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中1の読書感想文の書き方 コツを押さえた二つの方法

中学1年生になってはじめての夏休み、一つの難関が読書感想文です。

書き方が分からないし、簡単に書けるコツみたいなものは無いものか、とみんな考えます。

塾で教えていたときの生徒さんもそうでしたけれど、難しく考えすぎるようですね。

実は読書感想文を簡単に書くコツは存在します。

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これを知っているか知らないかで苦労が多くなったり少なかったりします。

今回は中学一年生からの読書感想文を書くコツを2通り紹介します。

ひとつは簡単に手っ取り早く書く方法、もう一つは高評価を狙う方法です。

では、始めましょう。

本を選ぶ時のコツ



読書感想文で特に課題図書が決まっていないときには、本選びから始めなければなりません。

実はこの本選びが一番大切なポイントになります。

中学生になるとテーマも少しずつ深いものになりますし、本はたくさんありすぎてどれを選んでよいのか分からない、と言う人が多いです。

ここで適当に選ぶと後で大変。

それは、読書感想文を書きやすい本と書きにくい本があるからです。

◆読書感想文に向いている本

読書感想文が書きやすい本とは、自分が共感しやすい内容のものです。

例をあげると

・伝記
・友情について
・家族
・人生について
・ノンフィクション

など、中学1年生でも今まで経験してきたことと重なる部分があることが重要です。

伝記には主人公の生涯や功績、そこに至るまでの苦労などが書かれています。

友情については普段の友達づきあいで経験しているか、想像がつきやすい内容です。

家族も同じで、過程によって差はありますが、必ず重なる部分があります。

人生については中学生は3年後に卒業して進学するので最初の人生の岐路に立つことになります。

これらの事について考えたり、共感したり、あるいは反論したりできる本を選ぶことが読書感想文を簡単にしてくれます。

◆読書感想文に向かない本

中学生が書く事を想定した場合、書きにくい本の例としては

・小説
・詩
・ファンタジー

が挙げられます。

一概には言えないのですが、現実とあまりにかけ離れた状況や世界は自分の生き方や経験と比較することが難しのです。

また、共感もしにくくなります。

小説やファンタジーでも自分が共感できる部分が多く含まれていたり、

主人公に自分を重ね合わせたりできれば、読書感想文を書きやすいと思います。

こう言うと、本選びに迷ってしまいそうですが、内容を確認して選ぶ方法があります。

◆本の内容を確認する方法

自分の選ぼうとする本がどんな本なのかを確認するには

ネットのレビューを見るのが一番早くて確実です。

特にお勧めなのがアマゾンのレビューです。

購入者が多く、読んだ感想や内容がおおよそ把握できます。

それで読書感想文が書きやすいのかどうかが分かります。

レビューを読んでいくと、必ず一人くらいはあらすじや感想を詳しく書いてくれています。

もし、どんな本が中学生に向いているのか分からないときは

アマゾンの検索窓に「中学生 読書感想文 本」

と入れると、書きやすいものがリストアップされますからその中から選ぶのも一つの方法です。


どんなテーマで読書感想文を書こうか最初から決められれば、そのジャンルを検索できます。

でも、それも決まらないようなら、実際にこの方法でリストアップされたもののレビューを見て決めた方が早いです。

読書感想文の基本構成



ここで読む前に読書感想文をまとめる時の基本構成を頭に入れておきます。

こんな風に書くんだなぁ、と言うイメージを頭に入れておくと読み方も変わってきます。

何となくでいいので覚えておいてください。

詳しくはこのブログの記事 

読書感想文の書き方 中学校の場合はこうする

読書感想文が書きやすい本 中3「生きる」がテーマ

で詳しく説明していますので後で参照してください。

では早速読み始めて行く時のコツを紹介します。

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読書感想文を手っ取り早く仕上げたい時のコツ



とにかく、夏休みの宿題を早く終えて遊びたい、

遊び過ぎて時間が無くなった、

と言う場合行う方法です。

でもこれはあまりお勧めではありません。

とりあえず、読書感想文を終わらせることはできるけど、良いものが書ける可能性は低いです。

◆本の読み方を工夫する

・本のあらすじを読む
・次に解説を読む
・本のポイントとテーマを掴む
・それに該当する箇所をじっくりと読む

これを行う事で本の内容全てを読む必要が無くなります。


でも課題図書が決まっている時には避けましょう。

皆が同じような事を書いてしまう可能性があります。

自分で選んだ本なら特に問題ないでしょう。

ただ、誰もが注目する部分なので、個性は出しづらくなります。

もし、時間がない、とにかく早く終わらせたい場合はこの方法で読んでください。

自分の個性を出したい時のコツ



もし、読書感想文に時間をかけられる、

高い評価をもらいたい、個性を出したい

と言う場合はこんな風に読んでください。

◆メモ書き読書

・ノートを一冊用意する
・読み進めながら、印象に残った言葉、行動などをページと共に書きとめる。
・一冊読み終えるまでそれを続ける

後でノートを読み返した時に、不思議と自分の書きたい事、共感した事、しなかったことなど、その本に対しての自分だけの感想が集まっています。

後は整理するだけ。

上手くやるコツは、あらかじめレビューなどを読んで先入観を持たない事。

自分の気持ちに正直にやるのが個性的で面白い読書感想文を書くコツです。

◆視点を変えて読む

どういう事かというと

物語や多くの本には主人公が存在します。

その主人公の視点で話が進むのですが、脇役の視点で話を読み進めてみます。

少し難しいですが、同じ話でも違った見え方をする筈です。

例えば、有名なアルプスの少女ハイジは主人公ハイジの視点で話が進みますが、

全てのシーンでクララの視点ではこの事をどう思うのか

と考えてみます。

他の登場人物に目を向ける事でより個性的になります。


こうして、本を読み終わったらいよいよ読書感想文を書き始めましょう。

読書感想文の進め方



書き方も踏まえて読書感想文の進め方を簡単に説明します。

書き方の詳細は

読書感想文が書きやすい本 中3「生きる」がテーマ

で紹介していますが、おさらいしておきましょう。


◆書き出し

・先ず、自分の感想を述べる。

どう思ったのか、どう考えたのかを先に述べます。

◆あらすじ説明

・簡単に本の紹介をします。

テーマ、主人公が○○する話、位にとどめ、2行くらいですませます。

課題図書が決まっている場合は不要です。

◆自分の体験との比較

・考え方、その時自分ならこうすると言うようなこと

書き出しでそう考えた理由を具体的に論理的に説明します。

本選びが上手くいっていればここは簡単にクリアー出来ます。

◆まとめ

・自分の今後の行動への影響、決意

大げさに書きましたが、具体的にこの本を読んでこれからはこうしたい、或いはこんな風に(人に)なりたい、という今後の自分について書きます。


読書感想文の書き方は基本的に自由なのですが、このように進めて行くとまとめやすく、時間も余りかかりません。


読書感想文は選んだ本の読み方を変える事で手っ取り早く仕上げたり

個性的なものに仕上げたりすることが出来ます。

中学1年生の夏休みは宿題でいろいろ忙しいと思いますが、この記事でコツを掴んで取り組んでみてください。

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