お月見には保育園や幼稚園で折り紙などの工作をして過ごすと思いますが、
折り紙で折るものはウサギが多いと思います。
定番なのですが、お月見で忘れていけないのが、たぬきです。
昔話でも十五夜とたぬきは縁が深く、子供たちにはお馴染みかもしれませんね。
タヌキはウサギに比べて折り紙の難易度が高いのですけれども、ゆっくりとみんなで折れば作れます。
今回はたぬきの折り方とそれを使った楽しみ方を紹介します。
みんなで折ったたぬきの折り紙をあらかじめ作ってある背景に貼り付けて記念になるものにしようと言うものです。
ではたぬきの折り方から行きましょう。
折り紙でたぬきを折る折り方
まず、二通りの折り方の動画を見てみます。
◆たぬきの顔の折り方
この動画はたぬきの顔を折る折り方です。
折り紙はあまり大きなものよりも小さめのものを使った方がよいでしょう。
ハードルは少し低めなので誰でも折れると思います。
◆たぬきの全身の折り方
動画の折り方が少し早いので時々、止めながら折ってみてください。
このたぬきは私も折ってみましたが、ゆっくりならば幼稚園児や保育園くらいの年齢でも折れると思います。
鼻と目はサインペンで描きくわえるので、それぞれ出来上がりに個性がでますよ。
作例は目の光を修正液で描いています。
そして、お月見につきもののススキも折り紙で折ってみます。
◆ススキの折り方
使用した折り紙はたぬきを折った折り紙よりも一回り小さな折り紙を使用しています。
あらかじめ切ってある折り紙を渡して、折ってもらう方がよいでしょう。
たぬきとススキはこんな感じになりました。
ユーモラスなたぬきは折るだけでも楽しいですが、これを背景に貼りつけて飾りましょう。
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たぬきの折り紙を貼り付ける背景作り
折り紙で作ったタヌキを貼り付ける背景はもちろん夜空に満月が浮かんでいる風景です。
そこに月見団子とススキがあればより雰囲気が出ますね。
でもこれは園児たちが作っていると時間がかかってしまうので、先生たちがあらかじめ作っておきましょう。
ダウンロードサイトからも無料で使用できますが、手作りで作ってあげるのがお勧めです。
◆用意する材料
・色紙またはＡ４くらいの厚紙
・紺色の色画用紙(台紙の大きさに合わせる)
・黄色、深緑、薄茶色、白の色画用紙、または折り紙
・糊
・縁取りに使う千代紙のようなもの
◆背景の作り方
①先ず、大きさを決める
園児の人数によって大きさを決めます。
少ない人数で大きな背景だと、貼り付けるたぬきが少なすぎて寂しい雰囲気になります。
たぬきがたくさんで賑やかな雰囲気になるように台紙の大きさを選んでください。
②台紙に紺色の色画用紙を貼り付ける
折り紙でも良いですが、たくさん貼り付ける必要があります。
サイズに合わせた色画用紙などなら一回で済みます。
③月を貼り付ける
適当な大きさに切った黄色の折り紙や色画用紙を使って月を切り抜きます。
④地面、お団子を貼り付ける
地面は緑色の折り紙や、色画用紙で野原の雰囲気を出します。
お団子は適当な位置に貼ります。
⑤最後に縁取りを作ります。
千代紙や背景と違う色で縁取りを作ります。
幅は一センチくらいで大丈夫でしょう。
ここに折り紙で折ったたぬきを貼り付けます。
たぬきを貼り付ける
この背景に折り紙で折ったたぬきを貼り付けますが、あまり偏らないように貼りましょう。
ポイントは月とお供えをあまり隠さないようにすることです。
ここの上にたぬきを貼ってしまうと、お月見の工作と言う事が分かりにくくなってしまいます。
結果隠れてしまったら、それはご愛嬌です。
完成イメージとしてはこんな感じです。
イラストを用いていますが、それぞれたぬきのところが折り紙になります。
ススキは端の方に先に貼っておいた方がよいでしょう。
後からだと貼るスペースが無くなってしまう可能性があります。
ウサギとともに十五夜の夜にお馴染みのたぬきを折ってたのしんでください。
ウサギの折り紙と一緒にはりつけても面白いかもしれませんね。
お月見の折り紙は何種類かありますが、ユーモラスなたぬきも是非参加させてあげてください。
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2016-08-04 17:09
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