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七夕会の出し物 ダンスの振付の考え方

七夕会で園児がダンスを披露する場合、

振付をどのように教えればよいのか考えてしまう先生も多いのではないでしょうか。

楽しい出し物の一つですから、ぜひ成功させたいものです。

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七夕会のダンスが成功するのは踊っている子供が楽しんで、

見ている親も楽しんだ時です。

年齢が年齢ですから全員がピタッと一糸乱れず、ということは無理でしょう。

今回は七夕会でダンスを披露するときの振付の考え方とお勧めの曲をいくつか紹介しようと思います。

曲は七夕定番の曲ではなく、ちょっと変わった曲を選んでみました。

一味っ違った出し物になると思いますよ。

ダンスの振付のポイント



出し物のダンスを振りつけるというとすごく難しそうなイメージですが、実はそんなに悩むことではありません。

完璧を期待すれば悩みも多くなりますけど、

子どもはリズムに合わせて踊ることが大好きなので、放っておいても自分で楽しんでくれます。

ですから、この意欲をうまく利用することが大切です。

教え方としては

・先生が説明して

・実際に踊って見せて

・子供達が一緒にまねして踊って

・一人で踊れるようになる

というプロセスで覚えてもらいます。

それぞれの段階でスムースに覚えてもらうために大切なことをいくつか抑えておきましょう。

◆園児にダンスを教えるポイント

・先生がうまく説明できる動きにする

言い方を変えると説明しやすい動きです。

実際に自分で踊って見せるので、できない動きは当然だめです。

伝えやすさ、見せやすさが大切です。

・子供ができる振付

オリジナルな動きにこだわるよりも、

簡単な動きの組み合わせ、

リズムに合わせやすい動きの組み合わせ

を心がけます。

・面白い動きを入れる

単純な動きの組み合わせだと飽きてしまう子も出てきます。

直ぐに踊りを覚えてしまう子に限ってこの傾向がみられるようです。

そこで、今流行している動きや流行っている動きなどを一つだけ取り入れます。

そこがアクセントになって覚えやすくなることもあります。

2016年ならピコ太郎でしょうか。

年齢の割に少し難しい動きを入れるのも同じ意味でよい方法です。

・掛け声を入れる

運動会ではこれがあるかないかで盛り上がりが違ってきますが、

七夕ではしっとりとした曲が多いので特に考える必要はないかもしれません。

・挽回できるように動きを構成する

例えば

リズムに乗り遅れてしまった、

次の動きにうまくついていけなかった、

などで遅れてしまう子は必ずいます。

すべてが違う動きの連続だと、遅れを取り戻すタイミングがありません。

リズムがゆっくりな曲を選ぶ

同じ振付を続けるようにする

同じ動きが入ったふりを連続させる(足踏みから、足踏みしながら手を挙げるなど)

このようにすると回りの子供に合わせやすくできます。

特にこの年齢の園児は成長に差があるのが普通です。

早生まれの子との年齢には一切くらいの開きがありますから。


以上のことに気を付けながらダンスの振付を考えます。

運動会の振付について触れているこのブログの記事

運動会のダンス曲選び 幼稚園の現場で注意すること

も参考にしてみてください。

ヒントが見つかるかもしれませんよ。

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七夕に取り入れたい振付の動き



七夕や夜空をテーマにした曲には取り入れると際立つ振り付けをいくつかピックアップします。

◆星

両手を上に挙げて手の平を開いてくるくると回す。

夜空の星をイメージします。

◆天の川

腕を開いて上45度くらいに挙げます。

その状態で上半身を左右に揺らします。

空の大きさを表現する感じですね。

◆回転

上の天の川のように腕を上げてくるくる回ります。

回転はそれほど速くなく、1周か、2周くらいにします。

◆行進

リズムをとりながら足踏みします。

スローな曲ではなく、リズム感のある曲に向いています。

◆揺れ

上半身だけをゆっくりと左右に揺らす感じで動かします。

地上から空を見上げるような場面の時に使います。

手は挙げません。


どれも単純な動きですから、園児も先生も簡単に出来ると思います。

これに今流行っている動きをワンポイントで入れたりします。

短い曲なら無理に入れたりしなくてもよいでしょう。

七夕の出し物にお勧めのダンス曲



では七夕の出し物にお勧めする曲を紹介します。

◆定番の七夕の歌

定番の童謡です。



まず、上に紹介した基本的な動きの組み合わせで振付を考えてみてください。

けっこう踊れる曲になるはずです。

◆満天の星-宇宙の約束



内容はちょっとしっとりして、テンポがゆっくり、歌詞は園児にというよりやや大人向けかもしれません。

織姫と彦星の話を聞いたあとなどは見せられる親御さんの心に染み入るかもしれませんね。

◆ほしのうた



こちらもゆっくりリズムです。

童謡からダンスの曲を選びたくない場合はこの曲もお勧めです。


七夕会の出し物でダンスをやる場合には園児たちの年齢にあった振付をするのが一番です。

でも、あまりに簡単すぎる動きばかりではできる子は飽きてしまうので、

ちょっとハードルを上げたほうが楽しんでやってもらえるかもしれません。

七夕の歌はスローな曲が多かったりするので選曲に迷うかもしれませんが、

振付方の基本は同じですから、

難しく考えずに園児、保護者ともに楽しめるダンスを考えてください。

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