鬼の壁面飾りは節分の定番ともいえます。
幼稚園や保育園、病院や小児科の待合室などでばを和ませていますね。
今回は鬼をメインにした壁面飾りのアイデアを紹介します。
どちらかというと保育園や幼稚園で作るのに向いているやり方です。
もちろん、家庭やデイサービスなどの施設でも応用して楽しんでもらえます。
では早速作り方です。
壁面飾りの基本的な作り方の順序
このブログでも季節ごとの壁面飾りをいくつか紹介しましたが、作り方はほとんど同じです。
基本的な手順をおさらいすると
①まず、背景を作る。
幼稚園、保育園ならすべて先生や保育士の方が作るのか園児と共同で作るのかを決めておきます。
②貼り付けるものを作る。
先生がやってしまう場合は、折り紙、切り紙、イラスト、切り絵の貼り付けなどいろいろな方法が思いつきます。
園児が参加する場合は、貼るものの輪郭を切り抜いたり、塗り絵にしたりして園児に顔や模様を描いてもらいます。
③背景に完成したものを貼り付ける
これがすべてに共通するやり方ですね。
節分の壁面飾りで思いつくのは鬼、おたふく、豆まき、ヒイラギなどです。
今回は鬼をメインにした3つのパターンを紹介します。
それぞれ、材料や作り方も説明していきます。
王道の鬼の顔を貼り付けた節分の壁面飾り
まずはこのイラスト画像を見てください。
これは完成したイラストを使っていますが、園児たちに鬼の顔を描いてもらうとそれぞれ個性が出て面白い壁面飾りができます。
今回は鬼の顔を園児たちが描くという方法で進めていきます。
◆材料
・色画用紙:背景色と枠の部分の2色
・フレーム:壁に直接貼らずにフレームに背景を作る場合のみ使用
・ダウンロードしたイラスト:背景に貼り付ける節分らしいものを用意します。
・色画用紙:鬼の顔を作るためのものです。2色から3色用意します。
・サインペン、クレヨン、色鉛筆
・折り紙:一部切り絵方式にする場合のみ使用
・ノリ:基本的に先生が背景に出来上がったものを張り付けるのに使用
◆作り方
園児によって顔の書き方に個性が出ますから、だれが描いた鬼か一目瞭然でお母さん方に見てもらうにも良いものが出来上がります。
①背景の色画用紙にイラストを貼り付けます。
画像では豆の入ったマスです。
②フレームになる色画用紙を切り抜いて貼り付けます。
処理に失敗して一部切れていますが、本当はそこも茶色になっています。
③鬼の顔を赤と青の色画用紙で切り抜きます。
このときに角と髪の毛も切って貼り付けておきます。
④園児たちに鬼の顔を思い思いに描いてもらいます。
⑤出来上がった鬼の顔を保育士の方、または園児たちに貼り付けてもらいます。
⑥ノリが乾いたら完成です。
貼るときには速乾性のスティックタイプのノリが綺麗に貼れてお勧めです。
統一されたイラストの顔ではなくて園児たちの手書きの顔は見ていても心なごみます。
次の壁面飾りは少し準備が大変になります。
鬼の友達の壁面飾り
これは先ほどの応用編です。
顔だけではなくて鬼の全身をつくって背景に貼り付けます。
まずは画像を見てください。
やり方としては園児の人数分の鬼を用意しなければなりませんから少し大変です。
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◆材料
先ほどの壁面飾りと同じです。
◆作り方
①まず背景の色画用紙とフレームを貼り付けます。
②イラストを背景に貼り付けます。
今回は、豆の入ったマスと中央におたふくを貼り付けてあります。
③園児の人数分の鬼を用意します。
切り抜くのが少し大変ですけれど、体は色画用紙を2枚重ねて切ると時間が節約できます。
あまり重ねると手足の細い部分がズレて大変です。
④鬼の体にパンツと髪の毛、角を付けます。
⑤園児たちに顔をそれぞれ描いてもらいます。
⑥出来上がった鬼を貼り付けます。
貼るときに手と手がうまくつながるように貼ると良いですね。
この構図の壁面飾りも見た時に温かい気持ちになれますよ。
人数がお多ければ多いほど、引き立つ節分の飾りです。
鬼のパンツの節分壁面飾り
最後は少しひねった感じの壁面飾りです。
鬼ではなく、鬼のパンツの壁面飾り。
画像を見てもらうとわかる通り、おかあさんが鬼のパンツを干している絵です。
パンツは園児の数だけ作って、目標とか、願い事を書く感じにします。
ちょうど七夕の短冊と同じ感じにします。
◆用意するもの
・背景用の色画用紙、またはダウンロード素材
・イラスト数点:お母さん、鬼のお面など
・パンツ用の黄色い色画用紙
・物干し用の色画用紙
・ノリ
・サインペン
◆作り方
①まず、背景用の色画用紙を用意します。
またはダウンロードした背景画を加工して画用紙に貼り付けます。
②色画用紙か折紙を切り抜いて、物干しの支柱を切り抜いて貼り付けます。
③物干し竿か、紐をサインペンで書き込みます。
④お母さんのイラストを物干しの横に貼り付けます。
⑤パンツを人数分、黄色い色画用紙で切り抜いて模様を描いておきます。
あまり濃いトラジマ模様にせずにサインペンで願いことを描いても目立つ濃さにします。
⑥園児にパンツに願い事を書いてもらいます。
⑦物干しや紐の近くにパンツを張り付けて完成です。
パンツは必ずしも物干しや紐に通っているように貼る必要はありません。
風で舞っていたり、飛ばされたりしている方が躍動感が出ます。
鬼に比べてパンツはスペースが空きやすいので、鬼のお面のイラストなどで隙間を埋めてもよいでしょう。
画像では下の方を埋めています。
最近では壁面飾りを販売していることもありますが、
幼稚園や保育園ではできる限り園児と保育士の方の共同作業で作った方が父兄の方が見た時の印象も違ってきます。
自分の子供が描いたものがあるほうが注目しますし、見ていてうれしくなるものです。
鬼は節分の定番ですが、園児たちの個性を生かした楽しい壁面飾りを作る参考にしてください。
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2016-12-10 19:30
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