ハロウィンはもうすっかり日本に定着しましたね。
保育園などでも様々な製作を行いますが、
今回は1歳児でも作れて発育に効果のあるものを紹介します。
作り方自体はとても簡単でどれもハロウィンの雰囲気満点ですが、1歳児が楽しく行える指先の作業を取り入れたものばかりです。
では始めましょう。
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1歳児に効果的な作業とは
ハロウィン製作に入る前に1歳児に特にお勧めの作業を紹介しておきます。
手の基本的な動きともいえますが、今後の発達にも大きな影響があるものです。
◆紙を破る
新聞紙、和紙など柔らかくて手を切りにくいものを用意して破らせてあげます。
破るということは
両手をつかう
指先を反対方向に動かす
紙の持つ場所を選ぶ
力の入れ具合を調節する
ということです。
上手く紙が破れるようになるにはこれらの事をクリアする必要がありますから、思ったよりも高度な作業になります。
これからいろいろなものを作るうえでもポイントになる作業です。
◆粘土をこねる
指先を器用に使う練習になります。
手の平で捏ねる
指先でつまむ、つぶす、丸める
などの作業は手先の器用さや形をつくる想像力も育ててくれます。
◆紙を貼る
ノリで紙のパーツを貼ったりすることでバランス感覚や位置関係を把握したりします。
特に輪郭に顔のパーツを貼ったりするとよい練習になります。
◆絵を描く
クレヨンなどで絵を描くことは3歳くらいから始めるとよいとされています。
でも、こどもがおもしろがるなら、はみだしても良いように準備して描かせてあげましょう。
ただし、クレヨンも握った時に余分があまり長く出すぎないように、又、口に入れたりしないように注意して見守りましょう。
今回は描く作業は取り入れていませんが、スタンプのように手形を押す作業を取り入れています。
どろんこ遊びのように楽しみながら行ってくれるでしょう。
紙を貼って作るハロウィン製作
まず、紙を貼って作るものからやっていきましょう。
◆ジャックオーランタンを作る
先生がかぼちゃの輪郭と目、鼻、口を切っておいて、子供が糊付けして完成させます。
・準備するもの
色画用紙(オレンジ、黒)
ノリ
・作り方
園児の分だけかぼちゃの輪郭とパーツを用意しておきます。
完成したお手本をホワイトボードなどに貼っておいて、真似てもらうようにします。
ノリをつかって子供たちが目や鼻、口を貼って完成させます。
上手くいっても行かなくても大成功です。
応用としてはA4くらいの黒い封筒に作った顔を貼ってお菓子を貰うときのバッグにするともできます。
◆和紙をまるめるジャックオーランタン
今度は立体的に作ってみます。
・準備するもの
オレンジ色の和紙またはお花紙
透明のビニール袋
緑色のリボン
色画用紙(黒)
両面テープ
・作り方
まず、目と鼻と口を先生たちが黒の色画用紙を切って作っておきます。
次に子供たちの作業です。
まず、オレンジの和紙かお花紙を丸めます。
大きすぎる時には破って適当な大きさにします。
しっかりと丸めたらビニール袋に入れます。
ビニールの口は緑のリボンで結んで閉じます。
リボンを結ぶのは先生が行ってあげましょう。
最後に両面テープを付けた目、鼻、口を貼って完成です。
紙は障子紙をオレンジに着色しても使用できますが、手に絵の具がついたりするので市販のものがあればそれを利用するようにします。
良く知られたハロウィン製作ですが、作業は楽しく飽きません。
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手形スタンプで作るハロウィン製作
今度は手形スタンプでハロウィンのキャラクターをつくります。
準備には周りが汚れないような配慮をして取り掛かりましょう。
作り方はどれも同じで、掌を絵の具に浸けて紙に押してもらうだけです。
やってみると面白い作業ですが、1歳児くらいだと洋服や顔に絵の具を付けたりして後が大変になるので、エプロンは必須です。
◆お化けを手形スタンプで作る
ハロウィンのマスコットキャラクターでもユーモラスなお化けをつくります。
・準備するもの
絵の具各色
画用紙(黒、白)
・作り方
まず、はじめにお化けの形を切り抜いておきます。
次に目と口を黒の色画用紙で作っておきます。
ここまでが先生の作業です。
子供たちはまず、お化けの体に目と口を貼ります。
次に好きな色の絵の具で片方づつ、お化けの手を押します。
お化けの体を逆さまにして押すとやりやすいですね。
暗い色だけでなく、好きな色を選んで押してもらいましょう。
◆コウモリ作る
コウモリも同じ方法で作ります。
・準備するもの
色画用紙(黒、黄色)
画用紙
絵の具(黒系統)
・作り方
先生達がコウモリの体を切り抜いておきます。
黄色の色画用紙を丸く切って目をつくって裏に両面テープを貼っておきます。
胴体を画用紙のは行けに貼ってスタンプの準備完了です。
次に子供たちが羽根に見立てて手形を押していきます。
コウモリが羽を広げているように手形を並べて押します。
左右が出来あがったら、最後に手をよく洗って、目を貼ります。
◆クモをつくる
クモも同じ方法で手形で作ります。
・準備するもの
色画用紙(オレンジ)
ペン
絵の具
・作り方
まず、クモの巣の部分をつくります。
オレンジの色画用紙を8角形に切って、各辺をへこませて切ります。
縁を太いマーカーペンでなぞり、中心に向かって同じように線を描いていきます。
クモの巣はこれで完成です。
後は子供たちに手形のスタンプを押してもらうだけ。
クモの脚は8本なので、親指があまり目立たないように押すのが理想です。
画像ではカニのようになってしまいました。
黒の絵の具でもよいのですが、目立ちにくかったので、好きな色の絵の具で作ってもよいと思います。
好みで目を作って貼ってもかわいらしくなります。
カラー粘土で作ってみる
もしカラー粘土が全員分用意できるなら、粘土をこねてジャックオーランタンを作るのも楽しいです。
・準備するもの
オレンジと緑のカラー粘土
黒のビー玉など
・作り方
これはすべて子供たちやってもらいましょう。
粘土を好きに捏ねて、最後に丸めます。
100均などで様々な色のビー玉や小物を売っているので、目や鼻、口になりそうなものを選んできて埋め込みます。
頭の部分には緑色の粘土を帽子のようにかぶせて出来上がりです。
ここで紹介した1歳児向けのハロウィン製作は作業自体は単純ですが、
楽しく、今後の発達に結び付くものです。
年齢の低い子供達が作るにはとくにおすすめです。
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