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猫の年齢の早見表 体重と人間の年齢との対比


猫に限らず、いっしょに暮している動物の年齢は気になるところ。

猫は人の数倍の速さで年を取ります。

今回は早見表を作りましたので、年齢と体重を比較してみて、与える餌を工夫してください。

最近は猫の年齢別にフードも販売されていて、それを与えることで平均寿命も伸びています。

運動のさせ方や付き合い方も年相応にすれば猫も飼い主もストレスなく一緒に暮らせるでしょう。

cli_0222.jpg

出生から成人までの早見表



猫に限らず、動物は親離れするのが人間に比べて異常に早いものです。

もともと野生で生きているので当たり前と言えば当たり前ですが、最初の一年間は特に目まぐるしい成長をします。

◆成猫までの早見表

まずは、こちらの早見表を見てください。

猫 年齢 体重1歳まで.jpg

1年半でネコは人の20年分の成長をします。

体重もこの時までに安定してきます。

では少し詳しく追っていきましょう。

・出生の時

人間も同じ0歳、スタートは一緒です。

このときには本当に赤ちゃんです。

目もまだ開いていませんし、耳も聞こえていません。

排泄も自分ではできない状態です。

母猫の世話が必要な時期です。

ほとんど眠っている状態です。

・1週間

目が開いてくる時期です。

耳も聞こえます。

ただ、母親からは離れません。

人間に例えると生後一か月くらいに相当します。

・2週間

この頃には目が見えています。

よちよち歩きですが、歩きはじめます。

耳もだんだんピンと立ってきます。

人間に換算すると3ヶ月目くらいになります。

・3週間

人間に換算すると生後6か月くらいになります。

自分で排便もできるようになり、歯も生え始めて、離乳食の時期です。

兄弟で遊び始めるのものこの時期です。

・1ヶ月

乳離れも始まり、喉を鳴らしたり、気持ちを表現できるようになってきます。

飼い猫なら、トイレのし付けも始める時期です。

人に例えると1歳くらいです。

・2ヶ月

生れた時には青灰色だった目がそれぞれそれぞれ変わって個性がで始めます。

乳歯が生えそろい、母親の授乳も卒業の時期です。

母親、兄弟との遊びの中で社会性を身につける時期でもあるので、この時期に親から離さないようにします。

人に例えると3歳くらいです。

・3ヶ月

走り回ったり、じゃれたり、活発に動き回ります。

もし、里親に出すならこの時期からです。

シャンプーなどにも慣れさせるにも良い時期です。

人に例えると5歳くらいです。

・6ヶ月

永久歯が生えそろってきます。

毛の生え替わる時期でもあって、顔も一人前のネコの雰囲気になってきます。

この時期を過ぎれば、去勢や避妊の手術も受けされられます。

人に例えると9歳くらいです。

・9か月

メスは発情が見られる時期です。

早い猫は7か月目くらいから見られます。

人に例えると13歳くらいです。

・1歳

体格はほぼ成猫と変わらなくなります。

日本の和猫の体重は5キロくらいまでなので、この時期の体重を維持するのが理想です。

フードも成猫用のものに切り替える時期です。

人に例えると17歳くらいです。

・1歳半

一人前のネコになります。

この時点で人に例えると20歳くらいになります。


日本のネコは雑種がほとんどでほぼ1歳半くらいで成長が止まります。

あまりいませんが、体重が10キロ近くになる猫は3歳くらいまでゆっくりと体が成長するようです。

平均的な成猫ならベストの体重は5キロ前後位までと言えます。

2歳以降の早見表に行く前に猫が太っているかどうかの判断の目安を見ておきましょう。

猫の肥満を判断する方法



肥満による病気のリスクは人間だけではありません。

猫も糖尿病、心臓病などのリスクが高まります。

また、体重も人の数十分の一なのでちょっとした増加でも負担になることも多いです。

◆理想的な猫の体系

まず、胸からお腹にかけて手を添えて、適度な肉の下に手の平にろっ骨を感じられれば、理想的と言えます。

ウエストのくびれも適度なら問題ありません。

◆太っているネコ

先程の同じように触ってみて、肋骨がわかりづらい、または、わからないときには脂肪がつきすぎています。

くびれも無かったり、わかりづらいようなら太っていると思ってください。

◆痩せているネコ

触り方は同じです。

肋骨がごつごつと手の平に感じるようであれば痩せすぎです。

ウエストのくびれも極端に大きく見えます。


猫の生まれ持った体格で多少の違いがありますが、この方法は獣医の先生も解説している方法ですから、

ご自宅のネコを一度チェックしてみてください。

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維持期の早見表



成猫になって活力を維持して動ける年齢の早見表です。

猫 年齢 体重維持期.jpg

・2歳

人に例えると23歳くらいです。

オス猫の発情期が盛んになります。

猫同士のけんかで怪我をしたりします。

・3歳

オス猫もヤンチャ盛りです。

怪我やけんかをしてくることも多いですから、外出自由な猫は特に感染症に注意が必要です。

人に例えると28歳くらいです。

・4歳

行動が活発です。

一番体力的にも運動能力的にもいい時期です。

人に例えると32歳くらい

・5歳

犬歯の衰えがで始める時期です。

多少の運動能力の低下がで始めます。

少し落ち着いた猫になってきます。

人に例えると36歳

・6歳

毛色によっては白髪が出始めます。

肥満になりやすくなる時期でもあります。

この頃から泌尿器系の病気、腎不全に注意をしておきましょう。

人に例えると40歳です。


このあたりまでが体力の盛んな維持期になります。

高齢期の早見表



高齢期になると運動量も減って、寝ている時間が長くなります。

フードもシニア用にチェンジする時期です。

猫 年齢 体重高齢.jpg

・7歳

人に例えると44歳。

肥満に注意しましょう。

・8歳

人に例えると48歳です。

体力の衰えが目立ち始めます。

歯が抜け始めることもあります。

寝ている時間も長くなります。

・9歳

人に例えると52歳です。

フードも年齢にあったものに切り替えましょう。

・10歳

老猫の入り口です。

毛づくろいも前ほどはしなくなりますから、ブラシをしてあげます。

歯も抜け始め、白髪が目立ち始めます。

動きも緩慢になり、病気にもかかりやすくなります。

・11歳

人に例えると60歳。

食事なども量を変えずに回数を増やすなど気遣ってあげます。

・12歳

今のネコの平均寿命です。

人に例えると64歳です。

適度な運動をさせることも必要なので、餌の位置や水飲み場に工夫をして運動量を維持します。

・13歳

人に例えると68歳です。

目の病気が出始めます。

・14歳

人に例えると72歳

今のネコは長寿なのでこの年齢のネコはたくさんいます。

・15歳

人に例えると76歳です。

動くのもゆっくり、寝ている時間もさらに長くなります。

・16歳

人に例えると80歳

足腰も弱ってきます。

ボケの症状も出始め、餌を食べてことを忘れて催促したりすることもあります。


これ以降、18歳くらいまでは生きる猫が結構います。

でも、20歳まで生きる猫の数は急に減ります。

ちなみに

21歳は人では100歳、

22歳は104歳、

23歳は108歳、

24歳では112歳、

25歳では116歳

となります。


猫はもともとのルーツが砂漠出身なので水を効率的に使うための体の仕組みになっています。

ですから、腎臓への負担が大きい動物なので、フードでケアしてあげることも大切です。

最近は下部尿路ケアのフードもいくつも販売されているので、それを利用するのも長生きのポイントでしょう。


理想体重を知って、肥満に気を付けた生活習慣に役立つのがこの早見表です。

猫によって個人差がありますが、健康維持の目安にしてください。

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