ひな祭りの工作でちょっとマイナーな感があるひしもち。
でも、折り紙で簡単に作れます。
お内裏様やお雛様を作って三人官女や五人囃子を折ったら、菱餅も作ってお供えしましょう。
シンプルな折り方が多く、すぐに出来あがりますがけど、ハサミを使ったりする部分があるので注意して作ります。
それでは早速始めましょう。
平面的なひしもち 3段重ね
大きさに変化を持たせて立体感を見せるひしもちの折り方です。
ポインとは折り紙をずらして重ねて切る部分ですね。
こうすると大きさがうまく大、中、小と揃います。
切った後はそれぞれひしもちの形になるように折ります。
注意するのは折り目に沿って折るのではないので、出来上がるひし形を確認しながら折るようにします。
折り紙の順番は下から
緑、白、ピンク
または
白、緑、ピンク
になります。
実はこの順番にも意味があります。
ちょっとその意味に触れてみましょう。
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ひしもちの色の意味
ひしもちの色は先ほど紹介したように
下から緑、白、ピンクまたは白、緑、ピンク
のように積み重ねます。
その意味は
雪の下には若芽が吹き、雪の上には花が咲く(緑、白、ピンク)
雪の中から若葉萌え、若葉の上に花が咲く(白、緑、ピンク)
と言われています。
また、色自体にも意味があります。
・緑(母子草、よもぎで作られる):魔除け、健康
・白(菱の実):子孫繁栄、長寿、清浄
・ピンク(クチナシ):魔除け
この色の順番が決まったのは江戸時代と言われています。
この頃にひな祭りは現在の形式になります。
では、折り紙のいろにも注意しながら他のひしもちの折り方を見ていきましょう。
座台付きのひしもちの折り方
最初のものに比べると複雑に見えますが、
折り目に沿って折る方法なので、人によってはやりやすいと思います。
最後の方には数枚の折り紙を重ねて折るので少し大変です。
でも、完成させると雰囲気のあるひしもちになります。
本格的な座台のひしもち
次は本格的な座台の折り方をやってみましょう。
立体的で折り紙のお雛様の前に置くと雰囲気が出ます。
黒の折り紙で作る座台が少し難しく感じるかもしれませんけど、動画を止めたりしてゆっくりと折ればできると思います。
上にのせるひしもち自体は一番初めに折ったものに近い折り方なので、最初のものを折っていれば簡単です。
動画ではわかりやすいように大きな折り紙でやっていますが、実際はサイズに合う小さな折り紙で折ります。
完成させて乗せると本当のひしもちを飾っているようにみえます。
時間に余裕があったら屏風も
折り紙で雛飾りを作ってひしもちも作ったら、屏風も作ってみましょう。
お内裏様とお雛様の背景に屏風があると一気に豪華な雰囲気になります。
作り方はいたって簡単、2枚の金色の折り紙を重ねて切るだけ。
幅に合わせて切る作業がありますが、動画の通りにやれば問題ありません。
ひしもちまで作ったら、仕上げに金屏風もそえてみてください。
お雛様、三人官女、五人囃子などの折り方はこのブログの記事
ひな祭り製作 高齢者がつくるのに最適なもの
の後半で紹介していますので参考にしてみてください。
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2017-01-31 05:58
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