お雛様の手作りの方法は色々ありますが、
紙粘土を使った作り方は子どもたちにも手軽でおなじみです。
準備の段階で紙粘土を捏ねて中の空気を抜いたりする作業がありますので、
保育園や幼稚園での作業も楽しいものになるでしょう。
最近はこの作業をしなくてもよい粘土も出てきていてより手軽になっていますので、
時間や園児の年齢によって作業を考えることもできます。
今回は基本的な作り方とそれをもとにしたアレンジ方法まで紹介します。
紙粘土を使ったお雛様の作り方
◆材料
・紙粘土
手が汚れにくいもの、軽く仕上がるものなどいろいろ出回っています。
丈夫に作るなら、石粉の粘土なども使いやすいです。
・絵の具
肌色、髪の色、着物の色を用意します。
・サインペン
顔を描く時に使用します。
・折り紙
主に金色を使って冠や扇、杓を作ります。
柄の入ったものや千代紙は応用編で使います。
・ノリ
折り紙を貼るときに使用します。
・オーブン
特に石粉粘土を使用するときには乾燥を早めるときに使用します。
温めておいてその余熱で乾かします。
◆基本形の作り方
①形を作る
粘土をこねて、好みの大きさの丸形にします。
やや卵型にして、下側を安定するように少し平らにします。
多少いびつになっても構いません。
②乾燥させる
十分に乾燥させます。
③小物を作る
杓、扇、冠をお雛様、お内裏様それぞれに作ります。
紙粘土が乾く間に作ります。
④色を付ける
紙粘土が十分い乾いたら、絵の具を使って色を付けます。
まず、肌色で顔の部分を塗ります。
次に着物の部分を塗ります。
最後に髪の毛の部分を塗ります。
明るい色から塗っていくと上に絵の具を塗り重ねてもきれいに仕上がります。
逆にすると暗い色を明るい色を重ねて隠すことが難しいのではみ出ると汚くなります。
⑤顔を描く
絵の具が乾いたら、
黒のサインペンを使用して目と鼻、赤のサインペンで口を描きます。
⑥パーツを貼る
お雛様に金の折り紙から切り出した扇と冠を貼ります。
お内裏様に冠と杓を貼ります。
⑦折り紙の上にのせる
赤系統の折り紙か千代紙の上にのせて出来上がりです。
基本的な作り方はこんな感じです。
では次は完成したものをアレンジしてみます。
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着物を豪華にする
上で出来上がったお雛様とお内裏様の着物をちょっと豪華にしてみます。
まず、紙粘土で着物を付け足します。
◆作り方
①紙粘土を薄く延ばす
紙粘土を丸棒などを使って薄く伸ばします。
作ったお雛様の直径の3倍プラスアルファの長さが必要です。
②長方形に切る
ナイフ形のヘラを使って長方形に切ります。
③お雛様に巻き付ける
長方形の真ん中に先ほど作ったお雛様を置いて、左右から巻きます。
顔の部分を隠さないように注意してください。
杓や扇はつける前にこの作業をするようにします。
④乾かす
粘土が乾くまで待ちます。
⑤色を付ける
乾いたら絵の具で色を付けます。
⑥杓と扇を付ける
絵の具が乾いたら杓と扇を貼ります。
これで完成です。
着物に柄を付ける
上で紙粘土の着物を追加したお雛様とお内裏様に千代紙で柄を加えます。
◆千代紙を貼る
①千代紙を切る
着物の幅と高さに合わせて千代紙を切ります。
②着物の上に貼る
千代紙を先ほど巻いて着色した千代紙の上に貼ります。
スティックタイプのノリが速乾性があって綺麗に仕上がります。
水分があまり多いノリだと紙粘土が再び溶けだしてしまうことがあるので注意が必要です。
紙粘土が乾かないときにはオーブンを熱しておいて、余熱を使って乾かします。
ふたも開けたままで乾かします。
電子レンジは決して使用しないようにしてください。
膨らんで破裂してしまいます。
紙粘土は100均でも種類豊富に売られています。
手芸店ではより丈夫なもの、軽いものなどいろいろ選べます。
紙粘土を使ったお雛様の手作りは年齢問わず楽しめますが、特に年齢の低いお子様にお勧めです。
ひな祭りに向けて楽しんでください。
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