拝観料が必要ですが、「かながわの花の名所100選」にも選ばれているので見ごたえも十分。

萩、おみなえし、われもこう、芒、しゅうかいどう も同時に楽しめるかもしれません。

所々にある羅漢様や福狸、河童の像も訪れた人を楽しませてくれます。

◆アクセス

電車がお勧めです。

小田急江ノ島線の高座渋谷駅西口から 徒歩7分

では

東名横浜町田インター出口から国道246線を下り厚木方面ヘ山王原交差点を左折、

467号線(藤沢一町田線)福田入口の信号を右析、

1つ目の信号、札の辻を左析

1つ目常泉寺東側を右折で。

◆拝観時間

9時から16時30分(入場は16時まで)

◆拝観料

小中学生:150円
高校生以上:300円

その他、障害者手帳掲示で本人のみ無料など。

拝観の際には注意事項などもありますので

詳しくは

http://www.jousenji.com/

で最新情報を確認してください。

③相模川自然の村公園

家族連れも楽しめる施設です。

相模川の最上流部にあたる地域にあって四季を通じて季節の花が楽しめる公園で、

秋には彼岸花が桜並木の根元に群生していて見事です。

相模川の土手にもすごし彼岸花が見られますし、水辺でのレジャーも楽しめます。

相模川は上流域でも川幅が広く、人工的な建造物もあまりない風景が特徴です。

アクセスが便利な割に自然を深く楽しめます。

園内には

・ビレッジ若あゆという子供向け野外体験宿泊施設
・清流の里
・古民家園
・上大島キャンプ場
・内水面試験場
・渓松園(老人福祉施設)
・ターゲット・バードゴルフ場

などの施設もあります。

詳しくは

http://www.e-sagamihara.com/play/park/0165/

で確認ください。

◆所在地:緑区大島3853-8

Tel:042-769-8243(相模原市公園課)

◆時間:時間午前7時から午後6時まで

古民家園のみ9月から6月まで 午前9時30分から午後4時30分まで、
7月から8月まで 午前9時30分から午後5時30分まで

◆アクセス

電車バス利用

JR橋本駅南口より2番乗り場から30系統、市の「相模川自然の村行き」のコミュニティーバス利用 相模川自然の村で下車

または

3番乗り場から33系統(西橋本経由)上大島行で上大島下車、
3番乗り場から36系統(六地蔵、九沢自治会館前経由)上大島行で上大島下車

ちょっと時間かかります。

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④南足柄市運動公園

運動公園に植えられた彼岸花が斜面一面に花開きます。

3000平方メートルの真っ赤な絨毯のようで見事です。

見ごろなどはこちらでチェックを

http://k-mask.jp/undou/

◆所在地

南足柄市怒田1734番地

◆営業時間

4月中:9時から18時
5月から8月:9時から19時
9月中:9時から18時
10月から3月:9時から17時

休園は毎週月曜日

◆アクセス

小田急線の新松田駅から富士急湘南バス「アサヒビール」行(平日)を利用

または「大雄山駅」行(土日祝日)を利用して「運動公園前」下車、徒歩2分。

バスの本数が少ないので時刻表、乗換案内などで時間を確かめてから出掛けることをお勧めします。

⑤泉の森

大和市にある自然豊かな公園です。

引地川の水源に位置して、かわせみなど約50種類の野鳥や植物、昆虫が生息しています。

駅からはちょっと歩きますけど、一年中自然に触れながら楽しめる公園です。

秋の彼岸花のスポットは公園内のくらやみ坂東側の斜面、マムシ池の近くなどです。

ここの彼岸花は赤と白が見られます。

◆アクセス

相鉄線の相模大塚駅北口にからロータリーに出ると案内板があります。時間は徒歩約15分くらいです。

または

小田急線、相鉄線の大和駅下車、駅を出てプロムナードを西側に直進するとふれあいの森にでて、引地川にぶつかります。

引地川を上流に進んで東名のガード下をくぐると 泉の森です。およそ25分です。

または小田急の鶴間駅の北口から旧国道246号を海老名方面に直進し、西鶴間5丁目の交差点を左折します。

泉の森商店街を抜けると到着です。

◆開園

24時間で休館日は無し、入場も無料です。

詳細は

http://www.yamato-zaidan.or.jp/izumi

で確認してください。

⑥県立四季の森公園

横浜市緑区寺山町の南部にある県立の公園です。

他の名所に比べるとちょっと彼岸花の数は少ないですが、近くの方には四季の移ろいを感じられる場所です。

公園ないの彼岸花の見どころは

蛍川橋周辺と散策路から水辺に下る斜面などです。

こちらでも紅白の彼岸花が見られます。

◆入園料

無料です。

開園も終日行っています。

ただし、駐車場を利用する方は8時30分から17時まで(5月から9月までは18時まで)の利用です。

◆アクセス

JR、横浜市営地下鉄グリーンラインの中山駅から徒歩で講演北口まで約15分です。

地下鉄利用の場合は2番出口が近いです。

また、中山駅からバスを利用すると

市営バス136系統、横浜動物園行き、相鉄バス旭11系統鶴ヶ峰駅行き、旭14系統横浜動物園行きに乗車して長坂で下車、公園南口まで徒歩3分です。

相鉄線の鶴ヶ峰駅からは相鉄バス旭11系統中山駅行き乗車して長坂バス停下車、公園南口まで徒歩3分、旭11系統西ひかりが丘行きに乗車して西ひかりが丘下車、公園西口まで徒歩5分です。

近況や詳細は

http://www.kanagawaparks.com/shikinomori/

で確認してください。

⑦西方寺

ここの彼岸花は周辺住民らで作る「花の里つくりの会」メンバーが5年前に街作りの一環として植えたもの。

所在地は神奈川県横浜市港北区新羽町2586番地で、およそ800年前に鎌倉に創建され、その後およそ500年まえに新羽の地に移ってきたお寺です。

石段をあがり山門をくぐると約300年前に建立された大きな茅葺きの本堂の本堂が迎えてくれます。

横浜とは思えないほどの雰囲気を醸し出しています。

特に冬の梅、春のサクラ、秋の彼岸花の時期には参拝者が多く訪れます。

国・県・市の重要文化財を保有し、本堂や黒本尊の阿弥陀様、堂内杉戸絵等を拝観することもできます。

花の見ごろは住職のブログ

http://saihouji-yokohama.com/blog/?cat=4

で詳しく知らせてくれるので9月の中旬になったらチェックしてみてください。

◆アクセス

電車の場合

横浜市営地下鉄ブルーライン 新羽駅下車 徒歩5分

バスの場合
横浜市営バス 41系統で新羽町下車 徒歩2分

自然の彼岸花の名所



①寺家ふるさと村

横浜市の北北西に位置する田園風景溢れた場所です。

公園や施設ではなくこの地に住む人々の生活の場ですから利用する際にはマナーを守ってくださいね。

寺家ふるさと村の農地・山林は、農家の個人所有物で、農家のご好意で提供していただいているものです。

特にこの村の中で彼岸花の見られるところは熊野神社付近の田んぼ、西側の調整池などです。

http://jikehurusatomura.in.coocan.jp/

をよく確認して出かけてください。

お問い合わせは

横浜市青葉区寺家町 414 寺家ふるさと村「四季の家」
TEL:045-962-7414

まで。

◆アクセス

田園都市線の青葉台駅下車して、バス31系統(2番乗り場)で「鴨志田団地」行き終点下車して徒歩1分

または、30系統寺家循環「四季の家」下車

市が尾駅下車してバス(8番)柿生駅行きに乗車、「早野」で下車して徒歩15分

小田急線柿生駅で下車、北口から市が尾駅行きバスに乗車し、「早野」下車徒歩15分

または寺家町循環「四季の家」下車

JR中山駅下車して、バス(北口1番)で寺家経由川和町行きか、市が尾駅行き(43系統)に乗車して「鴨志田団地」下車徒歩1分

②南足柄市内山地区

その名の通り、特定の公園ではありません。

場所は此方の地図を見てください。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0602/kenseipj/file/walking/minamiashigara/23.pdf

ここに記されている清流散歩道は約6キロで、先程紹介した④の南足柄市運動公園が起点になってもいるので、足を延ばし散策してみるのも一つの方法です。

人工が少ない地域でもあるので、ゆっくりとした散策にも向いています。

田園地帯なので、どこにも彼岸花が見られますから田んぼのあぜ道に咲くのどかな風景を満喫できるでしょう。

◆アクセス

地図を参考にしながら、先ほどの足柄運動公園を目指して、そこを起点に出発するのがお勧めです。

③岩流瀬堤

酒匂川の上流に位置する場所が岩流瀬堤です。

直ぐ下手には岩流瀬橋もあります。

ここは川の土手を散歩する道に沿って咲いている彼岸花を見るコースで、ハイキングやウォーキングをしながら楽しめます。

見どころはぐみの木公園付近とがら瀬バス停付近ですが、野生なので年によって違うかもしれませんね。

◆アクセス

JR御殿場線東山北駅で下車して岩流瀬橋を目指します。徒歩で25分くらいです。

同じく、北山駅からは33分くらいです。

バスでは富士急湘南バスでがら瀬バス停下車徒歩3分、または三菱ガス化学前下車徒歩6分、または南原下車徒歩8分

地元の人はよく利用しているウォーキングコースです。

④小出川

相模川の下流域に合流する中規模な河川です。

毎年、藤沢市の大黒橋から茅ヶ崎市の追出橋の区間約3キロが彼岸花の名所として知られています。

ここは河川に沿って歩きますが、出かける時には公園やお寺に見に行くのと同じ感覚で大丈夫です。

小出川彼岸花団体協議会が毎年、彼岸花まつりを実施していて、会場も

打戻会場 (大黒橋から1,100m下流)

遠藤会場 (大黒橋から180m下流)

せりざわ会場 (新道橋から100m)

おおぞう会場

と4か所あり、ここには出店やトイレなども毎年設置されます。

また、地場野菜・パンなどが販売されているのでお腹が空いた時には便利です。

詳しくは

http://www.fujisawa-kanko.jp/event/higanbana.html

http://www.samukawa-kankou.jp/entry.html?id=140369

をチェックして出店情報、散策地図、開花状況などを確かめてください。

◆アクセス

駐車場も用意されるようですが、名の通った名所なので公共の交通機関がお勧めです。

中でもおおぞう会場から入るのがお勧めなのでそちらのアクセスを紹介します。

寒川駅北口からコミュニティバス「東ルート」にて「青少年広場」で下車

寒川駅入口バス停より「文教大学行き」に乗車、「越の山入口」下車徒歩10分 または「小谷行き」に乗車して「県営住宅前」下車徒歩10分

会場までは地図を参考にしてください。

⑤四十八瀬川

四十八瀬川は、神奈川県秦野市を流れる川で秦野盆地の西部を北から南へ流れる延長10.8km、流域面積16.5km2の河川です。

小田急ロマンスカーのポスター撮影地でもあるので、見覚えのある方もいるかもしれません。

秦野市の観光強化が彼岸花の咲いている場所を教えてくれています。

http://www.kankou-hadano.org/hadano_topics/map_higanbana-48.html

この地図では少しわかりにくいかもしれませんが、甘柿橋から才戸橋周辺が彼岸花の見られる場所です。

◆アクセス

あまり便の良くないところなので、近くを旅する時には立ち寄ってみるのもよいでしょう。

小田急線の渋沢駅から徒歩で約30分

バス利用は湘南神奈交バス(渋02 大倉行き、あるいは秦51 秦野駅行き)で堀川で下車して徒歩15分です。


彼岸花はいたるところに見られますが、本格的に見るならば名所に足を運ぶのがお勧めです。

神奈川県は交通の便や家族連れなど好みに合った彼岸花の名所が選べます。

9月の下旬から10月にかけては彼岸花が一番きれいな時期ですから、身近な名所を訪れてみてはいかがでしょうか。

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