幼児のおもちゃは単純なものが多いのですが、それぞれ目的があって奥が深いものです。
手作りするのが簡単なのがフェルト素材。
あまり時間もかけずに、幼児が日常の事を自然に覚えるおもちゃが出来上がります。
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手作りするれば、子供の好みに合ったものが出来ますからより一層楽しく遊べますし、親の分も一緒に作れます。
今回はフェルトを使って簡単にできる手作りおもちゃを3つ紹介します。
遊ぶことでいろいろ覚えてくれるはずですよ。
フェルト素材のお魚釣りゲーム
まず、この画像を見てください。
出典:http://blog.goo.ne.jp/kokoheart-1127-0906/e/46ada1f2345bb46b5b22c1f4721a07be
釣り竿と海の魚たちのセットです。
先ずは材料から
◆材料
・フェルト各色
・刺しゅう糸(縫い付ける場合)
・手芸用ボンドまたは木工用ボンド
・クリップ
・磁石(小さくて丸いもの)
・太めの毛糸あるいは細めのリボン
・カラーテープ
・割り箸
・ボール球(小さくて柔らかいもの)
クリップに磁石を近づけて釣りあげる遊びですが、クリップの代わりにくるみボタンを魚の口の部分に縫い付けても同じように釣りあげられます。
◆作り方
・釣り竿を作る
①割り箸を割って棘になるようなものが無いか確認します。
②根元から先端に向かってカラーテープ、または細い紐を巻いていきます。
③先端5ミリ位を残して巻き終えます。接着は手芸用のボンドで行います。
④残しておいた部分に毛糸かリボンを結びつけます。
⑤リボンの先端に手芸用のボンドで磁石を接着します。
⑥割りばしの先端に柔らかい丸いボールを刺してボンドで固定します。
ボンドが乾いたら完成です。
割り箸は木製のもの寄りは良くコンビニでもらえる竹製のものの方が丈夫です。
もし、毛糸と磁石が手芸用のボンドで固定できないときには多目的ボンドを使用してみてください。
100均などで手に入ります。
・魚を作る
魚はそれぞれの形に切って中に綿を入れて端を縫ってから目や顔のパーツをフェルトで切って貼り付けるのですが、
共通する作業が磁石に付けるクリップを固定する作業です。
このおもちゃの手作りのキモです。
縫って魚を作る場合
中に綿を入れて回りを閉じて作る場合はクリップを表裏のフェルトで挟んで一緒に縫いつけます。
最後に糸を留める部分を避けてしっかりと縫い込みます。
コツは半分くらい縫った時にクリップが縫い込まれている内側の部分に綿を詰めておくことです。
こうすると後から綿をつめてもクリップが押し出されたり、その部分だけ綿が詰っていないと言う失敗が無くなります。
縫って魚を作る場合は、金属のボタンを口の部分に縫い付けておいてから綿を入れて仕上げる方法もあります。
フェルトを貼り付けて作る場合
フェルトを貼り付けて魚を作る場合は縫う作業が要らなくなって簡単にできます。
表裏のフェルト生地の間にクリップを挟んで手芸用ボンドで接着するだけです。
平面的になりますが、こちらの方法はとても簡単です。
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◆お魚釣りゲームの目的
お魚釣りゲームは竿に結びつけられた糸の先の磁石で魚を釣るので、バランス感覚とての力加減の調整が必要になります。
やってみると結構繊細で難しかったりします。
釣りあげるスピードを競っても良いでしょうし、釣ると減点されるアイテムも混ぜると面白いです。
初めてこのゲームを手作りする時には難しいですが、応用として、魚の重さを磁石でギリギリ持ち上げられるくらいの重さにすると磁石で持ち上げるのがより難しくなります。
デリケートに力を調節しないと上手くいきません。
魚の中に釣り用の小さなおもりを少しずつ入れて調節してみてください。
ステップアップしたらチャレンジしてみてください。
ボタンのお魚つなぎゲーム
出典:https://nanapi.com/ja/53563
単純なゲームですが、洋服の着替えの練習にもってこいのゲームです。
◆材料
・フェルト各色
・ボタン各色
・カッターナイフ
・手芸用ボンド
◆作り方
①フェルト各色を魚の形に切ります。
②目の位置にボタンを縫いつけます。
③後ろのひれの位置にボタンのサイズに合わせた切れ込みを入れます。
④切れ込みの端を避けないように縫います。
⑤ヒレのパーツをフェルトで切りだしてボンドで貼り付けます。
魚の大きさは練習させたいボタンの大きさに合わせて作ってみてください。
材料は100均や手芸店で簡単に手に入ります。
色やボタンの色を揃えて楽しんでください。
◆お魚つなぎゲームの目的
服を着るときのボタンの掛け方や外し方を自然に覚えてしまいます。
これが出来るようになると自分から進んで服を着るようになります。
指先の訓練にもなります。
この手作りはとても簡単なので是非やってみてください。
電車つなぎゲーム
お魚つなぎの次に楽しんで貰いたいおもちゃです。
出典:http://mamari.jp/13823
◆材料
・フェルト各色
・小さめのハサミ
・刺しゅう糸
・スナップボタン
・手芸用ボンド
・カッターナイフ
◆作り方
先頭車両と最後尾はそれぞれパーツを一つ省くだけなので中間の車両の作り方で説明します。
①各パーツを画像のように切りだします。車体のパーツは2枚作ります。
②ボタンを縫いつけるパーツは完成時の長さの2倍にして折り返して回りを縫います。
③スナップボタンをはずして、前後の2重にしたパーツに縫いつけます。前側に凹んだもの、後ろに凸パーツを縫いつけます。
④車体の大きいパーツの下側に車輪が半分見えるようにボンドで付けます
⑤ボタンを付けたパーツを前後にボンドで仮に付けます。
⑥車体のもう一枚を軽くボンドで固定して、回りを縫います。
⑦窓、ドア、数字のパーツをボンドで貼り付けて完成です。
スナップボタンが多少硬かったりすると、フェルトがすぐに弱ってしまいますから、ボタンを縫いつける部分は2重にしています。
取り外しに引っ張ったり、力が加わるので回りは縫いつけておきましょう。
◆電車つなぎゲームの目的
スナップボタンの練習と一緒に数字や順番などを覚える練習になります。
普通の数字の他に漢字を使って番号を付けても良いかもしれません。
作る方は難易度が増しますが。
数は10両くらいまでが適当です。
幼児のおもちゃを手作りすると子供の好みに合わせて作れますし、お母さんにとっても楽しみが増えます。
フェルトは安全で加工しやすいので簡単におもちゃを作れる素材です。
基本的な作り方を知っていればいろいろと工夫して楽しめますよ。
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2016-09-06 11:21
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