運動会の季節、幼稚園児がダンスをする姿は微笑ましくも、親御さんにとっては感動的ですね。
年中さんくらいになると集団生活に馴染み始めてくる頃ですし、友達と一緒に何かすることが楽しくなってくる年齢でもあります。
自立心も芽生えてくるこの年頃はダンスを教えるのも大変でしょう。
教えようとすればするほどうまくいかない、ということも経験している先生も多いのではないでしょうか。
今回は子供たちにダンスを教えるときに注意する点とお勧めの曲を紹介します。
スポンサードリンク
ほんのちょっとしたことで子供たちが生き生きとしてくるものです。
運動会に向けてダンスを教えるコツ
年少さん、年中さん、年長さん、皆課題になる曲が与えられて振付を練習することと思います。
目標は運動会当日ですから、うまく覚えてくれないと焦りますね。
でも、子供たちにいつまでに覚えましょうということはかえって逆効果になることが多いのです。
実際に幼児教室で教えた先生の意見を参考にダンスを教えるコツをまとめてみました。
◆幼稚園児にダンスを教えるコツ。
①練習という言葉は使わない
あまり意識しすぎると、ついつい教え方がきつくなったり、覚えるのが遅い子や遊び半分の子をせかしたりしがちになります。
自分の意識の中から「練習」という言葉をなくしてみると子供が自然に覚えるのを待てるようになります。
②子供には遊びの一環として踊ってもらう
曲に合わせて、飛び跳ねたり、リズムをとって歩いたりするのはとても楽しいものです。
幼稚園くらいの子供はこういうことが本来大好きなはず。
楽しみながら動いてもらうことを第一に考えます。
振付は先生がみんなの前で踊って、それを真似してもらうゲームとして楽しんでもらいます。
そうしているうちに子供は自然に覚えてしまいます。
③踊れるようになるのではなく楽しめるようになる事が目標
ついつい、ダンスの出来栄えに目が行ってしまいますが、保護者の方の目から見ると楽しそうに動いている姿が一番です。
それに楽しむことを目標にすると不思議と子供のペースに合わせられますよ。
子どもがダンスを楽しめるようになると、積極的になって上達が早くなるのが実感できると思います。
④目標を運動会にしない
なにか矛盾するように聞こえるかもしれるかもしれませんが、
目標をいつまでと決めてしまうと、どうしても先生に余裕がなくなってついつい子供たちにたくさんの事を詰め込みすぎてしまいがちです。
そのことでかえって子供たちが楽しめなくなってしまうと逆効果。
運動会の時までの成果として現状の子供たちを披露する、くらいの気持ちでよいのではと思います。
出来の良いダンスを見せるより、楽しんで踊っているダンスを見せることに重点を置くようにします。
先生に余裕がなくなるとそのことは周りに敏感に伝わってしまいますから、いい結果にはならないことが多いです。
保育の経験のある方からの意見なのでなるほどと思えます。
幼稚園くらいの子供には運動会という意識はあまりないかもしれませんね。
遊びやゲームの一つと思ってやる方が楽しく、覚えやすいのでしょう。
では年中さんくらいにお勧めのダンス曲をいくつか紹介します。
スポンサードリンク
幼稚園のダンスにお勧めの曲
◆てのひらを太陽に
振付付きの動画です。
いつの年代の人にも覚えやすいテンポと動きの曲です。
◆はぐしちゃお
ドラえもんからの選曲です。
ポンポンをもって楽しく踊るのにお勧めの曲です。
◆小さな世界~It's a small world
ディズニーからの名曲です。
お父さんお母さんにもおなじみの曲で親子で楽しめます。
この動画では先生の振りを真似して踊っています。
◆夢の中のダンス
インストラクターの方の振付動画です。
◆ぼよよん行進曲
これもインストラクターの方が実演しています。
先生達が覚えるにも良いと思います。
どの曲も子どもたちに楽しんで踊ってもらうことが一番です。
幼稚園の運動会でダンスを教えるときの参考にしてみてください。
スポンサードリンク
合せて読みたい記事
運動会のダンス曲選び 幼稚園の現場で注意すること
運動会の種目アイデア集 幼稚園で成功させるために。
保育園の運動会 親子競技5歳児向けと単独競技
運動会に使う旗の作り方 布と紙を使ったバリエーション
運動会のダンス 隊形移動を保育園児が行うためのアイデア
2歳児が運動会で踊りやすいダンス曲 振付動画集
コメント 0