ハロウィン飾りの作り方を色々と紹介してきましたが、
今回は切り紙で作ってみたいと思います。
飾りと言っても、切り紙の場合は切り終わって広げるところが一番楽しいのです。
完成したものを色紙に貼ったり壁に貼ったりしてその時の感動を残しておくのも良いでしょう。
初めに切り紙をする時に折り紙をどのように折って行うのかを紹介します。
切り紙の基本的な折り方
絵を描いてハサミを入れる前に折り紙を折る作業をします。
その基本的な折り方をお見せします。
この折り方では描きこんだ絵が3つになります。
①まず、折り紙を裏返して、画像のように折ります。
②出来上がった三角形をさらに半分に折ります。
③さいしょの三角形に戻したら、矢印と矢印の部分を合わせます。
④こんな感じになります。そして、さらに下に折り返します。
⑤画像のようになったら、元に戻します。
⑥次に矢印の位置と矢印の位置を合わせます。丁度オレンジの線のところで折ります。
⑦今出来た折り目の端、矢印の部分を結んだ線で折ります。
⑧反対も同じように折ります。
水色に塗った部分に絵を描きます。
三角形を折った状態から目分量で⑥のように折ってしまう事も出来ますが、
正確に作るための方法をマスターしておいてください。
いくつも作っているうちにだいたいの目安で作れるようになると思います。
では絵の書き方に移ります。
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折り紙に絵を描く
出来上がった折り紙に絵を描くのですが、
描こうとするものの半分の絵を描くようにします。
今回はハロウィンの切り絵なので
ジャックオーランタン
コウモリ
の2種類を描きます。
先ず、下の画像を見てください。
私が折った折り紙に鉛筆で絵を描きました。
左側にジャックオーランタン、右側に小さなコウモリです。
それぞれ作ろうとする姿の半分になっているのがわかると思います。
折ってある折り紙は裏側なので失敗したら消しゴムで消してやり直しても完成した時には汚なくなりません。
何回も消したり書いたりすると折り紙自体を傷つけるので3回くらいまでで描き終えましょう。
ではこれをハサミで切っていきましょう。
ハサミの使い方と切り方
今回の切り紙はジャックオーランタンとコウモリなのでそれほど複雑に入り組んでいる訳ではありません。
でも、ハサミの基本的な使い方を知らないと怪我をしてしまいますから次の事に注意してください。
幼稚園や保育園で園児たちに切り紙を教える時にも注意してあげてくださいね。
◆ハサミの性質
・刃先が一番切れ味が鋭く、元が鈍い
・切る際に、刃先はコントロールしにくく、元はコントロールしやすい
・薄く繊細なものを切るには先の方が適している。
・厚く、力が必要な場合は元のほうで切った方が怪我をしにくい
大きさにもよりますが、ハサミも刃物なので性質は一緒です。
◆切り紙に適した使い方
上にあげた性質から考えると
切り紙に適したハサミの部分は
刃の根元を使って切る
と良いでしょう。
理由はお分かりのように、ある程度の厚みのある折り紙を切らなければならないし、
コントロールしやすいことが怪我を防ぐことに繋がっているからです。
先端部分は余程小さなハサミで先を使う頻度が高い複雑なもの以外は使いません。
切り紙では使わない方が無難です。
◆切り方
・ハサミだけではなく、折り紙の方も動かして切る
・目の部分は中心で折って半円にしてからハサミで切る
こうすると切りづらいところも上手く切れるでしょう。
出来上がったものがこちらです。
ジャックオーランタンが3つ、コウモリが3つ、ハロウィンらしい雰囲気で切り紙ができあがりました。
広げた時は結構、感動ものですよ。
幼稚園、保育園で使用するハサミは一般的なものですから、
上の切り方に注意して使えば怪我無く、切り紙を楽しめると思います。
ハロウィンの時期には色々な工作を作ると思いますが、
切り紙は作業と広げた時の形のギャップが楽しめるアイテムです。
注意点を守って是非楽しんでください。
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2016-08-23 17:42
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