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猫の抜け毛は手袋でとるのが一番! 効率の良いお掃除

猫の抜け毛は一年中あります。

特に家の中で飼っているといつも気になるのがあちこちに落ちています。

こんなに抜けて大丈夫なの?と言うくらいに抜けますね。

でもゴム手袋を使うと抜け毛の後始末は簡単にできてしまいます。

他の方法もありますが、特にファブリックに落ちた毛にはゴム手袋がとても便利です。

今回は猫の抜け毛とその後始末についてのお話です。

猫の毛が抜ける時期はいつごろか?



猫は一年中毛が抜けます。

でも、体の毛の量が最も変化するのは1年に2回、

春と秋の2回です。

この時期は換毛期と呼ばれて来るべき、夏と冬の準備に入ります。

◆春の換毛期

夏の準備をするこの時期には防寒の役割をしていた長めの毛が抜けて、夏向きの短めの毛が多く生えるようになります。

それと、全体的にスッキリとして痩せたような印象になります。

これは夏向きに体毛の密度が低くなったためです。

一年に一番毛が抜けるのもこの時期ですよ。

◆秋の換毛期

冬に備えて、だんだんと体毛の密度が濃くなってきます。

太ったかも?と思う事もありますが、寒さに備えて体脂肪を蓄えるのもこの時期からなので全体にふっくらとしてくると思います。

春先ほどの抜け毛でかもしれませんが、それでも毎日掃除をしないとすぐに目立ってきますよ。


でも、最近の室内外のネコは明確な換毛期が見られなくなってきています。

一年中エアコンで温度がある程度一定に保たれていると、季節の変化による準備が必要なくなるからです。

一定の室温で飼われている猫の場合は一年中、体毛が抜け換る場合は人間がブラッシングをするなどして毛の手入れを手伝う必要があります。

◆ストレスによる抜け毛

何やら人間みたいですが、猫は非常に神経質でデリケートなのでストレスを感じやすい動物です。

この場合、抜け毛に関する物は発情期のストレス。

猫は発情期に交尾できないとホルモンバランスを崩して抜け毛がひどくなるります。

根本的には去勢手術、避妊手術をする事しかありません。

猫が発情期に入った場合の行動で

メスは体をいつもより擦りつける、転げまわる、お尻を持ち上げる

などをします。

オスは基本的に発情期は無く、メスの振り撒くフェロモンに反応して発情するだけです。

近所にメス猫がいたりするとオスは反応してしまうのです。

発情期が原因と思われる抜け毛が目立つようなら、病院に連れて行ってください。

治療にはホルモン注射を行ってバランスを整えるのですが、その時だけの治療になってしまうようです。


猫の抜け毛は仕方ないとしても、掃除は事の他大変です。

行動範囲は全て毛が落ちているのですからね。

猫の毛は人にとって有害?



よく、猫の毛が肺に入ると言う話を聞きますが、口に入ることはあっても肺にまで達することはまずあり得ないでしょう。

もし、害があるとすると人と動物の共通の感染症ですね。

獣医さんが気をつけるように警告するのは

・トキソプラズマ症:妊娠中の女性が感染すると胎児に影響する
・皮膚糸状菌症:子供に感染しやすく、首や手首にかゆみや湿疹がでる
・Q熱:長期間の疲労感に悩ませられる場合がある。

などです。

これらは猫のトイレを掃除したらよく手を洗うことでかなり防ぐことが出来ます。

その他に日常で気をつけなければいけないのは

・猫に口移しや人と同じ食器で食べ物を与えないこと。
・猫と口づけなどの過剰な接触をしないこと。
・猫に触った後と、飲食の前には手を洗うこと。
です。

猫に限らず、動物の口の中の在来菌は結構多く、猫に噛まれた知り合いは医者に行って抗生物質をもらって感染症を防いだ経験があります。

それに猫はトイレの後、お尻をなめてきれいにする習性があります。

その舌で全身の手入れをするので、触れた後で食事する時は手洗いが必要になる訳です。

ですから、猫の毛が落ちているのを放置するのは衛生的にもあまりすすめられません。

猫の抜け毛を掃除する方法はいくつかあります。

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猫の抜け毛の掃除の方法



抜け毛を掃除する方法は特別な事をする訳ではないのですが、どの方法も一長一短があります。

◆猫の抜け毛を掃除する方法

①掃除機をかける

長所

フローリングでは効率よく、時間もかからない。

カーペットやファブリックもまずまずきれいになる。

短所

絨毯やファブリックは完全に抜け毛をとることは難しい。

排気で毛が舞う事がある

②コロコロ粘着テープ

長所

毛をかなりきれいにとることが出来る。

面が複雑な場所にも使える。

使う時に楽で静か

短所

掃除できる面積が少ない

テープの消耗が激しい

フローリングやツルツルな表面には使えない

③ゴム手袋

長所

毛が舞わずに団子になって取れる

手軽、繰り返し使える

静かで猫が怖がらない

短所

広い面積にな向かない

フローリングではまるで使えない


それぞれ特徴があるので床や場所に分けて使い分けるのが効率的です。

おすすめの使い分けは

フローリングや広い面積:掃除機
ファブリックや絨毯:ゴム手袋でとった後に掃除機
コロコロ:フローリング以外の掃除機、ゴム手袋で掃除した後など

です。

普通の掃除でもすべての場所を同じもので掃除するのは効率が悪かったり埃を残してしまいがちです。

猫の抜け毛の場合も同様に効率よく適材適所を意識して使い分けます。

ゴム手袋は使い方がよくわからない方もいると思うので、最後に使い方の説明です。

ゴム手袋で抜け毛をとるには



ゴム手袋の使い方の動画があるので、まず、これを見てください。



やり方は繊維の目に沿って撫でるだけ。

コツは一定方法に軽く撫でるようにすることです。

毛が、他の埃と一緒にまるまってくる筈です。

空気中に舞わないし、簡単でしょう。

摩擦熱で熱さを感じる程に強くやると手袋がすぐに破れてしまいます。

ゴム手袋はエンボス加工がしてあるもが毛がよく取れますが、100均で売っている物でも十分な効果があります。

選ぶ時は薄手のものではなく、破れにくいように厚手物がよいと思います。


抜け毛を放置するとダニが湧いたりして猫にも不快な思いをさせてしまうかもしれません。

猫に限らず、ペットの抜け毛対策にゴム手袋は有効ですからぜひ活用してください。

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