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節分のイベント デイサービスで行う時に気を付けること

節分には様々なイベントが行われます。

デイサービスや高齢者施設でも職員の方々が工夫して豆まきやゲームなどで楽しむところも多いでしょう。

利用者のお年寄りの方々に喜んでもらおうとアイデアを出し合うことと思いますが、

イベントで高齢者を楽しませるにはやはりそれなりの気遣いが必要です。

今回はデイサービスでお勧めのイベントと行うときの注意点に触れて見たいと思います。

高齢者の方への気遣い



デイサービスを利用する高齢者のかたは様々ですが、男性も女性も昔はかなり活動的で、

自分のことは自分でやりたいと思っている方が結構多いようです。

多少体が不自由になっても、すべてを人に頼ってやってもらうというのは

少し、物足りないし、なんとなく申しわけないような気持ちを抱きがちになるものです。

施設を利用する方々にもよりますが、本当に節分のイベントを楽しんでもらうには

・高齢者の方にも製作、準備に参加してもらう
・準備や係を当日に手伝ってもらって一緒にイベントを作る

ようにしてもらうとよいと思います。

当日は楽しむ側に回ってもらうとしても準備の段階で参加してもらうようにすると、高齢者の方々のマイナスの気持ちも無くなるでしょう。

つい見落としがちですが、この気持ちを考えることで、デイサービスで高齢者も気兼ねなく心から節分を楽しめると思います。

もちろん、それぞれの方ができる範囲内で手伝ってもらうようにします。

では、節分にどんなイベントが喜んでもらえるか紹介してみます。

節分にデイサービスでお勧めのイベント



最近はデイサービスでも本物の豆を使った豆まきをしたりすることが少なくなっているようです。

理由は

掃除が大変
豆を食べてしまうと誤嚥の可能性がある
全員が豆をつかめるとは限らない

ということらしいのですが、利用者の安全性を考えると仕方ないのかもしれませんね。

今回選ぶイベントはその点も考慮しています。

◆節分玉入れ競争

運動会の玉入れと節分の豆まきを合わせたものです。

・やり方

職員の方が鬼に扮して頭の上に玉入れのかごを持ちます。

玉(新聞紙を丸めたもの、お手玉など)をかごめがけて投げ入れます。

予め、2チームか3チームに分けて入った玉の数を競うと面白いですね。

掛け声は当然「鬼は外、福は内」ですよね。

・準備するもの

鬼の衣装
鬼のお面
かご
豆に見たてた玉

・準備の分担

職員の方:かごと鬼の衣装の準備、材料の準備

利用者の方:鬼のお面づくり、玉作り

鬼のお面の作り方はこのブログの記事

鬼のお面の製作 紙皿を使った方法

でも紹介していますので参考にしてみてください。

そのほかダウンロードサイトから塗り絵をダウンロードして仕上げることもできます。

玉は新聞紙を丸めて色を塗って、上からセロテープで補強したり、市販の軟式テニスのボールに色を付けても良いでしょう。

道具や衣装や衣装の準備に参加することで高齢者の方々もより楽しんでくれると思います。

手伝ってもらった後は「○○さん、ありがとう」「○○さん、本当に助かります」など感謝の言葉を忘れないようにしてくださいね。

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◆鬼の顔の的当てゲーム

ボールを充てる的を鬼の顔にします。

・やり方

壁、またはホワイトボードに鬼のお面を貼ります。

顔の色を変えて複数貼るとよいでしょう。

大きさも変えて、小さいものほど高得点にします。

また、大きさは同じでも色によって点数を変えてもよいと思います。

・準備するもの

鬼のお面(大きさ違い、色違いを複数)
カラーボール
ホワイトボードなど倒れにくいもの

・準備の分担

職員の方:カラ―ボール、ホワイトボードなど

利用者の方:鬼のお面の製作(塗り絵、色画用紙、紙皿を使ったりしたもの)

職員の方も高齢者の方と一緒に的のお面づくりに参加してもよいでしょう。

個人戦でも面白いですけれども、チーム分けして競っても楽しめると思います。

◆鬼の訪問

デイサービスの場合はある程度動ける方が主体ですが高齢者施設によってはベットに寝たきりの方もいらっしゃいます。

そんな方も節分のイベントを体験させてあげるためのものです。

・やり方

鬼の格好をした職員の方々が利用者の部屋を練あるってまわります。

利用者の方は準備しておいた玉を鬼に向かって投げつけます。

・準備するもの

鬼の衣装
鬼のお面


・準備の分担

施設の方:鬼の衣装とお面

利用者の方:玉


鬼に扮する施設の方はその衣装をそろえます。

利用者の方は特に手が不自由でなかったら新聞紙を丸めて玉を複数作っておきます。

鬼のお面を作ったり塗ったりするのを手伝ってもらってもよいでしょう。

準備で玉を作るときにも「○○さん、お上手ですね」「○○さん、私よりもずっと慣れていますね」など声かけも忘れずにしましょう。

節分のイベントを心から楽しんでもらうためにはこうした一言がきっかけになることが多いのです。


色々な方が利用するデイサービスですが、一方的に何かしてもらうという印象を受けると心からは楽しめないというのが本音の方もいます。

今年は利用者と一緒に節分を準備から楽しむ工夫をしてみてはいかがでしょうか。

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