運動会のお弁当の定番と言ってもいい いなりずし。
唐揚げや卵焼きを添えるだけで食欲をそそります。
当日の朝、すべてを作るよりも前日から油揚げを仕込んでおくと味が染みておいしさは倍増します。
コンビニやスーパー、デパ地下でも結構おいしいものが売られていますが、子供の活躍する運動会にはひと手間かけてつくってあげたいでしょう。
つくり方焦らずに丁寧にやればとても簡単です。
では油揚げの仕込み方から見ていきましょう。
油揚げに味をしみ込ませる
いなり寿司の味を決めるのが油揚げの準備で決まります。
味は前日に調理して半日くらい寝かせることで味がしみこみます。
◆油揚げの準備
用意する材料は
油揚げ4枚
砂糖:大さじ4杯
酒:大さじ1杯半
みりん:大さじ1杯半
醤油:大さじ3杯半
出汁:270㏄位
いなりは油揚げを半分に切って使うのでこれで8個分です。
◆作り方
もちろん前の日に行います。
①油揚げを炊く
鍋に油揚げを入れて、それにかぶるくらいの水を入れます。
そのまま火にかけて沸騰させます。
およそ5分くらいです。
②切る
油揚げをザルにあげて半分に切ります。
俵型なら四角く半分に、三角にするなら対角線に切ります。
このときに真ん中を袋状に開いておきます。
破れないように丁寧に開きます。
③だし汁で煮る
鍋にだし汁を入れて油揚げを中火位で煮ます。
15分くらい煮たら、弱火にして砂糖、みりん、醤油、酒を入れて落し蓋をします。
さらにそのまま煮詰めます。
④火を止める
煮詰めて汁の量が油揚げがひたひたになるくらいに減ったら火を止めます。
粗熱が取れて冷めたら、ジップロックなどの袋に汁ごと入れて冷蔵庫へ。
一晩寝かせると味がしっかりと滲み込みます。
では今度は酢飯をつくります。
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酢飯を作る
酢飯は当日作っても間に合いますし、慌てる必要はありません。
分量は8個分なので2合くらいあれば十分です。
◆炊飯器で作る
特にほかに使う用途が無ければ、炊飯器で一気に作ってしまいます。
2合のお米を入れて、お酢を加えた水を400㏄入れます。
このときに少しの塩と出汁になるようなものを入れて炊きます。
昆布などが在ればそれを入れるとよいでしょう。
もし、ゴマやレンコンなどが入ったいなりにする場合は炊き上がってから加えます。
炊き上がったら、油揚げに入るように一つ一つ握っておきます。
いなりずしを作る
前の晩から寝かせてある油揚げと今作った酢飯を合わせていなりをつくります。
油揚げを絞って大きさを整えたら、握っていたご飯を丁寧に隅々まで入れます。
このときに油揚げをあまり絞りすぎないようにしてください。
せっかくのおいしさが半減してしまいます。
最後に油揚げを折り返して出来上がり。
そのままお弁当箱に詰めてもよいですし、半分に切ってトッピングしたり、ご飯の中になにかを詰めたりして飾り付けます。
◆トッピングのおすすめ品
・錦卵
・魚肉ソーセージ
・牛丼の具
・カニカマ
・なると
時期によってはちょっと気を付けないといけないこともあるでしょうが、一度火を通したものが安全です。
このほかにも
・イクラ
・えび
・カニ
本格的なお寿司風にアレンジしてもおいしくできます。
ただし、生のものは食中毒に気を付けてください。
最近は運動会も春先に行うことも多いのですから、季節によってトッピングを変えてください。
いなりずしのあじは前日からの仕込みがカギです。
美味しいいなりで運動会を楽しんでください。
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