春になると和菓子店で売られる桜餅。
桜餅は道明寺と長命寺がありますが、私が小さいころから馴染みのあるのが長命寺です。
今回は上新粉を使った長命寺のつくり方を紹介します。
桜餅は手軽買えるようになっていますが、手作りで食感も多少は好みに合わせられるので一度手作りしてみるのもよいと思います。
使用する上新粉と白玉粉などの違いについても説明してみたいと思います。
上新粉を使った長命寺桜餅のつくり方
まず、基本的なつくり方から紹介してみたいと思います。
まとめてつくるレシピが多いですが、今回は少量作るレシピです。
◆材料
4人分
水:110㏄
砂糖:大さじ2杯強
さらし餡:約30グラム
上新粉:小さじ2杯
白玉粉:小さじ2杯
薄力粉:大さじ4杯
着色料:赤いものを少々
桜の葉の塩漬け:4枚
◆作り方
作り始める前に桜の葉の塩漬けの塩抜きをしておきます。
水を張った容器に葉を浸し、一時間以上浸けておきます。
水分をふき取れば下準備完了です。
①お鍋に砂糖大さじ2杯、水40㏄、さらし餡すべてを入れて混ぜます。
火にかけならか練ります。
少し柔らかめになったら火を止めます。
②上新粉、白玉粉、薄力粉、水70㏄、残った砂糖、着色料を混ぜる
ボウルなどに入れてよく混ぜます。
③桜も後の皮を焼く
先程混ぜたものをフライパンで焼きます。
4個分なので4回に分けて焼きます。
テフロン加工のフライパンが便利で、縦長に伸ばして蓋をしながら両面を弱火で焼きます。
⑤餡を作る
焼き上がった皮に最初に作った餡を丸めて包みます。
⑥桜の葉を巻く
最後の桜の葉を巻いて出来上がりです。
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よく売られている桜餅はある程度時間がたっても固くならないものが多いですが、
家庭で作った桜餅は時間がたつと硬くなります。
皮は硬くなると食感が悪くなりますから、早めに食べてください。
手作りの良いところはあんこの量を好みに変えられるところです。
ここで使ったさらし餡は生餡を乾燥して粉末にしたもので、使うときには水と砂糖を加えて練って使います。
こしあんや粒餡などが手元にある時には混ぜて練る手間が省けますね。
使う上新粉と白玉粉の分量を変えると皮の食感も多少変えられます。
上新粉と白玉粉について少し触れてみたいと思います。
上新粉と白玉粉はどう違う
ここでも使用した上新粉と白玉粉ですがそれぞれ性質が違います。
◆上新粉
上新粉はうるち米から作られます。
おもに歯ごたえと風味を重視する生菓子に使われます。
使用される和菓子では柏餅、草餅、ういろうなどがおなじみですね。
◆白玉粉
白玉粉はもち米から作られます。
食感は柔らかく、伸びがあります。
有名なのは桜餅、白玉団子、大福など柔らかい印象の和菓子です。
今回の桜餅では上新粉と白玉粉の割合を同じにしていますが、
しっかりした食感にしたいときには上新粉を多めに、
柔らかい伸びのある食感にしたいときには白玉粉を多めにするとよいでしょう。
レシピ通り同量でも適度に柔らかい桜餅になりますから好みで調整してみてください。
出来たてを食べる楽しみを味わえる手作りをしてみてください。
上新粉と白玉粉で食感やあんこの量を加減できるので好みに合わせられます。
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