3月3日はひな祭り。
高齢者施設ではお雛様を作って準備するところも多いですね。
利用者の方々はとても器用に作ることが多く、3月の工作としてもお勧めです。
今回は主に身近な材料を使ってかわいらしいお雛様を作ってみます。
100均や手芸店でそろえられるものばかりですから費用もそれほど掛かりません。
ひな祭りに向けて是非準備してみてください。
材料をそろえる
今回使用するのはスチロールボールです。
これを芯にしてお雛様を作ります。
◆材料
・スチロールボール
直径が30㎜の卵型のものを用意します。
丸型よりも形を整えやすいです。
・ちりめん
お雛様用
ベージュ(顔用)
ピンク、白(襟用)
赤系の柄もの(着物用)
黒(髪の毛用)
黄色(扇用)
お内裏様用
ベージュ
若草色(襟用)
青系統の柄物(着物用)
黒
黄色(杓)
背景用
赤の無地か金屏風に見立てた黄色
・金ひも
お雛様の冠を作ります。
・両面テープ
ちりめんの裏に貼ります。
幅の広いものを用意します。
・木工用ボンド
細かい部分の接着に使用します。
・ドールアイ
小さな黒いものを用意します。
黒のビーズで代用しても構いません。
・ボールペン
赤のものを口を描く時に使用します。
サインペンは滲んでしまうことがあるのでお勧めしません。
・パステル
ピンク系のもの頬に使用します。
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お雛様の作り方
では作ってみます。
①顔の地肌を作る
ベージュのちりめんの裏に両面テープを貼ります。
一面に貼ってください。
正面にちりめんの端の角の1つが来るようにして曲面になじませながら貼ります。
正面から側面の半分ちょっとを覆うように貼ったら余分をハサミで切り取ります。
画像のようにします。
②襟を作る
襟の部分はピンクのちりめんを使用します。
目安の寸法は10センチ×2センチ、画像のよう上側を少し折り返して襟もとに切り口が出ないようにします。
ここはボンドを使用して折り返しを作ります。
先程、顔を作ったちりめんのラインに沿って襟らしく貼ります。
木工用ボンドを使用して、右上の襟になるように貼り付けます。
巻き終えたら余分はカットします。
③着物を作る
赤の柄物のちりめんの裏側に両面テープを隙間なく貼ります。
ちりめんの寸法は10センチ×4センチくらいが適当です。
着物のちりめんも切れ端が見えないように上の部分を少し折り返しておきます。
襟を全て隠さないように巻きます。
曲面になじませるようにゆっくりと作業します。
巻き終えたら、下側に三角の切れ込みを入れてちりめんで下側を隙間なく覆います。
④髪の毛を作る
黒のちりめんにの裏側に両面テープを貼って、3センチ×2センチくらいの楕円に切ります。
さらにその楕円を縦に半分にして左右の髪の毛を作ります。
前側が出来あがったら、残ったちりめんに頭の部分をあてがい、半球型を切り抜いて後頭部に貼ります。
下側の部分や曲面のところは着物の下側と同じように切り込みを入れてなじませます。
⑤顔を作る
木工用ボンドで目を付けます。
乾いたら赤のボールペンで口の線を引きます。
次にパステルを綿棒で乗せて頬の色を入れます。
⑥冠と扇を作る
冠は金ひもで3つくらいの小さな輪を作り、根元を木工用ボンドで付けます。
直接頭の部分で輪を作るのではなく、輪が3つ出来て形が整ってから頭に付けます。
扇は黄色のちりめんの裏側に両面テープを貼って二つ折りにしてから切り抜きます。
出来あがったら木工用ボンドで貼ります。
これでお雛様が完成します。
お内裏様も基本的に同じ作業です。
違う点は
・髪の毛に付ける冠
黒のちりめんをふたつおりにして細長い長方形に切り抜きます。
頭の後ろに木工用ボンドで貼ります。
・杓
扇と同じように黄色のちりめんを二つ折りにして細長く切ります。
正面に貼り付けます。
この2点です。
⑦背景を作る
丈夫な厚紙などに背景用のちりめんを貼ります。
赤か黄色を使用します。
そこにお雛様とお内裏様を貼り付けて完成です。
貼り付けなくても、ちりめんの上に置くだけでもよいでしょう。
その際も転がらないように下を両面テープで固定します。
手作りですが、ちりめんの風合いもあって飾っておくにも良いお雛様です。
高齢者施設やデイサービスでの工作の参考にしてみてください。
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