敬老の日のプレゼントで一番手軽につくれるのが
手作り色紙です。
家族から同居している祖父母へ、また、離れて暮らす両親に孫からのメッセージにといろいろな応用が利きます。
でも、ちょっとした気遣いもレイアウトする上では必要になります。
写真や言葉など一工夫するだけで一層喜ばれるものが出来上がりますよ。
今回はおもに写真を色紙のどの部分に使うかをケースバイケースで説明したいと思います。
では、はじめましょう。
祖父母と家族が一緒の写真を貼る場合
同居のおじいちゃん、おばあちゃんに贈る場合も離れて暮らしている両親に贈る場合も、
家族一緒の写真を色紙に貼る場合は
半分よりも上側、言葉よりも上側にするのが理想だと思います。
敬老の日はお年寄りを敬い感謝する日ですから、おじいちゃん、おばあちゃんが写っている写真は基本的に上に持ってきます。
例えばこの画像のようにするとよいでしょう。
同じ意味でおじいちゃんおばあちゃんだけが写っている写真も上側にします。
写真のすぐ下にはお祝いの文字と家族の名前、
色紙の下側半分にみんなからの言葉を書きます。
色紙はそのままでは白いですから、背景に千代紙や和紙など模様のついたものをいると華やかです。
まだ字が書けない子供の言葉を代筆しても微笑ましく、喜んでくれるでしょう。
◆贈る言葉
色紙に書く言葉は家族間での呼び方をつかったりして親しみやすい印象にしましょう。
じいじ、ばあば、敬老の日おめでとう。また一緒に遊んでね。
これからも元気で長生きしてね。
など、子供目線の言葉や
敬老の日、おめでとうございます。普段は照れくさくて言えませんけど、いつも本当にありがとう。
など、夫婦からの感謝の気持ちをこめてメッセージを書きます。
文字はできるだけ読みやすく、大きめにしましょう。
家族の写真を色紙に貼る場合
特に離れて暮らしている両親に孫と一緒の写真を貼った色紙を贈りたいときにはこの方法がお勧めです。
家族からおじいちゃん、おばあちゃんにむけての言葉を上に書いて、
家族が写っている写真は下側半分に位置するようにするとよいでしょう。
こうすると家族から目上に向けてのメッセージという感じが強まって見えます。
この画像のような感じですね。
◆贈る言葉
おじいちゃん、おばあちゃん、敬老の日おめでとうございます。なかなか会いに行けないけれど、いつまでもお元気で長生きしてくださいね。
じいじ、ばあば、敬老の日、おめでとうございます。今度遊びに行くからいっしょにおりがみしよう。楽しみにしてるね。
など、家族目線、子供目線の言葉をいれます。
画像にあるようにシンプルなものもストレートに気持ちが伝わってきます。
写真もマスキングテープやカラーテープを使って縁取りするとより引き立ちます。
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子供の成長をメインにした場合
同居の場合と違って離れているおじいちゃん、おばあちゃんにとって孫の成長は何より楽しみです。
年に何回かしか会えないときにはなおさらその姿が見たいもの。
敬老の日の色紙にわが子の成長を記録して送りましょう。
画像のように写真は右下側に置きます。
文字が横書きの場合は左側から読み始める癖がついていますよね。
写真が左上にあると一番最初に目に入ってくるので、そこばかりに目が行きがちです。
写真の隣には子供の手形をスタンプで押したものを切り抜いて貼ります。
子供が折り紙で折ったものを一緒に貼ると、それも成長を報告するものになります。
メッセージは代筆してもよいですし、短い言葉が書けるなら子供自身に書いてもらいます。
折り紙などに書いて、それを切り抜いて貼ると失敗してもやり直しができるのでお勧めです。
このレイアウトは偏りがなく、バランスがとれているとおもいます。
また、色紙全体に和紙など風合いのあるものを貼って、その上に折紙で描いたメッセージや写真などを貼っている方法は
試しに置いてみてバランスを確認してから糊付けできるので失敗がありません。
この際はノリをシッカリと付けて後ではがれないようにしましょう。
◆贈る言葉
子供目線の言葉なので
じいじ、ばあば、これからもずっとげんきでいてください。
さっかーをはじめました。こんどいっしょにやろう。
など、あまり親の言葉をいれないで、等身大の孫の姿を伝えます。
写真を真ん中に持ってくる場合
真ん中にお年寄りの写真を持ってくるのは、いわゆる寄せ書きの場合です。
高齢者施設やデイサービスで利用者の方々に職員の方々から感謝の気持ちを伝えるようなときにはこの形が良く使われます。
真ん中に写真といっても、会社の異動の時などとは違って、
読む方向を統一して、
あまりごちゃごちゃにならないように、
誰がどの言葉を書いたのかを分かりやすくします。
目が悪い方には統一性のない書き方は読むのに苦労します。
この画像は中央上側に利用者の方の写真、
両側に縁起物の鶴と亀、松の木のイラストを配置し、
写真の下側に利用者さんの名前、
その下に台詞のように職員の方々一人一人の言葉を書きます。
小さな紙に贈る言葉と自分の名前を書いて、貼っていくと誰の言葉か一目瞭然ですね。
文字を書く方向も横か縦に統一して読みやすくします。
沢山の温かい言葉が集まると貰うときに嬉しいですし、職員の方も日頃口にしづらい感謝の気持ちを伝えやすいでしょう。
◆贈る言葉
家族間のものとは違って独特の距離感と親近感があるのが施設の方の言葉です。
例えば
敬老の日、おめでとうございます。○○さんの手先の器用さにはいつもびっくり。また、折り紙を教えてくださいね。
敬老の日、おめでとうございます。実際の年齢を聞いて驚いてしまうほど若々しい○○さん。今度こっそり秘訣を教えてくださいね。
敬老の日、おめでとうございます。○○さんは△△デイサービスのまとめ役ですね。いつまでも私たちの良きお手本としてお元気でいてください。
など。
このように敬老の日に贈る色紙はちょっとした工夫でより引き立ちます。
それも手作りならではですから、
今年はおじいちゃん、おばあちゃんのためにちょっと手間をかけて素敵な色紙を作ってください。
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